未来拓く、みうらひらくです。
このところ当ブログでは、マイノリティー(少数派)だのマジョリティー(多数派)だの論じておりますが。
一般的にマイノリティーと分類されるような一面を持っている人は、実は決して少なくないと思うわけなのです。
性格、考え方、身体的特徴…その他全くもって平均的で、これといった問題もなく、多数派の平均値の化身的人物であったとしても。
たばこを吸うという事実だけで、喫煙者か非喫煙者かで言えば…マイノリティになるということ。
こうしたケースは、どんな分野においても起こり得ます。
給料のほとんどを風俗に費やすけど…それ以外はとても優秀な人とか。
ハゲ散らかしていることを除けば、超普通の人とか。
ギャンブル無しでは生きていけないけど、とても良い人とか。
イレズミ入れているってだけで、実は超真面目な公務員だとかな。
ある一面だけ切り取って、その他の部分まで完全否定してしまう風潮は、ある程度しょうがないというか…現実としてそうなるのは事実だね。
理解はしていますが、好きではありません。
一面的な情報はあくまでも判断材料の一つで…多くの場合は、結論を出すのが早過ぎるんじゃないのってこと。
こんなことを言うと、身も蓋もないけど。
偏見や差別が全く存在しない世の中なんて、成立しないと思っています。
概念としては理想かもしれないけど、嘘くさくて気持ち悪い。
有史以来、そんな時代はどこの国にも一度たりともなかった。
これからも”絶対に”ないでしょう。
人間が人間である以上はね。
だからと言って、そうした差別や偏見の類と戦うことを諦めては…それもまた、人間であることを放棄することに繋がりかねません。
文句があれば、言えば良いってことです。
以前も書いたけど…読みすぎた空気なんて、もはや空気じゃなくて二酸化炭素メインの毒ガス!!
言いたいことを言わない風潮や、沈黙は金って言葉の意味を拡大解釈し過ぎた結果が…文句を言えない人たちの増加です。
昨日もこんな報道を目にしました。
本当に言えないレベルで怖かったのかもしれませんが…。
率直な感想としては言えない、言わないってのはどうかと思う。
俺なんて大学生の頃、ナメくさった態度のバイト先の店長ぶっ飛ば…おっと、誰か来たようだ。
言える環境作りを進めるのは当然、必要なこと。
だからと言って…結局のところ一歩を踏み出すかどうかを決定するのは自分自身だってこと。
これはやはり、そうあるべきだというのが私の考え方です。
どんなに困難な選択であっても、自分自身の責任において判断する。
だって人間そうしないとさ、絶対言い訳しちゃうもん。
◯◯のせいで!!
◯◯が言ってたから!!
◯◯を信じたばっかりに!!
何でも良いけど…ダサいよそれ。
ポロシャツの襟立てよりダサい。
人間…趣味嗜好や考え方、性癖、習慣、思い込みなどで、知らず識らずのうちに自分自身で自発的マイノリティーへの道を選択してしまっているもの。
俺はマジョリティーだぜ!!って信じている人ほど危険だったりして。
みずからマイノリティーへの道を選び取る勇気があるわけですから、文句の一つ二つ、言ってやりゃ良いんですよ!!
世の中、言われなきゃわからんアホばっかですからね…俺を筆頭に。
あ、よく考えたらハゲは自発的マイノリティーじゃないか…。
本日はこんなところで。
また明日!!