最も応援していた方の結果は残念だった衆議院議員選挙。落選経験者は語る…結果は新たなスタートに過ぎぬ!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

衆議院議員選挙が終わりましたね。

岡山県では同時期に県知事選挙もありましたが…正直なところ、県知事選は今回は今まで以上に盛り上がりに欠けた印象でした。

衆議院議員選挙の投票率は全体では53.85%。

これは戦後3番目に低い数字とのことでしたが…岡山県ではさらに低く、50.24%(戦後2番目に低い数字)でした。同日投開票だった岡山県知事選の県全体の投票率は50.47%で、前回2020年の知事選より16.79ポイントも上がり、50%を超えるのは1996年以来、実に7回ぶりとのことでしたが…そのまま関心が高かったと言える結果ではないと確信しています。衆議院議員選挙が同日に行われていなければ、もっと格段に低い数値になっただろうなというのが肌で感じた率直な印象です。

投票しないことは権利の放棄。

たとえば白票であっても、投じた以上は選挙に行かないよりはマシという考え方自体は…う〜ん、まぁそうね…と納得できるところもないわけではありませんが…白票をはじめとした無効票に関しては、私は下記のような考え方に賛同します。

少しでもマシな候補を選ぶのが選挙ですから。

100点の候補者など、誰にとっても恐らくいないでしょう…選択肢の中から選ばざるを得ないわけです。もちろん、選ぶに値しない選択肢しかない、選べないから行かないという自由はありますが…権利の上に眠るものは保護に値せずという言葉もありますし、末端かもしれませんが政治の現場の最前線に携わらせていただいている身としても、しっかりと考えていただきたいとは願うところです。

マシな選択肢がないなと感じたら、自分自身が出馬する選択肢も当然にあって良いと思います。当然ながら、自分自身が選ばれるか否かはまた全く別の話ですけどね…。

私自身、コイツが最もマシだなと思って選んでいただけるような選択肢となるべく努めてきたことは当然の話です。もちろん今後もそうした際に選んでいただけるような活動を重ねていくつもりです。

津山市議会議員選挙とは全く異なるスケールの選挙である衆議院議員選挙に関してに話を戻します。私は完全に無所属無党派というか超党派的に活動させていただいていることもあり、友人知人と呼べる議員、しっかりと活動されていて、この人はリスペクトできるなと感じている方々とは党派会派の垣根を越えて、たくさんのご縁を頂戴しています。そのため今回の選挙でも個人的に応援している面々は日本中にいて、地方議員仲間から国政に挑んでいる方もいたし、その所属も多様…そして結果も悲喜交々でした。

応援している人たち全員に当選していただきたい、その方が日本のためになると思うからこそ、そう願っていました。しかしそうもいかないのが現実。

あえて選ぶとすれば…あえてどこの誰とは書きませんが…最も当選していただきたかったと言える人が二人いました。お二人とも選挙の時点では国会議員どころか議員でもない方でしたが、是非とも国会に立っていただきたい、国会議員になっていただきたいと心から思える人だからこそ、勝ち上がっていただきたいと願いました。

結果としては残念ながら…お二人とも選挙区では敗れ、そのうちのお一人は比例復活されたものの、もうお一人はそれも叶いませんでした。それぞれ応援に入ることなどさせていただいたわけではなく、勝手に応援させていただいていただけですが…悔しく思う気持ちもやっぱり抱いてしまいます。

マシ、ではなく…絶対にこの人に勝ち上がっていただきたいと思える人だから。

過去形にはしません…必ずまた捲土重来してくださると信じているからで、その際にはもし望んでいただけるのであれば応援にも入らせていただきたいとも願っています。自分自身も選挙に敗れた経験があるから言うわけではないつもりですが、敗北はそれを受け止めてしっかりと糧にすることができれば、勝利以上にその人を強くし、成長させることに繋がるものだと確信しています。

候補者の皆さまをはじめ…衆議院議員選挙に携わられた全ての皆さま、本当にお疲れ様でした。

ただ、有権者である私たちを含めた全ての人にとって、選挙結果はゴールではなくスタートであるはず。

その当たり前を当たり前に積み重ねていける方々を応援したいですし、していきます。そしてフィールドは異なれど同じように、私自身も負けることなく、当選直後の気持ちを忘れることなく今後も研鑽し続け、その知見を津山市政の改善・市民生活の満足度向上に繋げていけるように…働かせていただきます。

アイキャッチ画像は久々に散髪したワイ。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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