未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は久しぶりに…議会の公式行事がありました。
会派代表者会議を経ての、定例全員協議会です。
議員側も2名が欠席、23名参加でしたので、今日は全員参加ではありませんでしたが、5月の臨時会や6月定例会の日程などについても言及があったところです。
会の流れとして、まずは年度はじめの人事異動に伴って、異動で出ていかれた方、新たに着任された方の順で議会事務局職員の皆さまの挨拶がありました。6年議員を務めさせていただいている中で初めてじゃないかな…笑いも溢れる和やかな流れで進み、その後に続いた異動があった部長級・次長級の執行部の皆さまからのご挨拶も含め、とても良い空気だったように感じました。
以前は正直、年度はじめの忙しいタイミングにわざわざこうしたセレモニーをする意味があるのかしら…と考えたこともありましたが、少なくとも今後の1年間は議場の内外でやり取りをさせていただく間柄となるわけであり、皆さまの顔を直接拝見しながら一言を伺う機会は、やはり大事な時間で貴重な機会であり、あった方が良いなとも感じました。

その後は、会派ツヤマノチカラの控室に会派メンバーの3人が揃って、5月臨時会に向けての会派内での意見調整などをたっぷり時間も使って行いました。ある意味では今日のメインの予定と考えていた大切な会合で、実際には14時には終了したのですが、個人的には15時くらいまでは時間を見て予定を組んでいました。久しぶりに膝を突き合わせての腹を割った話ができたことは、とても良かったと思っていますし…何より、この3人で会派を組めていることは有難いことだなと、改めて確認ができました。
このところ何度か当ブログでも書いてきていますが…津山市議会では5月の臨時会において、議長・副議長をはじめ、所属委員会などあらゆる役職が交代することになります。
それぞれを全議員の合議により決定していくわけですが、これがまた大変。
それぞれに思いがあるわけで、25人の議員全員の希望が叶うことなどまず有り得ないのが実際のところです。できる限り多くの皆が納得のいく形での着地点を探るわけですが、臨時会がそれなりに紛糾することは今まで3度の経験上、よくわかっていることではあります。会派メンバーそれぞれが所属を希望する委員会なども、場合によっては調整が必要かなと思っていたのですが…比較的スムーズに割り振りが決まりました。あとは他の会派の皆さまの希望が出揃った後での調整になります。
5月臨時会における議会関係者の最大のテーマは議長ポストかもしれません。

ただ、それが市民の皆さまも同じかと言えば、決してそうではないはず。
意見交換させていただく中で感じていることとして…そして議員にならせていただく以前、一市民として議会を見ていた際から変わらない実感として…ハッキリ言って、多くの市民の皆さまは、誰が議長であろうと関係ないと思っておられると感じています。
言い方を変えると…誰が議長になっても良いから、議会は、議員はしっかり仕事をしてくれ。
そういう風に思われている方が少なくないのではないでしょうか。少なくとも、私の周囲では多くの方がそのように言われているのです。
もちろん、議長は議事整理権を有し、議場において誰よりも高い場所から議事が滞りなく進むように差配していく特別な役職であり、あらゆる場面に議会の顔として参加されることになる極めて重要なポストです。出席せざるを得ない会合なども多く、実際に大変忙しいと聞き及んでいますし、議長職を務めたことがあったり、現在進行形で務めている他の自治体の議員仲間からも同じように聞いています。だからこそ、津山市議会を含めたあらゆる自治体議会において、議長は一般議員よりも議員報酬が高いのです。

ただそれらはやっぱり、議会内部の事情です。
2年前のブログエントリーでは臨時会のことを、住民不在の議会タイムと表現していました。
議員にならせていただいたばかりの際の臨時会では、私はたった一人で、他の27名の同僚議員とはフロアさえ異なる別室に一人でいるように指示され、全くの蚊帳の外にいました。
希望したことは全て却下されました。
当時の違和感を忘れることなく…何のための、誰のための議会であるのか、その根本を忘れることなく、議会で取り組んでいるあらゆることが、公益のため、市民利益向上のため、住民福祉向上のため、津山市をより良くしていくことに繋げられるのだと、そう胸を張って市民の皆さまに説明できるような時間にしていかなければならないと思っています。

本日はこんなところで。また明日!