遅刻しちゃったけど、またまた大手新聞社に取材していただいた話。人それぞれと言いつつ啓発活動に取り組む理由。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は市役所とひらくマサポーターズ事務所を忙しなく出たり入ったりする一日になりました。色々と予定外の飛び込み重要事項がありまして…本日のメインイベント的な時間と捉えていた事務所での取材に遅れてしまい、わざわざ大阪から足を運んできてくださった某有名新聞社さんの記者の方をお待たせすることになり、大変に申し訳なかったところです。

よくあることですと何度も言われていたのが、議員の話なのか、一般論としての話なのかは怖くて質問できませんでしたが…言うまでもなく、約束の時間に遅れるのはマズいことなので平謝り。

もちろん…ちゃんと謝りましたぞ!

ただ、本当に聞き上手で感じの良い記者さんでしたので…仮にこの画像を見ても、笑い飛ばしてくださるのではないかと思います。初対面とは思えないほど話が弾み、2時間ほど予定していた取材の時間はあっという間に終了してしまいました。例によって、何時間であろうと話せる”口がひらく君”っぷりを発揮してしまいましたので…余計な話も多分に含まれていることが確実で、喋り過ぎたかなと反省しているところもありますが…どこをどう拾い上げて記事化してくださるのか、とても楽しみでもあります。

アイキャッチ画像を見ていただくまでもなく、想像がつく方も多いとは思いますが…残念ながら別に津山市議会議員としての活動の話を取材いただいたわけではなく、先日も誕生日に関連記事を書かせていただいたばかりの、インフルエンザ脳症により5歳で亡くなり、臓器提供した愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)の父親として、2010年の改正臓器移植法施行から15年を迎えるにあたって、ドナー家族の立場での話を聞かせてほしいということで頂戴した機会でした。

人の命に関わる、そして本当は誰もが自分ごととして考えなくてはならない…いつ誰がどんな形で当事者として直面することになるかわからない大切な社会課題だからこそ、様々な形で何度も繰り返し、発信し続けていかねばならないと思っています。

基本的にはどんなメディアであろうと取材を受け続ける理由も、議会の予定と被りさえしなければ講演等の話を断ることがないのも、本気で状況改善しようと考えているからに他なりません。一人でも多くの方に伝わるように努めることで、もしかしたら何人もの方の命が助かることになるかもしれないし…私たち家族のように、耐えがたい別れに直面せざるを得なくなった際に、何かの助けになる方もいるかもしれないのです。チャンスの神様には前髪しかないなんて言うわけで…非常に有難い、貴重な機会を逃すわけにはいかないのです。

先日のエントリーでも書いたように、私はそれでも、臓器提供が正解だとか正義だとか押し付けるつもりは一切ないのです。

パパ、人それぞれだからね。

くーちゃんが本当によく言ってくれていたこの言葉の重みと、それをどのように受け止めているのかを今日も何度もお話させていただきました。記事に反映していただけたら嬉しいですが…正しい知識をもとに、しっかりと考えて出された結論なら、まるっきり逆の結論であろうとも…どんな決断も、きっと正解であるはずです。そして、正しい知識をもとに考えてくださる方が増えれば、状況が好転することを私は確信しています。

このブログエントリー、そして恐らくは近い将来にまた紹介できるであろう新聞記事も含め…読んでくださったあなた自身と大切な誰かが、命について話す時間を持ってくださったら、臓器提供について話し合ってくださったら、それだけで…私たち家族は少しだけ報われ、救われるのです。今でも我が家の太陽であり続けてくれている世界一可愛い、世界一優しい娘も、きっとそれを喜んでくれると、そう確信しています。もう一回、本日のアイキャッチ画像を見ていただけたら…あなたにも、きっとそうだろうなと信じていただけるとも思います。

いつも誰よりもパパを応援してくれる子ですから。

くーちゃんの父親として、私人としても公人としても、これからもくーちゃんと一緒に頑張っていきます!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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