得票状況が語る変えたい気持ち。参議院議員選挙、津山のリアルをグラフで可視化。チームみらいへの期待も!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、昨日の参議院議員選挙の総括エントリーに対しても色々とご意見を頂戴しているところではあります。

参院選総括。投票率上昇は素晴らしかったが分断が煽られた選挙戦を経て…目指すべきは対話を忘れない政治!

2025-07-20

今日は空き時間に少しだけ、選挙結果の検証と分析を行ってみました。まずは推していた山田太郎さんが、6年前と比べると全国的には大きく得票数を減らしてしまったにもかかわらず…津山市では僅かですが上乗せがあったことを嬉しく思っています。

応援されていた皆さまの中にも、まさにそうだと思える発信をしておられる方がおられましたが…私も山田太郎さんの調整力・政策実行力に期待をし、また6年間、応援と監視を続けていこうと思っています。そして、きっと同じように私自身に期待して投票してくださった皆さまの思いに応えるために…残り1年10ヶ月を切っている津山市議会議員の任期を、しっかりと務めていかねばと思いを新たにしているところです。

本日のアイキャッチ画像は、今回の選挙結果をもとに、津山市での比例代表の各政党ごとの得票割合を円グラフにまとめたものです。

今回の津山市の投票率は52.71%(前回+8.34%)でした。

岡山県全体の投票率が54.18%、全国では58.51%と発表されていることを踏まえると少し淋しい気もしますが、間違いなく市民の関心が高まった結果が数字にも表れてきていると感じています。ちなみに、昨年10月の衆議院議員選挙の投票率は津山市49.33%、岡山県50.23%、全国53.85%でしたから、衆院選と比べても明らかに政治に興味を持ってアクションに移した方が増えたと言えると思っています。

改めて以下に、今回の参議院議員選挙での得票数をもとに作成した津山市の状況を示す円グラフ(アイキャッチ画像と同じもの)、そして岡山県、全国についての同趣旨の円グラフを貼り付けておきます。

数字のソースは岡山県選挙管理委員会NHKのサイトです。もちろん私は評論家ではないですし…ハッキリ言ってそんなことをしている時間もないので、特段に感想を綴ることもいたしませんが…津山市と県や国との傾向の違いを参考に、何かしら考えていただくのも面白い、かもしれません。

これは比例代表、つまり2枚目の投票用紙に書いた政党名や個人名が反映された数字です。

あなたが投じた一票の結果はいかに?

傾向を探るための比較対象として作ってみたので、上でも触れた昨年10月末に投開票された衆議院議員選挙での、津山市の状況を振り返ってみましょう。

今回の参議院議員選挙と比べると、そもそも選択肢そのものが少なかったことがわかります。

衆議院議員選挙での比例代表は全国比例ではなく、ブロック制なので…津山市が含まれる中国ブロックでは、上記の9つの政党以外の選択肢はなかったのです。例えば当時も存在していた日本保守党では11あるブロックの内の6つにしか候補者を立てませんでしたし、NHK党は候補者を擁立していません。

ただ、今回の参院選では、比例の選択肢が15に増えたわけです。

そして皆さまがすでにご存知の通り…ザックリ言えば、歴史の長い既存政党が得票を減らし、比較的新しい政党(政治団体)が躍進したと言える結果になったわけです。中でも全国的に顕著な傾向が見られたのは、参政党と国民民主党の大躍進で、それは津山市においても明らかでした。

昨年10月には、わずか2.5%だった参政党の得票割合は13.3%に!

国民民主党も1%ですが得票割合を増やしています。昨日も書いたようにこれは、投票に出かけた住民の多くの「何かを変えたい」という強い意思表示に他ならないと思っています。

投票というアクションに結びつくほどに変化を求める方々が、明らかに増えてきたわけです。

これは無視できない事実です。そして政治に携わり、投票率向上や興味関心を持っていただくための取り組みを行い続けてきている身としては有難いことであると同時にチャンスでもあると捉えていますが、リスクも孕んでいると思っているのです。

しっかりと成果、結果を出していかないと…潮が引くように熱が冷めていくことにもなりかねません。

選挙というプロセスを経て公職に就かせていただいているすべての者は、国政であれ都道府県政であれ、市区町村政せあれ…その責任の重さをしっかりと理解した上で、職務に向き合っていかねばならないという当たり前の話を…大きな変化が結果として、そして数字としても現れた参議院議員選挙の結果を自分ごととして消化する中で、再認識しているところです。

最後に一言だけ、感想めいたことを書いておくと…何人かの市民の方からも、選挙戦の中でお話がありましたが、チームみらいの安野たかひろさんにはメチャクチャ期待しています。昨年のマニフェスト大賞でグランプリを獲得されたその取り組みや、都知事選挙の際の戦いっぷりなど、以前から注目しまくっていた方です。「チームみらいが訴えていることって、ツヤマノチカラで言っていることと被る点が多くない?」と指摘してくれた市民の方がおられましたが…まさにその通り。

「津山市議会にお前一人が入って何ができる!何も変わらん!」と言われまくっていた過去の自分なども重なり、注目せざるを得ません。自分のように口と行動、やる気と元気くらいしか取り柄がない者と異なり…圧倒的な知識と経験、実績を一つの分野において…しかも今まさに必要で今後も超重要な分野において、ズバ抜けた知見やネットワークを持っておられる方が、国会議員として日本の中枢で活動してくださることには、期待しかありません。

楽しみにしつつ、自分も頑張ります!

本日はこんなところで。また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。