未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
すでに2度ほど書きましたが、今回参加させていただきましたJIAM(全国市町村国際文化研修所)主催の1年生議員に向けた研修では多くの新たな友人、同志、仲間と知り合うことができました。
20代から70代まで…非常に幅広い世代が参加して行われたこの企画。
参加した議員の世代の違いや考え方の違いなど当然のことながら、各自選出された自治体の規模や事情の違いなども合わせて、多様性あふれる面々と政治について議論することができました。それでいて全員が1年生議員であるという共通点があり、言わば政治の世界で同期となるメンバーなのです。
政治家は真面目な人ばかり。聖人君子のように皆マジメ過ぎるので、朝から晩まで勉強漬けの3日間でした。
…んなわきゃない。
政治家だけじゃありません。教師であろうと聖職者であろうと…人間は人間です。
当然、職責というものはあります。期待されるものはそれぞれ異なりますが…様々な意味で全ての人は職業以前に生身の人間であり、一個人であるという事実を、私は忘れてはならないと思っております。
その研修も昨日昼には終わりました。選挙の際のクセ(?)が習慣化しており…ついつい皆と別れ際などに握手してしまいそうになったのは内緒ですが…きっと同様の戦いを勝ち抜いてあの場におられた多くの面々も同じ気持ちだったハズ!
実はちょっとした手違いがあり、帰りの出発が非常に遅くなりました。研修所からスーツケースを引いて汗だくになりながら歩き、京都駅まで淋しく一人旅かなと思っていたのですが…120人の中の2人とまさかの運命的再会を果たした現場を切り取った1枚が、今回のアイキャッチ画像です。
正直、真ん中に写っている小値賀町議会議員の近藤隆二郎さんとは写真を撮る直前に唐崎駅のホームで初めてお話したのですが…素敵な見た目の通り、話してみると良い意味で議員っぽくない雰囲気を漂わせるナイスミドル!
大阪大学大学院出身の工学博士、元大学教授だそうです。議員8名の小値賀町議会の話を詳しく聞かせていただきたかったですし、またお会いしたいと考えております。
そして右側のお方。甲府市議会議員の川崎靖さんについて語る前にこのひらくマでも見てください。似過ぎやろ。
この人ヅラかぶってるんじゃないのかと思ったくらいに見事なヘアースタイルと豊富な毛量が羨ましい川崎さんとは偶然にもディスカッションの時間帯に同じ班でした。私の名刺の裏におりますひらくマを褒めていただきましたが…「まぁ俺は俺自身がキャラクターだからね!」という誰もが頷かざるを得ないセリフを聞いてやられた感満載でした。
津山市ではキャラ立ちで負ける気がしない私ですが…全国にはこんな男がいたのかと完敗を認め、その夜には乾杯しました。
全国制覇ってのはまだまだ遠い夢…鍛練が足りないことがよくわかった研修でした。
BARのマスターをしながら、ミュージシャンとしても活躍中で…しかも今知ったけど、1回落選してんじゃん(川崎さん晒してスミマセン)!
ちょっと某氏と共通点が多過ぎるんですが…。
その他にも、私のカメラでは皆で写真を撮り損ねたので…アップできる写真がありませんが、多くの方々と親睦を深めました。
って言うか、奇跡的な出会いがあったんだった!
BARのマスター話とも繋がってきますが…まぁ、当ブログでも何度も触れておりますように私はかつて日本一の歓楽街、新宿歌舞伎町で働いておりました。ちょうど1年前にも書いてるな。
その歌舞伎町時代。めっちゃ良く行ってたお店があり…そこの店の子もよくウチの店に来てくれていたのです。
何と、その店のボスとお互いに市議会議員として再会!
あり得ない再会に驚きました。
彼とも乾杯したことは言うまでもありません。お互い同時期に政治の道に進み、しかも再会するとは…15年くらい前の話ですが、それ以来ですからね。面白いものです。
政務活動費で研修に行って酒飲むとは何事だって人います?
先手を打っておきますと、私は別に良いと思っております…完全オフタイムになってからの話ですので。しかも当然ながら、自腹ですからね。
公金で飲み食いしてたら、そりゃ大問題!
政務活動費の適正使用についても講義を受けた後にそんなことしちゃ笑い物です。
研修の2日目、びわ湖大花火大会でした。動画チェックすべし!
約10,000発の花火は、地元大津市から参加している議員の方々も太鼓判を押す必見の美しさだということで…研修に参加していた議員の多くが花火を観に出かけました。
後日近くで見たことがある人に聞いたところ…”マジオススメ”とのこと。
大津市議会の皆さんが研修所から10分ほど歩いた場所にある神社へと案内してくださり、メイン会場からはかなり離れているものの、ジモティ集う琵琶湖畔の穴場鑑賞スポットへ。
「花火を見に行ったとバレたら怒られる」なんて言っておられる方もおいででしたが、私個人としては怒る奴は怒らせておけば良いと考えております。
何をやっても文句を言う連中はいます。
胸を張って”やましくない”と言い切れるのであれば、何の問題もありません。
花火大会あるあるですが…ラストは本当にメチャクチャ綺麗でしたが、約1時間の花火大会のウチ最初の20分程度は正直あまり盛り上がらず…その間に帰ってしまった議員も少なくなかったようでした。
やはり何事にも我慢は必要。まぁ最後だけ観に来て満足って人もいるかもしれませんけど。
平日木曜日の開催です。
花火大会目白押しの東京で飲食店経営に携わっていた者として…私は非常に好ましいことだと考えます。この時期はもちろんですが、基本的に土日は放っておいてもお客さんはそれなりに来るものです。
地域活性、地元にお金を落とすという観点から考えれば…週末に開催するという選択肢は微妙よね…って話を、歌舞伎町コンビでしたところです。
花火大会に限った話ではありませんし、別にイベントごとに限ったアプローチではないのですが…目的が何であるかを考えて、誰のために行っているのかを考える。
本当に望ましい姿にしていくために…今あるもの、すでに確立されてしまっていると思えるようなものも、一度フラットにしてみて、本来あるべき姿をもう一度考え直してみるのも悪くないのではないか?
そんなことを思いました。
本日はこんなところで。また明日!