未来拓く、みうらひらくです。
昨日のエントリーで書いたように、社会を良い方向に変えていくための最も効果的な施策は、ズバリ規制緩和です。
しかし…いわゆる既得権益にまみれた”しがらみ”でがんじがらめの政治家には、それは絶対に実現できません!!
「じゃあ、結局無理じゃん!?」
ところがそうでもない…”はず”なのです!!
そう、僕たちには選挙がある!!
政治家を選ぶ選挙で投票するのは、他でもない私たち自身。
つまり理論上…私たち自身の手によって、少なくとも候補者の中でその任に適していると選ばれた人間…それが政治家です。
ところがいくら選挙の際に信託を受け、期待されたとしても…放っておけば権力は腐敗するものです。
人間、長い間モチベーションを保ち続けるのは簡単ではないからです。
だからこそ数年に一度、見直す機会として定期的に選挙が行われます。
場合によっては数年も待つことなく…信を問う方法も用意されているのです。
よく知られているように日本国内の選挙は、総じて投票率が高いとは言えないのが現状。
下がり続けている投票率は、政治への無関心や諦め、怒りといった様々なネガティブな感情の高まりを如実に表しているといえるでしょう。
政治家の不祥事、政治とカネの問題、政界と財界の癒着…。
例示すればキリがありませんが…最も大きな要因は、多くの政治家が”既得権益しがらみまみれ”ってこと。
ここで仮に、既得権益受益者層≒いわゆる富裕層としてみましょう。
お金持ち=既得権益の受益者というのは乱暴に過ぎますが、受益者層が現時点でお金持ちであることはほぼ間違いないでしょうから。
無論、金持ち=悪などと言うつもりはないぜ!!
以下参考画像
野村総合研究所NEWS RELEASE
2014年11月18日分より引用
既得権益受益者層の意思が圧倒的に反映され続けている現状の政治。
それは裏を返せば、上図におけるマス層の意思が反映されていないことを意味します。
つまりマス層が選挙に行っていない…投票率が低いのは、実はマス層が動いていないからだと考えられるのです。
ただ、圧倒的な世帯数を占めるその意思は…多数決で意思決定を図る民主主義において、大きな可能性を秘めていることは明らか。
まとまられては困るからこそ、政治家たちはあえて…マス層が政治に興味を持つことがないよう(しかもそれは既得権益を守ることに他なりません!!)規制緩和を進めることに抵抗するのです。
そう、他ならぬ選挙への規制緩和に対して。
今夏の参院選(プラスαが取り沙汰されていますが…)から選挙権年齢は18歳以上に引き下げられます。
ちなみに年齢の算定を行うのは投票日の時点です。
これがまた少しややこしい。
おそらく一般人の感覚としては、それなら投票日当日が18歳の誕生日の人までが選挙権を得るのだろう…と考えることでしょう。
違うんだな…コレが。
投票日の翌日が誕生日ならOKなのです。
これは少なくとも私の感覚では不自然に感じますが…現行の法律に照らし合わせるとこういうこと。
このように、一般常識と法律との乖離というものは(私の感覚では)確実に存在します!!
規制緩和は道理に合わないという人もいるのは当然。
人により道理が異なるわけですからね。
だからこそ、選択肢を増やすこと…少数意見の受け皿を設けることも必要なのです!!
そのためには被選挙権年齢の引き下げを含めた、選挙に対する更なる規制緩和を進めるしか方法はないと考えます。
くっ…ガッツ文字数が足りぬ!!
このネタ、もう1日だけ引っ張らせてください。
また明日!!