未来拓く、みうらひらくです。
塗り絵が嫌いだ。
↓本日のアイキャッチ画像引用元はコチラ↓
Google先生に”色弱”って何?って聞いたらトップに出てきたブログ。
良い記事でした。
で、まずはカミングアウト!!
私、色覚異常者でございます。
今やこうしてネタにできるレベル。
20人に1人レベル…日常生活で不便を感じることは少ないし、少なくとも私にとっては大した問題じゃないと思っています。
…でも、母親にとっては。
…それはそれは大したことだったようです。
何しろ、父親にもなかなか話せなかったらしい。
2003年度以降は廃止されたらしいですが、小学校時の検査で発覚。
確かに当時はショックを受けました。
万能人を目指していた当時の私にとっては、検査であれ…友人たちが淀みなく答えられる数字を答えられないことが、悔しく情けなく思われました。
努力してみたところで、見えるようになるものではないと知った時の言い表せない無力感。
…って、トラウマやんけ!!
今でこそ図太いとか何とか言われますけども…大変にデリケートな子どもでしたからね!!
異論は認めませんYO!!
一般的に幼い子どもは大人よりデリケートなものでしょう。
そんな多感な幼い頃に衝撃的事実を受け止め、それでも精一杯やんちゃな日々を送っていた小学校時代。
しかし、そんな僕を悲劇が襲ったのだ…。
ザワワワワ…。
まず、コレを見てください。
以前書いたことがあるのですが、私は絵を描くのが非常に得意でした。
当ブログ、たまに子どもの落書き的アイキャッチ画像が登場することがあるでしょう?
あれを38歳のオッさんが書いていると思うと笑えませんが…小学生が書いたと思えば許せる、まぁ上手な方だろうと…思って欲しい。
間違いなく、今よりも小学生の頃の方が上手だった”はず”です。
そんな当時、夏休みに奈良に出掛けました。
奈良といえば東大寺の大仏。
…以外にも色々とあるでしょうが、とにかく私は夏休みの宿題の一つを片付けるため、大仏に会うべく東大寺に行ったのです。
しかし何故か周囲を取り囲む内の一体、毘沙門天の木像に魅せられ、スケッチして、それを画用紙に書き直し…色を塗った。
そう、色を塗ったのです。
しかし、その絵はなかなかの出来で…友人や先生からの評価も高く、展覧会チックなものに出品するとかしないとかって話になったのです。
正直者の私は…実際の仏像はこんな色彩ではなく、迫力を出すために色を付けたという事実を話しました。
先生には怒った積もりはなかったのかもしれません。
ただ塗ったこと自体ではなく、むしろ色の使い方に関し…繊細な子どもの心が折れるには十分な言葉をいただいたことにより…色を使って絵を描くことが少しの間、嫌いになった記憶があります。
ま、そのおかげ(?)で一時期は水墨画に傾倒しました。
雪舟は岡山県出身ですしね。
モノクロの世界の魅力に触れられた経験は、今に生きていると思います。
写生大会などでは友人に「何でその色でそこを塗るの?」といった類の質問をぶつけられることが多く…正直、そうした質問をされることがイヤでした。
「俺は天才だから凡人と同じ色は使わないんだYO!!」
…などと言っていましたが、陰で笑われているのではないだろうか…と考えることもありました(被害妄想)。
塗り絵は好きなように塗って良い。
絵も好きなように描けば良い。
くたばれ、ってのはそーゆーこと。
続きはまた明日!!