やめぃ!婚姻・離婚届の押印廃止より先にやること山盛りじゃね?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

金曜日…土日は基本的に行政組織はお休みとなるところが多いこともあって、今日のうちに片付けておかねばならない件が幾つもあったこともあり、なかなかハードな1日でした。

市役所に行ったのは昼前でしたが…午前も午後もオンラインでのやり取りも継続しつつ、リアルの対面やり取りを重ねていくマルチタスクを間違いなく進めるために集中力が必要でした。

今日はかなり寝不足だったので少々厳しい1日となりました。

ま、そんな日もある…仕方がありません。今夜は色々と書きたいことがあったけど長くなりそうなテーマが多いので明日以降に回して寝ちゃおうかな…と思っているところ。

軽いネタとして、ハンコの話に触れておきます。

ハンコと言えば…昨年の図書館振興財団のコンクール文部科学大臣賞を受賞した、千葉県の小学4年生の子の研究が凄いから…是非チェックしてみてください。

知ってる??はんこってなんで押さなきゃいけないの?~日本のとくべつな文化~

俺の周りにもこういう”いや、お前ソレ夏休みだけで完結できるようなレベルの研究じゃねぇだろ…どんだけやる気の塊なのよ!”心の中でツッコミを入れざるを得ないとてつもない研究を、夏休み明けに発表する友人がいたなと懐かしく思い出しました。

菅内閣が成立して、あっという間に安倍さんの存在感がなくなってしまったわけですが…ようやくと言うべきか…今まで以上に加速していきそうな雰囲気が漂っている我が国のデジタル化。

その一環として(?)でしょうか…ハンコ文化さようなら的な報道を今日はいくつか目にしました。

朝には自民党の超大物のおじいちゃんが、脱ハンコにハンコウしているとかって冗談のような記事を読んだ後に…夕方には法務省がオンライン化普及のために婚姻届や離婚届の押印の廃止を検討しているという記事を読んで絶望的な気持ちになったところです。

何も言えねぇレベルで、センスないなぁと思うわけ(個人の感想です)。

いつも言っていることですが…何のために行うのか、誰のために行うのか、本当に本気でちゃんと考えているのだろうか?

施策のスタートそれ自体が目的化してないか?

国政選挙での電子投票をはじめ、ほとんど全ての行政手続きをオンラインで済ませることが可能な世界一の電子国家として有名なエストニア。

そのエストニアでさえ、結婚・離婚と不動産に関わる手続きはオンラインで済ませることはできません。

なぜなら、非常に真剣に考えるべきことだからです。

そうしないとトンデモナイことに…おっと、誰か来たようだ…。

エストニアでのオンライン手続きできない例外については以前、DXについて熱く語ってくださった菅原直敏さんも、講演の中で触れられていました。

土用の丑の日、オンライン議会を津山市でも!ダイエットも再開。

2020-07-21

DXは手段に過ぎません。

目的はあくまでも市民生活の向上!

デジタル化は住民本位で進めていく施策で、その施策を実施することによってどういった住民利益あるいは不利益が生じるのかをしっかり考量したうえで進めるべき話です。

本日の津山市役所での仕事の一つには、非常に重要な会議への出席(傍聴に入り込ませていただいただけですが…)もありました。

そこでの話についても同様の印象を強く覚えたので、そのあたりはまた次回以降に。

あたしゃハンコ文化を全否定しようって気はないのです。白か黒かの話じゃない。

何でどっち側の人もそんなに極端なのかなぁと思うのです。

まぁ、何事も人それぞれだからな!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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