臭いものには蓋…はNGなのか?白黒つけたがる世界で異常者が叫ぶ。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて私は、変わり者である自覚を子どもの頃からず〜っと持っている。ただそれは私に限って言えば、何ならむしろ心地よいくらいで…あえて変わり者を演じる場合すらあったのが、今までの人生を振り返ると…正直なところだ。

実際これは今でもなお同じである。本来必要なはずの発言を、誰もが”空気を読む”ことで躊躇してしまっているような場では、仕方がないので(あくまでも仕方がないからだからね!)口火を切って空気をブチ壊すというような行為を、私はしばしば行う。

ただこれは、本当に仕方がない時だけである。こんな私でも…基本的には空気をブチ壊すことは好ましいことだとは思っていないので、本当に必要に迫られている場合以外はスルーする。それゆえ、別に自分自身のことを異常者だとは思っていない。

そう…ナンダカンダ言っても正直、私も集団の中の一員でいたいのである。平和主義者なのだ。

孤独はつらい…要するに淋しがり屋さんなのだ。

だからあまりいじめるな!

※これは誰もわからないかもしれないが…岩明均さんによる漫画”寄生獣”のワンシーンから引用したセリフ。読んだことがない人は絶対に読むべし!全ての図書館に置いていただきたい超絶名作。あ、別に私には今現在いじめられている自覚はない。

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1年ほど前には色々とあったんだけどね…何とかなる、と言うよりは…何とか出来るものだ!

しっかり本気でやればな!

でも、こんな私にもしっかり頑張ってもなかなか解決できない…明らかに異常だと分類される部分もあるのだ。

最近は小学校でもテストがなくなったことで、大人になるまで自分自身がそうであるという事実を知らずに成長して…職種によっては就職することがかなわない現実に直面することもあるというアレ。

色覚である。

以前にも当ブログでは何度か触れたことがあるし、特段に自身で隠してもいないことでご存知の方も多いと思うが、私は色覚異常者である。

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ただ私は根っからのポジティブ…全く気にしていない。日常生活で困ることも、ほとんどないと言って良い。おかげさまで娘には超絶優しくしてもらった。じーさんの遺伝による色覚異常にむしろ感謝したくらいである。

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異常って言われても、どう異常なのかわからないよな…。なので、今しがた動画を撮影してみた。撮影に使わせてもらったテストは、こちらから受けられる。

私の世界は、こんな感じなのだ。

もちろん同情が欲しいわけでもないし、称賛も賛同も要らない(あ、でもこのメガネは欲しいけど自分では絶対に買わないから…買っていただけるなら喜びます!)。

上に紹介したエントリーでも書いていると思うが…母は、私が色覚異常だと言うことを父にもなかなか言い出せなかったそうだ(母方の祖父の遺伝だと思われたため)。

これは苦しい。

そんな小さなこと、俺が良いんだから別に気にすることないじゃんと思ったものだったが…そもそもその事実を知ったのも成人してかなり経ってからの話だったと記憶している。

親になって初めてわかった。

母はつらかっただろう。同じように苦しんでいる親が、津山市内にも必ずいる。

日本全国ということになると相当な数だろう…男性の約5%、女性の0.2%が先天的に色覚異常なのだそうだ。マイノリティーと言ってもかなり大きな割合だと私は思う。

しかし例えばテストを紹介したサイトのようにテクノロジーで問題を解決できることが期待できる時代に、今もうすでに入っている。

色覚異常はあくまでも例。

多くの不安や心配事を抱えて…それを表に出せずに苦しんでいる人が、世の中には沢山いる。

隠すのは自由だ。

隠す自由もあるのだから、悩みを誰にも言わないでも問題はない。

でも、本当に大丈夫?

もしも一人で抱えておくのがつらいなら…もしも自分自身の中にしまっておくのがキツくなったのなら、誰であってもいつでも、相談に乗ります。

臭いものに蓋をするのはNGじゃない。

臭いのだ。そのまま放置したら迷惑が掛かるし、蓋をしてニオイが漏れないようにしよう…と考えるのは悪くない。

だけど、もう少しだけ先に進んでみない?

いや、一人で頑張らなくても良い。一緒に頑張ってくれる人が、あなたの周囲にも必ずいる。もしいなければ一緒に探すし、探しても見つからなければ、そしたら私が(私で良ければだが)一緒に頑張る。絶対に、あなたは一人ではないのだ。

一緒にニオイの元をどうにかする方法を考えよう。

片付けた方が良いかもしれないし、もしかしたら良いニオイに変えられるかもしれないし、どうしようもない場合は…ひょっとしたら引越しを考えないとダメかもしれない。解決方法はビックリするくらい、実は沢山あるかもしれない。

世界は白か黒かだけじゃない。俺には”普通”の人の色の見え方がわからない。

でも、それって皆同じでしょ?

皆、自分が見ている世界と誰かが見ている世界が同じかどうかなんてわからないはずでしょ?

特別なようで、別に大した問題じゃない…例えばこんな風に、考え方一つで前向きになれることもあるかもしれない。

蓋を開けたくなったら、いつでも言ってね!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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