未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
前回のエントリーで書いたように今日まで滋賀県の全国市町村国際文化研修所(略称JIAM)にて新人議員研修です。
それにしても色んな人がいて、面白い!
端的に表現しちゃうと…政治を志す時点で、何かしら抱えているものがあるはずです。
今の社会、地域の現実などに対してかなり積極的に不満や不安の類を感じており…自分自身が選挙に立候補して当選することで、何かしらポジティブな変化を起こしてやるという心意気を持って、挑戦している”はず”です。公金をベースに活動することになる政治に携わる以上、そうあるべきだと考えております。
そういう思いで当選し…なおかつこうした研修にわざわざ集ってきた面々、つまりやる気がある面々とのコミュニケーションは、なかなかに刺激的です。
しかし!
残念ながら中には…そうでもない人もいるのが現実。”公”に対しての意識、熱い志や前向きな強い意思を持つことなく…ただ何となく過ごす。
連日の講義でより深く知った議員という立場。
その職責の担い手にとって、まちの未来そして自分自身にも利する大きな好機を目の前に、凄まじくモッタイナイと思うわけですが…その判断も含めて自分自身の自由ですし、自己の責任で判断できる立場の皆が集った研修なのです。
昨日の内容も非常に興味深いものでした。演習では班のメンバーと実務的なコミュニケーションを取り…その中で多くの知見を得させていただきました。
全国様々な自治体での実例、議会事務局職員の方々から寄せられた相談など、具体例を挙げていただきながら…聞くだけでなく自分自身の頭で考えた問題について、他自治体の議員がどう感じ、どう取り組むべきだと考えるのか。
集合知により、津山市をより良い姿に変えていく。
それこそ集合市計画!
津山市近隣の方々とは話すこともチョイチョイあるわけですが…それを全国の様々な規模の様々な世代の方々と行える今回の機会は非常に有意義でした(まだ終わっていないけど)。
参加者は若い議員だけでなく、かなり年長の議員も少なくありません。結論から言いますと、世代間ギャップ等よりもやる気があるかないかが大切だと感じました。
要はやるかやらないかだけの話です。
政治に限った話ではないし、この研修に限った話でもないですが…結局はそれに尽きます。
自分自身の役割を果たす…なすべきことをなす。進めるべきことを進め、止めるべきことは止める、そのために粛々と努めていくこと…それが責任です。
昨日の先生が紹介してくださったの言葉のなかに、こんな表現がありました。
”議会の自殺”
政治を志している人間であれば、様々な場で見聞きすることがある言葉でしょう。今回もある場面…全会一致を強硬に原則としようとする動きに対して、影響力のある人が言い放った言葉として引用されました。
政治は様々な意見を集約し、皆が納得できる”落としどころ”を探り、そして実際に決定…施行するために存在します。
議会は合議体であり、立ち位置や主義主張により意見を異にする人たちが集う場です。もちろん全員一致が望ましいのは明らかですが、時間的制約もある問題がほとんどの中…そこにこだわっていては先に進めませんし、民主主義の原則はやはりあくまでも多数決です。
自分が絶対正しいと思い…他の人の意見に耳を傾ける気がないのであれば、政治家を志すべきではないでしょう。
少数派の意見は、多数派が求めるものではないかもしれません。
しかし意見を述べる自由、その権利、その場だけは用意されるべきです。
そう信じますし、今後もその実現・維持のため力を尽くしてまいります。
これは表現の自由を守る活動についても当てはまる話です。
感情論しか書いていないので、今回学んだテクニカルな話は改めて…何度かに分けて書くつもりです。そして上で書いたように、民主主義の原則があくまでも多数決である以上は…仲間を増やすことが大切です!
これからも同志と思える多様性のある仲間を、ガンガン増やしていきますぜ!
とりあえず研修残り半日頑張ってきます。
津山にお土産、持って帰るぜよ!
本日はこんなところで。また明日!