未来拓く、みうらひらくです。
さて、参議院議員選挙が始まっています。
既に期日前投票も可能。
18歳選挙権が実現したことで爆発的なフィーバーを期待した人もいるかも…いないか。
ただ現状は、私のような政治だ選挙だのって話ばかりブログに書いているような男の周囲ですら…残念ながらイマイチ盛り上がっておりません!!
そりゃ仕事が政治関係の人たちは超真剣です。
何故かといえば、超当事者だから。
本当は誰もが政治の当事者です!!
…と言っても、耳にタコの聞き飽きた話。
いったいどうすれば、投票率は上がるのでしょう。
TVニュースや新聞各紙、舛添さん問題の際に東京都議会に報道機関ではないと判断されたネットメディアを含め…散々取り上げている参院選。
コスパを考えた時、候補者が優先的に回るであろう都市部在住の方は、選挙カーから騒音とも言える大声が響きわたり…ある程度選挙中という実感があるかもしれません。
しかし、地方の小さな街在住では全然実感がない。
噂のネットメディアにこんな記事が出ていました。
【参院選】選挙が始まったのに候補者がいない…… 鳥取県の悲しい公示日
『投票意欲も湧かないですよ』
率直なところ…それではいけない、もっと投票に対しての意識を高く保つべきだという気持ちもあります。
ただ、そう感じてしまうのも無理はない話。
『政治的にも見捨てられているのかなぁ…。』
有権者にこう感じさせてしまっては、政治離れに待ったをかけるなどと言ってみても…空虚に響きます。
実際、私の住む岡山県の津山市という街でも…似たような感覚を抱く人は少なくないのではないか。
参院選に関して、同様の発言を耳にしたのは一度や二度ではありません。
現行制度上、候補者が選挙区全てを回るというのは現実的でないのも事実です。
見捨てるという積極的な意思は、おそらく日本中のどの候補者も持ってはいないはず…でもないか。
いずれにせよ…何らかの方法で、今以上に政治、選挙を身近に感じさせることができない限り…投票率の向上は引き続き難しいと考えています。
18歳選挙権の実現は、投票率を上げるための特効薬でも何でもありません。
意味があるとすればそれは、より多くの意思が反映される可能性が増えたというだけのこと。
そこからさらに一歩進み、選択肢自体を増やしていくこと…つまり選挙権ではなく被選挙権年齢を引き下げることこそが、選挙の規制緩和の本丸だと考えているのです!!
将来を考える時、若者の意思…新しいアイデアを政策に取り入れていくことは、私の中では必須。
未来の問題に対しては、若ければ若いほど当事者性が高いと言うことができるからです。
若者自身の意思が反映されない以上…選挙で出た結果すら断じてしまえば”押し付け”になる。
望む望まないにかかわらず、生まれた時から負担を強いられる世代。
その誕生自体が先達の恩恵の賜物なのだから…負担を背負うことは当然だという論調すら、しばしば見聞きします。
先人のお陰でここにいるのは確か。
当たり前だけど、当たり前と言うには重過ぎる積み重ねがその背後にはあります。
両親、祖父母、ご先祖様。
誰か一人でも欠けていれば、今の自分自身はいません。
ただ…その感謝を忘れないことと、将来世代を思いやることが両立できないとでも??
全く別の問題です。
多くの人は信じているでしょう。
すべての親は、自身より子を優先しようと思うものだということを。
信じ難いが確かに存在する、僅かな例外を除いて。
それは種の存続を願う、生物としての当然の本能とも言える性質であり…その本能に反するような政策は、好ましいものではないと考えられないでしょうか。
本日はこんなところで。
また明日!!