未来拓く、みうらひらくです。
当たり前の話ですが…安物買いの銭失いなんて言葉もあるように、何でも安けりゃOKってものではありません。
アホみたいに値段が安かったとしても、何じゃこりゃって品質であれば…とてもコスパ(コストパフォーマンス)が良いとは言えないわけです!!
政治や選挙に対するコスパについて、当ブログでは何度も取り上げてきました。
ただ…”選挙は大事。投票に行こう!!”と啓発してみたところで、投票率が下がり続けているのが現実。
それは自分自身に関係ないという気持ちや、どうせ自分の一票では大勢は変わらないという諦めにも似た気持ちの表れだと思います。
多くの人が政治に期待していない。
それ自体は厳然たる事実と言えるでしょう。
政治で世界を変えることに期待するより、コスパが良い方法もあります。
たとえばAppleやGoogleやFacebookに投資した方が、確実に効率良く世界を変えてくれる!!
そう考えると、投票に行くことのコスパは確かに良いとは言い難い。
実際、世界中に影響を与えることを目指すのであれば…現状の選択肢の中から政治を志すという道を選ぶのはコスパが良いとは言えないでしょう。
そう考えた前途ある若者が政治家になるという選択肢を嫌う…それ自体は当然だとすら思われます。
色々と面倒だしな、政治って。
世界をより良く変えていく方法は一つではありません。
しかし少なくとも国内レベルでは、生活への政治の影響力は甚大なものがあります。
昨日、いなか町では国政選挙と言われても実感が湧かないと書きました。
しかし国政選挙は国税の再分配を考える、生活にたちまち影響する重要な問題を扱う国会議員を決める大事な選挙です。
現在8%の消費税をはじめ、所得税や法人税、相続税など…大いに私たちの暮らしに関わりがある問題を扱う代表者を選ぶ手段なのです。
もちろん税金の話以外にも、国益を守るためにあらゆることが国会で話し合われているのです。
EU離脱をめぐるイギリス国民投票の結果を受け、各方面で様々な声があるようです。
投票率はおよそ7割でした。
国際社会に大きな衝撃を与えた結果の是非は歴史が判断すること。
一つ間違いなく言えることは、投票しなかったEU残留派の方々は後悔し続けるということでしょう。
国政、都道府県政、市区町村政…それぞれにおいて、本来背負うべき役割があるはず。
あるはずなのに…さも生活から切り離されたもののように感じてしまう時点で、現在の政治の状態は決して望ましいものではないと言えるのではないでしょうか。
選挙に行かないことも自由です。
しかし…現状に満足している人も、不満を抱えている人も、投票すべきであることは間違いないッ!!
満足しているなら、この世界に大きな変革を起こさないために…現状維持に最も近いと思える選択をすべきです。
不満足なのであれば、この世界に大きな変革を起こしてくれそうな可能性を感じられる選択肢に託すべきです。
そして、誰にも任せられないと判断するのであれば…みずからが出馬するなり、信じられる人物を担ぎ出すなりということがあったって構わないのです!!
いずれにせよ、投票するという行為に掛かるコストは微々たるものです。
少なくとも大部分の人にとって、微々たるものに抑えることが可能なだけの準備はされているはず。
期日前投票もあります。
宝くじを買うという表現が不適切であれば、保険を掛けるようなものだと考えても良いかもしれませんね。
本日のまとめ。
”選挙に行くということは、後悔しないための保険である!!”
車の運転をされる方々の大多数は、任意保険に入っているでしょう。
投票も任意です。
それではまた明日!!