未来拓く、みうらひらくです。
本日のテーマは責任の所在の明確化。
生きてりゃ良い日も悪い日もある、毎日の暮らし。
平穏無事に暮らしたいと思っていても、何だかんだトラブルは起こるものです。
だからこそ保険が商売として成立し、安心や安全への渇望が強くなるのでしょう。
些細なトラブルであれば、笑って済ませられることもあります。
しかし時には予期せずして、誰かが責任を取らねば済まないケースが起こり得るのも事実。
例えば車を運転する人なら誰であれ、交通事故の加害者となる可能性があるわけです。
先日、車をぶつけた際には保険に入っていて良かったと感じたものです。
危機管理を考える例として、本日目にしたニュース(?)の中から、気になったもの二つをご紹介。
まずはデジタル社会で十分起こり得ること。
東京マラソンに負けない(?)人気イベント、おかやまマラソン。
出走希望者が多いため参加ランナーは抽選で決定し、メールかハガキによる当選通知を待つという流れらしいのですが…。
今回、誤って本来落選の方々にも当選通知を送ってしまったとのこと。
その数、4411通。
全員にお詫びの書簡を郵便で送り、さらに2,000円分の商品券を贈るとか…。
原因は不明ながら委託業者のシステム障害らしく、賠償責任は業者が負うそうです。
責任という意味では当然そうなるだろうが…結構な金額です。
少なくとも当事者にとっては、笑い話で済む話ではありません。
本来リスク管理をするべき責任者であるべき運営側と、実際に責任を取る主体とが異なっているケースです。
運営側にも責任の一端があるという主張は、政界で言えば任命責任であり…会社でいえば監督不行き届きといった類のもの。
こうした企画では業務を外部委託するのがある意味必然となる以上、感情論のみでその責任を問う流れには少し違和感を覚えます。
二つ目は少々重い話だけど、こっちが本命。
誰もが一度はドラマ等で目にしたことがあるであろう、飛行機内で「お客様の中にお医者様はおられませんか??急病の方がおられます!!」的なシチュエーション。
これについてお医者サマ側からの率直なご意見。
これを書かれた方の勇気に、私は敬意を表します。
若干長いですが…説得力があり考えさせられる内容ですので、読んでいただきたい。
なぜ医者は「飛行機の中にお医者さんはいませんか」に手を挙げないのか?医師の本音
この世に聖人君子なんて、存在しません。
そりゃ、中にはいるかもしれないけど…激レアなのは間違いない。
だからこそ聖人君子なわけで。
医者であれば…24時間いつ何時でも命を救って当たり前というのは、私は無茶だと思う。
医者だって人間。
コレそのまま政治家にもあてはまると思いますし、たびたびやり玉に挙げられる教師等の公務員…いや、他のどんな職業に関しても基本的には同じだと考えます。
書きたいこと書き切れないわ…今日は記事紹介のみですが、こんなところで。
また明日!!