未来拓く、みうらひらくです。
先月、圧倒的勝利(投票率は過去最低だが…)で再選されたばかりの伊原木隆太岡山県知事によるとアイデアを出すのはタダだそうだ。
え、そうなの??

アイデア自体が無価値って意味じゃないにしても…アイデア出しはタダじゃねーだろって思うけどねぇ。
炎上狙いの見出しだとしても、トップの言葉として伝えられるのは微妙じゃねってのが率直な印象でした。
それ以外はまぁ…ありふれた良いことが当たり前に書いてあるだけの内容なのですが。
当たり前に思えるようなことが最も大切だってことは、理解しておりますYO!!
変化球…しかも覚えたての新しい球種ばかり投げたがるタイプであることは自覚しているので、自制が必要なのは確かだが。

アイデアを出すのにも労力は掛かるわけです。
そのコストを考えるとタダではないのは明らか。
そんなことは知事も当然お分かりの上での、あえての表現であることはコッチも承知の上。
それでも違和感は残る。
公務員の労働力であろうが、私企業の労働力であろうが同じこと。
どうせ遊ばせていても給料は発生するのだからアイデアくらい出せ…って風に読み解けなくもない主張。

2013年度から実施している職員の業務改善を共有する「ひとり1改善運動」や、全国知事会で先進政策大賞に選ばれた「手軽にマーケティング調査!県職員が応援します!」は、いずれもコストはゼロ。予算がなくても工夫を凝らしたり、他の成功例をまねたりする姿勢を評価する。
階級闘争やっちゃいましょうって話じゃないけど…アイデア出せって言われる側の一人としては、コストはゼロって表現には引っかかっちゃう。
評価する…ってのも何なの??
良い子良い子って言いながら、頭ナデナデしてあげるわけでもあるまい。
業務上の評価って数字に示してもらわないと意味なくない??

要するにカネ!!
みんな大好き(だけど興味がないフリをしちゃう)お金の話。
結局、評価って最終的にはお金で示すことになるんじゃないの…仕事の話であればさ。
だとしたらタダって話にはならない。
アイデア自体はさほど重要ではなく、大切なのは実行力であり実現力である…的な論説はいたるところに転がっています。
でも、それは違うってか…当然のことをドヤ顔で言われてもどうかと思うって主張は当ブログで何回も書いてきたこと。

直近では、鏡野町の秋の風物詩もみじバスとハロウィンを絡めたら良いじゃん的発想を書いたエントリーで触れたな。
コレ自体わかりやすいし、企画としてもブラッシュアップしやすい性格のものなので…すでに何人かの方からご意見をいただけているところです。
確かにアイデアは、実行・実現しない以上は妄想。
そう、タダの妄想。
でも、無料で何かをしてもらえる…無料で何かをしてもらおうという考え方には無理や限界があると思うわけです。
何らかのメリットを提供者側にわかりやすく提示しないと、良いものなんて出てこないYO!!

あなたの住んでいるor勤めている岡山県の話です。
↓
だからあなたにも関係ありますよね。
↓
さぁ素晴らしい発想を出してください。
↓
報酬??1円たりとも払いませんがねッ!!
…いやぁ、ちょっと難しくないですか??
長くなりそうなので、続きはまた。
本日はこんなところで。
また明日!!