面白いってこういうこと。ウーマン村本の自由な表現と手段の力。

未来拓く、みうらひらくです。
お笑い芸人を目指せと未だに言われる、みうらひらくです。

簡単なものじゃないことはよく知っている。ミュージシャン志望の奴の周りには俳優志望だったり、モデル志望だったり、芸人志望の連中が集まってくるものだ。一つとして簡単な世界などない。それはどんな職種であれ同じことだ。

”このまちを面白くする”というキャッチコピーには、インパクトがあったようだ。

先日初めてお会いした方が記憶していて「コイツ何言ってんだアホなのかって思ってたよ〜!」と笑い飛ばしてくれたが、こっちとしては有難い限りである。散々言われることだがアホだという自覚は持っている。

アホ呼ばわりされる覚悟を持った人間が何人かいないと、本当に面白いことはできない。

異質なことをやると奇異な目で見られるものだ。叩かれることもある。しかし、それでも負けないだけの気合が入った人間の主張には耳を傾けるだけの価値があると俺は思う。

受け容れられるか否かは別問題だが。

お笑い芸人の中でも、際立った存在感を放っている男がいる。

ウーマン村本に聞いた「THE MANZAI」ネタへの決意「自由に発言する」

記事読んでから、番組をチェックするという…順序のおかしなことになってしまったが、圧巻のネタであった。凄まじいと言って良い主張の連続は息をもつかせず、好きな人間は当然ながら…彼を嫌いな人間も目を離すことが難しいだろう。興味がある人は検索してみれば動画が転がっているだろう。ま、その動画のアップロードはNGなやつだけどな。

キレッキレであった。

メッチャ面白かったぜ。出身地である福井県の原発問題に始まり、都民ファーストの会・希望の党の小池百合子東京都知事をぶった斬り、沖縄の基地問題被災地の住宅問題…果ては日米関係北朝鮮問題なども立て続けにぶっ込み、最終的には全ては国民の意識の低さの問題だとして観客をはじめ”お茶の間の皆さん”へと喧嘩を売らんばかりの勢いで警鐘を鳴らした。

案の定、リアルでもネットでも物議を醸しまくっているようだが、村本氏としてはそれも当然織り込み済みで、考えるキッカケを投げかけたに過ぎない。人気芸人が未だ影響力の強い(それでいて極めて恣意的な放送が繰り返される)テレビでこうした”芸”を披露するためには、想像を絶する覚悟がいることだろう。

あれは芸じゃないという批判もあるようだが…個人的には超が付くほどの芸だと思ったけどね。誰があんなことを他にやれるというのだ。明らかに特殊能力だろ、あのトークスピードとセンスは。

政治家になっちゃえば良いじゃんって声もあるけど、あのスタイルで芸人としてあのやり方で問題提起していくのが村本氏のやり方で、きっとそれが正解なのだろう。後はメッセージを受け取った側がどう判断するかだ。

俺も俺のやり方でやるしかない。見習うべき存在はそれこそ、そこら中にいる。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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