未来拓く、みうらひらくです。
仕事の鬼、みうらひらくです。
仕事の鬼と言うか…仕事マニア的な性格なのだ。クリエイティブな思考や作業をすることを止められたら、ストレスで病気になるだろう。泳いでいないと死んでしまうマグロだ。
旅先でも面白いデザインや仕掛け、興味深いモノやコトを発見すると…ついつい仕事に結びつけてしまう。職業病だ。今の俺の仕事は鏡野町の観光に関することだが、実はその先を見ることが求められるし、どこへ出かけようと毎日が勉強なのである。
当然、俺の住んでいる津山市は隣の自治体である鏡野町と関係が深い。何度も言っているように津山市の発展と鏡野町の発展は、結局ほとんど同じことだ。
岡山県北部で共同戦線を張らなければ、この先は真剣に厳しいだろう。
津山城址・鶴山公園の未来を考えることは、岡山県北部にとっても大切なのだ。天守があることで期待できる効果、想定されるデメリットやコスト…そうしたものを比較考量しておくことは、津山市民としても、鏡野町の観光関係者としても大事な話なのだ。
なぜ鏡野の観光関係者が鶴山公園のこと書いているのだ…などという狭い了見では、冗談抜きでこの先厳しいと思うぜ?
昨日のエントリーで、城についてのミニ選挙の投票結果を発表した。別にミニ選挙にする積もりはなかったのだが…票が集まらなかったので、強がってミニ選挙と呼んでいるだけだ。
文句あるか?
当初の質問だった津山に城がいるか否かという問いかけに対しては、55人の方が投票してくださった。
城はいると答えた方は39人。約70.9%だった。実に7割の人が積極的に城を必要だと考えているという結果である。イケていない再現された城を作ることには反対だが、しっかりしたものなら必要だと思うと言ってくださった方など、条件付きながら肯定的なご意見をくださった人の票はココに含めている。
反対に積極的に不要、城など必要ないと明確に答えた人は9人だった。約16.4%ってところ。名古屋城をはじめ、各地の城の例などをご説明いただき、コストパフォーマンスが悪いことが容易に想像できる”偽物”の建築&維持に多額の資金を溶かすことの無意味さをご指摘くださる向きが多かった。
どちらとも言えないと答えた人は7人。約12.7%が態度を保留していたことになるが…どちらでも良いということは積極的ではないにしろ、城があっても構わないということでもある(もちろんなくても良いということでもあるが…)。今のまま…石垣だけの姿の方が、かつて天守の姿に思いを馳せることができて素敵だとの声も届いた。ただコレには全く逆の意見…せっかく現存している石垣を使わない手はないという声もあった。
消極的であるにしろ、城を容認する立場の人間は8割強だと言える。ちなみに55票の内訳で津山市民あるいは元市民は43人。意外にも反対派のほとんどはこの中の方々であった。津山市に住んでいない、住んだことがない12人の内、城が不要だと断じたのが1人だけだったことには少し驚いた。
城に訴求力があることは間違いないのだ。
比較的近くにある世界遺産・国宝である姫路城のことがタイムリーに取り上げられていた。
世界遺産ってなるとレベルが違うが…中途半端なお墨付きは要らないという考え方もある。下手に文化庁に目を付けられ、文化財指定を受けてしまうと…修繕一つするのにも超面倒なのだ。
どういう選択が私たちの未来を明るくする結果に繋がるだろう?
引き続き考えていかねば…また続きを書きます。
長くなるので本日はこんなところで。また明日!