スクープ?津山市議会の闇。湯水の如く消える政務活動費の使途。

未来拓く、みうらひらくです。
元新聞記者だけあってスクープ記事的な内容書くの上手いって言われたけど…違います、みうらひらくです。

記者なんてやったことないぜ。新聞社在籍時のメイン業務は営業でしたからね。

俺の文才を育んでくれたのは音楽であります…チャハ!

昨日のエントリーは事実の公表のみで、まとめが不足していた気がします。政治家のお金の流れの不透明さが政治不信、政治家の低俗化、国民の政治離れなどの負のループの根っこにあるという話で…そこクリアにしないと始まらないYO!ってことでした。

収支報告は語る!津山市議会は誠実?それともアホか、嘘つきか。

2018-03-14

それは森友問題に揺れる国会だけの話ではありません。津山市民にとって最も身近な議会である津山市議会も、決して例外ではないということです。

まことに残念な話です。

誠実に収支報告していると言える議員さんはハッキリ言ってゼロではないでしょうか。異論は認めますので、ご意見や異議アリって方はご連絡お待ちいたしております。

まぁ都合が悪いことはスルーするのも政治屋さんの常套手段。

しかし今年の収支報告書をゼロで提出するような不誠実な真似は控えていただきたいものです。

収支報告書にお金の流れを記載せずとも自腹切って活動していれば問題ないのではないかというご意見もいただきましたが…そこは問題大アリです。

自腹切っての活動は言わば当たり前です。

俺も100パーセント自己資金。

自分の財布から出したお金を一旦、自分の政治団体であるひらくマサポーターズに入れて、そこから政治活動にかかるコストを支払っているのです。

なぜ、そんな面倒なことをしなくてはならないかというと…昨日のエントリーなどでも散々触れたように、政治に掛かる資金の流れを透明化しておかないと、悪いことする奴が多過ぎるからです。

小池東京都知事が森元首相にバレンタインチョコを渡した行為は公職選挙法違反では?というアホみたいな超どうでも良いネタが東京都議会では話題になっていましたが…その程度のことでも咎められるのが政治家の寄付行為です。

認識が甘かったでは済まないことがありますし…公開されることがわかり切っている情報であるにもかかわらず、収支報告書にゼロと記載する(つまり自分は政治活動を一切やってませんよと言い張る)行為は、少なくとも市民を愚弄していると言うに足る、恥ずべき行為だと断じておきます。

本当の本当にゼロでもナメてるから。仕事しろやって話。

政治活動ってのは政治上の目的をもって行う全ての活動です。それに掛かったコストを公表する必要があり、それが政治家の義務であることは昨日詳しく書いた通りです。もう一回昨日の記事を貼っとこうか。

収支報告は語る!津山市議会は誠実?それともアホか、嘘つきか。

2018-03-14

政治家が仕事してたら、それは政治活動でしょ。

働いていないのかな?

1人働き方改革でも試しているのでしょうか。嘆かわしい話です。し・か・し!

彼らとて全くのゼロ支出というわけでもないようです。

かつて某県議の号泣会見であまりにも有名になった地方議員の第2の給料と呼ばれる、政務活動費という名の”地方自治法の規定に基づき、議員の調査研究その他の活動に必要な経費の一部として交付されるもの”があります。

津山市では”「津山市議会政務活動費の交付に関する条例」に基づき、議員一人ひとりの資質及び能力の一層の向上並びに津山市議会の審議機能及び政策立案機能の一層の強化を図るため、議員一人当たり月額58,000円の政務活動費を交付”しています。

上記2文の太字部分は津山市ホームページから引用(コピペ)した内容です。

おっと、もう少し大切な箇所を貼り付けておかなくては。以下太字部分もコピペね。

なお、本市議会においては、使用した内容の明確化と透明性を高めるために、収支報告書に領収書等の証拠書類を添えて議長に提出することを義務づけています。また、残余額は返還しなければなりません。さて、自腹を切っての政治活動はゼロの皆さんが、残ったら返さなくてはならない公金をどれほど使って”お勉強している”のか…その内容を大公開!

ちなみに昨日大公開した政治資金収支報告書は平成28年分。今から公開する政務活動費も平成28年度のもので、ほぼ同じ期間の活動に関するものであることを申し添えておきます。

どどーん!
…やれやれだぜ。

1人だけゼロって人がいるなと思って、村田議員の政治資金の収支を確認したら…そっちもゼロだった。

ダメだこりゃ。

何にもしてないって言っちゃってるじゃん、この人…なかなかの強心臓。ちょっと突き抜け過ぎなので放置しとこう。

だがしかし、他の27人は皆さんそれなりに派手に使ってくれているようですな。限度額ギリギリまで使う人とか…凄いね〜って思うわ。いや、普通に嫌味ですけどね。

満額使い切っている人も少なからずいるね。政務活動費では足りなかった人がいるってわけだ。

…で、足りなかったお金はどこから出したの?

いちいち名前書くのも面倒だから書かないけど、あなたたち…おかしくね?

まさか踏み倒した?さすがにそれはないだろうが…払ったなら、どこから誰が出したの?

政治資金収支報告書にそれが記載されていないって、どう考えてもおかしいじゃん。それとも政治活動に関係ない支出だとでも?

そんなことに税金ベースの政務活動費使うの?

いずれにしても整合性取れなくね?

サッサと書類を修正した方が良いと思うぜ。

つーか議員として根本から取り組み方を修正しろって感じ。

…だと議員になれなかった俺が言っておこう。あとさ、津山市もダメなのよ。

”明確化と透明性を高めるため”って言うのであれば、職員さん超面倒だと思うけど…領収書まで公開するべき。現状ネットで領収書は確認できないからね…中途半端はダメです!

つーか、そこまで議員連中にやらせりゃ良いのです。奴ら自身のためにもなるのは間違いないんだからさ。

何に使ってんのコレ?

議員の皆さん…自分自身のためじゃない?

ちゃんとしようぜ。

ちゃんとしていなかった理由が、アホだからでも嘘つきだからでも、ついうっかりであったとしても…そんな人たちに議員を務めていてほしくない私からは以上です。お前が言うなと言われそうですので、本日はこんなところでそろそろ。

また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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