本日教育三昧。教育委員会傍聴とコミュニティ・スクールその後。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は教育関係の会議に参加…と言っても主に傍聴ですが…させていただく時間が長い1日でした。

まず毎月出来る限り参加するようにしている教育委員会の定例会。

以前も同じようなことを書いたかもしれませんが…毎月定例会があることも良いことだと思いますが…しっかりと議事録が公開されていることや、議会での質問の中から教育委員会の所管する部分を毎回関係者で共有していることなどは、とても素晴らしいと思っています。

議会が終わったらハイ終わり、って部局もあるとかないとかって聞きますしね…。

噂ですよ噂、信じちゃいませんよ、まさかねぇ…。

さて、教育委員会は傍聴が5名までで大抵同じメンツの議員が揃うのですが…毎回5〜6人は傍聴希望者がいるので、そこの枠だけは広げて欲しいなと願っているところ(一般申し込みがあった場合はさらに門が狭まるし…)なのです。

今日は岡山県学力・学習状況調査の実施結果などが報告されました。津山市の学力は全国平均・岡山県平均よりも総じて低い…と言われ続けてきていますが、今現在は必ずしもそうでないことや、子どもたちと現場の先生方、保護者の皆さまなど関係各位の積み重ねが着実に成果に繋がってきており、学力の向上が数字に現れてきていることなどを明示していただきましたが…かなり気になる部分(悪い意味で)もありました。

その辺りを書き始めると長くなりますので…ここではグダグダと言うことはいたしません。ただ大切なことなので12月議会で触れざるを得ないと感じたポイントがありました。昨日も書いたように12月議会での質問はまだ頭の中で構想練っている段階なのですが、教育関係を外すつもりはありません。

教育委員会の後には、昨日に引き続きHiraku-MA-GAZINEの制作を進めるなどしたり…個人事務所での諸々を経て、津山東中学校へ。以前にも取り上げたコミュニティ・スクールについての理解を深めるための集まりが、19時から行われました。

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2020-08-04

学力は上がり、不登校率や校内暴力発生率は下がるという魔法のような効果が期待できる制度です。

ただ上記で紹介した以前書いたエントリーで述べているように…期待はしつつも正直、そう簡単に行くわけないだろと懐疑的に思っている部分もあります。

本日は前回も伺った熊谷先生によるお話を津山東中学校の保護者の皆さま、学区内の地域の皆さまやPTA・町内・自治会などの関係者、東中の先生はもちろん…小学校の先生がたなども含めた関係各位とともに拝聴させていただきました。

端的に言って、良い会でした。

写真を見ていただければわかるように、参加者自身が主体的に参加してワークショップ的取り組みを行う時間がありました。コミュニケーションをとること、アイデアを形にしていくことなどによる様々な相乗効果が望める試みで、実際に幾つもの新しいアイデアが生まれた様子でした。

そもそも皆でこの内容を共有するようなプログラムになっていなかったことと、私自身この後の予定もあったもので…19に分かれたグループのそれぞれが模造紙に書き出していた肝心な部分の写真はありませんが…後日まとめて学校内で掲示するなどの形にして生徒にも見てもらえるようにするとのこと。

改めて紹介いたします。

熊谷先生曰く…保護者が学校と繋がる、あるいは保護者同士が繋がっていること自体が、子どもの学業成績アップなどポジティブな影響に繋がることは最近の研究でわかっているそうです。コミュニティ・スクールの本格導入前ではありますが、老若男女様々な属性の方々が揃った現場でグループワークに参加している皆さまの楽しそうな様子は、良い予感を抱かせてくれました。

コミュニティ・スクールの導入は手段であって目的ではない。

この点をかなり強めにハッキリと、熊谷先生が今回も断言してくださったことは良かったと思います。まずは意識の共有がスタートという考え方にも共感できました。

ただ…少しだけ危惧するのは、子どもたちに地域ぐるみで価値観を押し付けるようなことがあってはならないということ。

子育ての三側面

①子(どもを)育て(る)
②子(どもたちが)育て(あう)
③子(どもたちに)育て(られる)

熊谷先生のお話にあった大人にとってのコミュニティ・スクールの意義、効果。その三つをまとめたものが上記の子育ての三側面です。

この三つ目をわかっていない大人が超絶に多いよなってことは…残念ながら強く感じています。

特に先生方や教育委員会の面々はプロフェッショナルですから、プライド的なものが邪魔する部分もあるのでしょうが…この方向性で行くと決めて熊谷先生を呼んでいる以上は、そのあたりもしっかりと消化していただきたいなと願うところです。

毎度ながらお前何様だよって感じ…私自身も無論、気を付けていきますぜ!

 

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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