未来拓く、みうらひらくです。
紙の本を最近あまり読んでいない、みうらひらくです。
結論から書こう。
入るだろ?
そもそも読書とは何だろう。何かを調べる際、紙に印刷された辞書を引かないと答えられない人もいれば…誤った情報も載っているけど世界一情報量が多いGoogle先生の知識に頼らざるを得ない人もいるだろう。
だが、調べるまでもない。
読書とは読んで字のごとく…書を読むことだ。
書とはすなわち、書き記したもののこと。今どき電子書籍を本でない、書でないという向きも多くはあるまい。
好きか嫌いかとは全く別の話だ。紙に印刷されているか、データであるかの違いであって…内容は全く同じものなのだ。それは単に手段の違いに過ぎない。
そもそも、読書の目的は知識を増やすことだったり娯楽でしょ?
電子書籍を読むのは間違いなく読書である。
昨日、能の演目である”鉢木”の話を巨人の星で知ったという話を書いたが…漫画で知るのって微妙だよねというツッコミをいただいた。
そりゃ、実際に能楽で理解するのが理想かもしれないが…ハードル高過ぎでしょ?漫画が他の本と比べて下に見られがちなのは、子どもの頃から違和感を覚えていた点だ。
教師である父と、奉仕活動で朗読をしている母の間に生まれた俺の家には…相当な数の書籍があった。子どもの頃、自分の友人の家に行ってウチより多くの本を見た記憶はない。
両親はともに読書家だ。今でもよく読んでいることだろう。だが2人の間には決定的に異なる点があった。
父は漫画を読むが、母はまず読まなかった。それは朗読というライフワーク(かどうかは知らないが)にも関係があるかもしれないが、漫画を読書と認めない向きは俺が子どもの頃には非常に多かったと記憶している。例えば少なくとも30年前、電車内で漫画を読むサラリーマンは今ほど多くなかったと聞いている。
今、30歳くらいでもジャンプとか読んでる人が普通にいるでしょ?
人によってはそれが気に入らないらしい。特に外国人はその光景に驚くようだ。
電車でマンガを読んじゃダメ!? 日本在住の外国人に聞いてみた!
小学校の頃、読書カードというものがあった。家で読んだ本のタイトルと、何ページから何ページまで読んだかを毎日記録して提出する必要があったことを覚えている人もいるだろう。漫画のタイトルを書いたところ…先生からダメだと言われた記憶がある。漫画が読書に入るか否か…この手の調査はネットでもいくらでも行われている。その結果には数値的にはかなりの開きがあるが、傾向は概ね同じことだ。
漫画は読書の範疇に入るのか ネットで議論、「読み手が想像を働かせないから読書ではない」という声も
「マンガは読書に入るかどうか」意見は分かれるがその風潮は今後変わるかも?
つまり、若い人ほど漫画を読書だと見なし、老人になるほど漫画は読書だと認めない。
予想通りの結果と言えるだろう。都合が良い時だけ漫画を日本の文化だの宝だのクールジャパンがどーのこうのと利用しておいて…テキスト、文字だけの書籍より劣ったものだとレッテル貼るのはどうかと思うぜ?
まぁ自由だけど。
俺はむしろ、漫画の方が明らかに高度な制作物だと思うけどね…文字だけじゃなく、絵も含まれるわけで。絵本は読書と認めないと言う人には巡り合ったことがないが、何が違うと言うのだ?
俺としては、写真集が読書になるかと問われても答えはYES!
当ブログが読書になるかと問われても…答えは…い、YES!

印刷したら立派な活字。
文句あんの?
くだらないカテゴライズは止めちまえ!
読めるものは読書に入る。それはいつかきっと何かの役に立つからね。紙に印刷された文字だろうが、ネット上で見るテキストだろうが、何だって構わんさ。
新しい情報を得ることこそが真の読書である。昨年、一冊も資料として書籍購入しなかった私が、新しい読書の定義を述べてみました。
本日はこんなところで。また明日!