未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
かねてより話が出ていた通り…ロシア軍がウクライナ領に軍事侵攻、また世界で新たな戦争が始まりました。
今日言いたいことを書いてしまっておくと…何ができるかは自分で考えれば良いし、役に立つかどうかで判断しなくても良いってことと、私は言うだけではなく小さくとも動くってこと。その理由を付け加えるなら、下記の通り。まぁ大好きなマンガ作品の一コマを引用しただけですが。
自分がやっていることが無意味かどうかを決めるのも自分自身だし、そもそも我々は別に意味があることだけをしなくてはならないわけではない。
基本的に全ては自由で、そして一人ひとり誰もが特別なのです。
子どもの頃、戦争の恐ろしさを祖父や曽祖母など身近な人間も含めて多くの大人たちから学んだ。平和教育の賜物か、戦争が起こらないように毎晩祈ってから眠っていた。イラクのクウェート侵攻により湾岸戦争が始まった日のことは今でも覚えている。今の子どもたちはウクライナ侵攻をどう記憶するだろう。
— みうら⋈ひらく@津山市 (@miurahiraku) February 25, 2022
戦争の恐怖を叩き込まれ、平和の大切さを学んだ子どもの頃の原体験は、今もなお私自身の心と体の中に染みついていて…考え方、感じ方に多大な影響を及ぼしている自覚があります。
以前にも書いたことがありますが、今の学校教育のあり方であれば”絶対に”許されないであろう、リアルな戦争体験に触れたことによって、人類の歴史はそのまま戦争の歴史であり、こんな風にブログを書くことができる我が国の現状がいかに有難いものであるかということを自覚できるようになってからも…戦争というものは何としても避けなくてはならないという一種の強迫観念が常に自分の中にあるのです。
政治に携わっているのも、広い意味ではそれが究極的な目的かもしれません。
ただ、それは議員にならせていただく前からずっと同じでした。子どもの頃から変わっていない思いだということです。今でも覚えていますが…上記ツイートの中でも触れた湾岸戦争が始まった頃、小学校を卒業しました。
卒業に際し、将来の夢を書き記した書面に”人のためになる仕事がしたい”と書いた自分も…音楽を志し、ミュージシャンとして活動していた頃の自分も…今と同じように戦争を嫌い、止めたいと考えていました。そして地方議員ではありますが、政治に携わっている今が一番具体的かつ効果的な取り組みを行えると思っています。
もちろん、国家間の争いに関して地方議員の出る幕などないに等しいでしょうが…事実、国会では国防・国益に関わる話が常になされていて…そこで議論している国会議員は我々が選び送り出した地域の代表者に他ならないわけです。
だからこそ、選挙をたまにやってくるイベントのように捉えず…それまでの総括&新たな始まりの契機と捉えていただき、それ以外の時期の政治にこそ興味を持っていただきたいとお願いし続けているのです。
国に向かってミサイルが発射されるようなことがあっても…それでもやっぱり、日本にとって戦争は対岸の火事か。もちろん自分自身も含めてだけど、30年以上経っても世界唯一の被爆国でもある我が国の戦争に対する思い、平和への意識は、実はあまり変わっていないのかも。どこか他人事。一事が万事か…。 https://t.co/HZEtxObhgp
— みうら⋈ひらく@津山市 (@miurahiraku) February 25, 2022
自分の身に降りかかってこないと、ジブンゴトとして考えるのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、報道などで見聞きする惨状を、身近な悲しいニュースや腹立たしい事件と同じように、真剣に自分自身の問題として考えてみることができれば…少なくとも”選挙には行かない”という選択肢は消えていくのではないか…とも思うのです。
自分自身の意思を自由に表明できる社会を維持できている(できているとすれば…ですけども!)こと自体、今の日本は世界的に見ても歴史を振り返っても非常に恵まれている状態にあるという事実を知れば…この状況を守って、子どもたちに繋いでいくことの重要性を理解できるのではないかと考えるのです。
戦争反対を叫ぶだけでなくなるなら、とっくになくなっています。
大切なのが叫ぶことじゃなくて、なくすことならば…どうやったらなくせるのか、それを考えて、考えて、そのために動いて、動いていくしかあるまいよ。
本日はこんなところで。また明日!