心の健康を保つため。コロナ禍の今こそメンタルヘルスを考える。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

日々の活動の中、様々な形で皆さまからご連絡をいただきます。

インターネットを介してのご連絡、あるいは電話やお手紙、そして直接面と向かってのお話など…これは議員になる前からですが、沢山のご意見や声を届けていただいていることは有難い限りで、議員活動の糧になっております。

最もわかりやすい例としては津山で初めての新型コロナウイルス感染症患者が確認された際で、最近だと地域商社”曲辰”や議員定数についての報道が出た際などもそうですが…やはり何かしら大きなトピックがあった際には特に多くの方からご連絡をいただきます。多分、議員の中でも一番連絡しやすいって思ってもらえている(つまり身近に感じてもらえている)のだとポジティブに捉えているところ。

日に100件を超えることもしばしばです。

ただ正直に言って…その中身は玉石混淆で、これは本当に大事なことだなと感じる内容ばかりではありません。

一方的に謎な主張が書き綴られたもの、科学的根拠のない思い込みを押し付けてくるもの、あるいは単なる罵詈雑言であったり、巧妙な怪しい勧誘の類が届くことすらもあるのです。もちろん中には当然に大切な声も含まれているのも事実です…今日もとても嬉しい有難いご連絡…というか、ご縁をいただけました。

そんな中での肌感覚として、津山市でも新型コロナウイルス感染症に対しての漠然とした不安や恐怖が市民の皆さまの中に広がり始めた昨年の3〜4月あたりから…精神的な不調を訴える、もしくはそう感じさせる連絡が確実に増えてきました。

これは老若男女問わず言える傾向だと感じています。

身近なところでも幾つも、精神的にちょっとした不調をきたし…それが身体的にも影響しているという方々を見てきました。コロナ禍のような状況下では、ある意味では当然の結果ではあるのでしょう。実際に世界中でこうした傾向が見られています。

コロナで日本人の「うつ」倍増、米も3・6倍…若い世代や失業者ら深刻化議会でも何度も話題にしてきましたが…こうした目に見えない不安や恐怖と戦い続けなくてはならない状況下では、どうしても皆…不満が募っていきます。そして一つの結果として誹謗中傷やデマの流布といった事態が巻き起こり、さらに傷つく人が増えていく。コロナ禍の中で何度も繰り返されてきた、そして今も繰り返され続けている現実です。

子どもの頃から周囲の相談を受けることが非常に多かった私は…今でも例えば市役所職員の方や、教育現場の先生などからもご連絡をいただくことがあります。これはとても信用していただけているんだろうなと有難く感じるとともに、身が引き締まる思いで対応させていただいています。

皆、物凄いストレスに晒されています。

だからこそ藁にもすがるつもりでこんな私のところに連絡をくれる方がいるわけです。現在ストレスに晒されているのは皆同じだと言えば確かにその通りの面もありますが…だからと言って看過されて良いわけではないはず。

少しずつでも現状改善していかねばなりません。だからこそ、こうした取り組みを応援していきたいと思います。

例えば現実として今でも、津山市においてはメンタル面で専門家のサポート受けることに抵抗を示す人が多いと感じていますが、これは不幸なことだと私は考えています。

一般企業においてもまだまだメンタルヘルスに重きを置いている会社は多くないでしょう。そのような社会の現状を変えていくためにも、行政主導でまず自治体からこうした取り組みを進めていくことは初めの一歩になり得るものではないでしょうか。津山市に限らず社会全体で、メンタルヘルスの重要性についての認知を高めていかねばなりません。

上の記事からは具体的にどう解決していくのかは見えてきませんでした。まず調査ということでしょうが、その先に見ているものも当然あるはず。そして現状改善のためにできることは、私たち一人ひとりにもあるはずです。

コロナ禍の今こそ、本来あたりまえの配慮がなされるような社会にしていきたいのです!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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