未来拓く、みうらひらくです。
無視されることには慣れっこ、みうらひらくです。
国内で消費税8%を取られるようになって久しいですね。10%になろうというご時世ですが、8%の前の税率は5パーセントでした。
当ブログでLGBT比率を示す際に引くお馴染みの統計…電通ダイバーシティラボの2015年の調査ではLGBT層に該当する人は約7.6%という結果でした。
LGBT総合研究所により2016年に上記調査よりもさらに多くの人数を対象に行われた調査では、約8%の人が性的マイノリティーに該当するという結果が出ています。
ゴールデンウィークに開催予定の講演会で講師を務めてくださる竹内さんから事前にいただいた資料には5%と書いてあったので、その理由を尋ねてみたところ…様々な統計があるので間を取って5%としているということでした。
私は当ブログに何度も書いてきているように色覚異常者なわけですが先日…通常の色覚を持っている方の前でテストを行ったところ、やはり驚かれました。コレが見えないのかという反応や、意外にコレは見えるのかなどといった率直なリアクションをいただきました。テストは先日のエントリーで紹介したものです。
マイノリティー側の事実・現実を認識してもらい、理解してもらうことには大きな意味があると実感できました。
自分と同様に色覚異常を抱えている男性の比率は日本国内では約5%だとされています。私は色の判別に問題を抱えている5%の人間でも色の判別ができるように、配色のアドバイスなどをさせていただくこともあります。
世の中には配慮が必要なシーンがあるのは間違いありません。
色弱者にもやさしい信号機の色
無論、配慮など不要なシーンも多々ありますし…全てを理解した上で無視する選択肢もあるわけですが、現実としてコレだけの割合の人がマイノリティーと呼ばれながら存在しているということを知っていただければ幸いです。
5%…コレは結構な数字だと、俺は思っています。
マイノリティーって呼ぶことで片付けては…無視しちゃマズい数字だろうと考えています。
日本で多いと言われている名字のトップ3を足しても、4%ちょい(2013年の明治安田生命保険の調査からの推計値に基づくデータ)。
佐藤さん、鈴木さん、高橋さん…この名字の人に出会ったことない人なんている?
マイノリティーと呼ばれている人は、君の傍にも必ずいるYO!
その理解の助けとなるような活動は、コレからも引き続き継続していきますぜ。規模の大小に関わらず、差別化を図ることは大切だと思っております。
本日はこんなところで。また明日!