未来拓く、みうらひらくです。
夢見るリアリスト、みうらひらくです。
かつてはロマンチストと呼ばれたものだが…。
このところ非常時…ってか災害時における行動や思考について書いてきている。
今日は具体的な方策案を書こう。恥ずかしながら、ハッキリ言って俺はど素人。
遠慮なくご指摘やアドバイス、お叱りも含めてご意見いただきたい。
こうした方が良いんじゃないかというアイデアも大歓迎だ。災害対策は誰もが他人事ではない話なのだから…考えておいて損はないだろう。
一般常識というか日常生活の中でも言えることだが…改めて書いておこう。
出どころが明らかでない情報は信用するなってこと。
善意を信用したい気持ちは痛いほどわかる。だが残念なことに、世の中には明らかに悪意を持って偽の情報を流す者がいるのだ。それが結果として自己の利益に繋がる者であったり(風説の流布的な意味)、単なる愉快犯であったり種類は様々だが…厳然と存在するのだ、悪意を持った人間は。
だから本当は、常にどこかで疑いの視点を持っていなければならないと思っている。
疑うことが悪だという風潮自体が悪だと、俺は考えているのだ。俺自身も含めて…責任を持って情報発信している(積もりの)主体が、突然心変わりをすることも有り得る。何らかの目的達成のために…ただ一回の嘘を現実であるかのように見せかけるために、ずっと猫を被っているのかもしれない。
行政や政治家、信用に足ると思っている団体や人物にも間違いはあるもの。
だってそうじゃない?現実として、政府や自治体、他人に対して文句ナシなんて人…いる?
人間が関わる以上は完全なものなどない。
その前提を忘れちゃいけない。普段自治体などに不満タラタラのくせに…災害時のような非常時に、完璧を求める方が間違っているとも言えないか?だが皮肉なことに…災害時に何を頼りにするべきかという問題に向き合った際、回答の選択肢は一つしかない。
自治体や公人が発信する情報以上に信ぴょう性の高いものはない。
だからこそ、自治体の長たる首長や、政治家を決める選挙は超大事なんだぜ?
ま、それは毎度の主張なので置いておこう。
ただ実際、復旧の段取りや支援物資の公式窓口としての機能が期待される行政の公式発表は、何よりも信頼できる情報であるべきだし…その情報発信には非常時にこそスピードと正確さ、そして臨機応変さが求められるのは間違いない。
じゃ、個人発信の情報をどうやって処理するのか?
このSNS時代、個人が情報を発信するのは容易になった。ニーズを発信するのは自由であるし、命に危険が迫っているような状態で助けを求めるのは当然すべきことだ。
点と点を繋げるのならば、それはそれで良いだろう。つまり直接ニーズを満たすことができるなら、自治体など介さずやり取りしても構わないのではないか?
ダイレクトにやり取りして自力で必要な援助を準備&応える能力があれば、進めるべきではないだろうか?
問題は傍観者(こう表現すると怒られる気もするが)に過ぎない人たちの無責任な拡散である。
既に問題解決している場所に過剰な支援を届けることは、無駄であるどころか迷惑にすらなり得ることは今回も明らかになった通り。需要供給の効率良いマッチングが必要である。
大手携帯キャリア会社などにその役割を期待するのが現実的か?
趣旨が趣旨だけにスポンサーも付けられるだろうし、やり方によって単なるCSR活動(企業の社会的責任)の枠を超えた運用が可能な気がするのだが…どうだろうか。
TwitterなどのSNSで発信することが可能な以上は、ネット環境は保たれている前提だ…どう考えてもインターネットを介してのマッチングが最も効率的だろう。既存の技術を応用することにより、解決済みや対応中など状況のリアルタイム更新も可能だと思われる。
基本的には、二次情報三次情報の拡散といった混乱の元になる伝言ゲームは、もう止めにすべきではないだろうか?
本当に信用できる情報が集うところ、需要と供給のバランスが一見してわかるような信頼性の高い仕組みが用意されていれば、少なくとも混乱は減る。
テクノロジーの進歩は目覚ましい。結果として物議を醸す展開になっているが、タイの洞窟に閉じ込められた少年たちの救出にイーロン・マスク氏がミニ潜水艦を製作した話は、実際にそれが間違いなく機能するものであれば素晴らしい話だと思っていた。
被災地に行かずとも報道で目にしているだろう…状況は酷いものだ。実際に何日もボランティアで復旧作業に当たっている友人、知人が何人もいる。体力自慢の彼らですら口を揃えていうのが…メチャクチャしんどく厳しい作業だということ。
こうした作業にこそ、技術革新の成果やロボットの力を投入することが期待されると強く感じる。
「ボランティアに来てもらえるのは有難いが、あの人らが動いてると自分らは休めないんよ…。」
ひどく複雑な心情を吐露してくださったであろう…被災された方の言葉は重い。確かにそうだろうとは思う。気をつかうなと言ってもそうはいかないのが人間なのだ。
下記のような事例が、もっともっと増えてくること…多くの人の善意に応えるためにも…現場でこうした手法を積極的に取り入れていくことを強く願う。
被災地にロボットスーツ=ボランティアの負担軽減-西日本豪雨・岡山
特効薬や万能薬のごとき魔法の解決方法は生まれないかもしれないが…我々はまた必ず起こる災害に際し、教訓を生かして状況改善できるような現実的な手段を複数準備しておかねばならない。
なるべく笑って暮らせるようにな!
本日はこんなところで。また明日!