未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日の津山市議会では議会活性化調査特別委員会が開催されました(広報調査特別委委員会も開催)。
先だって第3回目が開催され…前の回で色々と偉そうに意見しておきながら思いっきり忘れててブッチ切ってしまい、関係各位への多大なるご迷惑ご心配、そして多くのお叱りを頂戴したアレです。
しかし永遠に続くのではないかと思われた(?)タブレット導入の検討、本日決着!
津山市議会でもようやく、タブレット導入に向けて実務に入りますぜ!
その費用対効果、効率化やコスト削減へのポジティブな期待等については…これまでも8年もの間、散々論じられてきたようですが、私としてはこれを活用することで真の意味での議会活性化に繋げることが可能だと思っております。
例えば一般質問。
私が読んでいる質問原稿ですが…この内容を追うことができるのは基本的には津山市執行部、つまりは行政側の皆さんと議長・議会事務局長のみです。
質問する議員の中に、原稿を手にしていない者は1人もいません。
私の場合は今回13,500字。これはちょっと特別な例かもしれませんが、それぞれが30分の持ち時間の中で話す内容を予め全て頭の中に入れるのは、現実的ではありません。公式な記録として残る以上は数字なども言い間違えてはなりませんし、円滑な議会の進行運営にも原稿は必要不可欠であると言えます。
そして!
他の議員の原稿が手元にあった方が、当然ながら私たち議員も質問内容が頭に入ってきますし…それぞれが全く異なる切り口、尋ね方で津山市政をただすわけです。このまちを、住民にとってより暮らしやすい場所へと改善していく・あるいは維持していくといった本来の市議会議員の存在意義に鑑みれば、他の議員の質問内容は決して他人ごとではないはずです。
ところが!
質問内容の原稿を事前にシェアすることに関しては高度に政治的な事情があり…抵抗がある議員が少なくないようです。
ぶっちゃけ、パクられるのがイヤってことかな?
質問内容が他の議員とカブることは当然あり得ます。そうした場合、全く同じような答弁になることが確実な場合などは、発言が後になる議員が取り下げ・変更などの対応を取ることもあります。実際、私自身も今回9月議会ではそういった対応をしました。
パクるだの何だのってのもアホらしい話ではあるのですが…まぁ実際パクられた方は気分の良いものではないでしょうし、そこは良いとしましょう。
しかし!
どうせ公開される内容です。津山市議会事務局の皆さんの仕事は超早いので、一般質問したその日の夜には動画が公開されていました。他県の議員仲間から当日公開って凄いなという連絡をいただきました。そして3ヶ月もすれば会議録も公開されます。
津山市議会の会議録はインターネット公開されており、平成6年まで遡って検索・閲覧することが可能です。
前もっての共有は難しくても質問当日の朝、あるいは質問直前には、当該質問を行う議員の原稿を全議員が共有することが望ましいと考えます。
手書き原稿の議員もいるから難しいという声も聞かれましたが、今どきコピー機等でPDF化はボタン一つですし、そもそも事前に執行部側では内容を共有しているはずです。決して不可能ではないですし、見込まれる圧倒的なポジティブ効果については以前も詳しく書いた通りです。
居眠り議員は間違いなく減ります!
眠たくなる気持ちも正直わからなくはありません。色んな意味で眠くなるような質問する人も少なからずいます。
ま、私の質問の場合は別の意味で原稿があった方が望ましいでしょうが、ともかく…議員が他の議員の原稿を手にすることはどう考えてもポジティブな効果の方が大きいと言えるでしょう。
狭量な一部議員の我欲に配慮する必要などありません。
タブレット導入の暁には、この方向性を強く主張いたします。
そして本日の議会活性化調査特別委員会、皆さまと津山市議会議員との貴重な交流の場として期待される議会報告会についても話し合われました。
まず、津山工業高等専門学校(津山高専)の学生皆さまとの意見交換を主たる目的に、11月に1回目を開催いたします(一般参加不可)。
来年…2月辺りになるかと思われますが、津山市議会の4つの常任委員会(総務文教・厚生・産業・建設水道)ごとに2回目を開催予定です。まだ詳細未定ですが、広く一般の皆さまがたにご参加いただける会とする方向で、参加制限を設けることはない予定です。詳細決定次第、改めて報告させていただきます。
議会報告会については…本日の委員会の場でも、まとまりかけた空気をぶち壊すような発言をさせていただきました。共有しておきたい思いもありますので改めて書きます。
一般質問文字起こしの続きも書かねばな…忙しいぜ!
津山市議会、少しずつですけど確かに変わってきています!
本日はこんなところで。また明日!