未来ひらく、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
標題の通り、このたび私は地域政党あたらしい党を完全に離党いたしました。
5月末の党総会に参加した後、上記のリンク先にあるように党とは距離を置かせていただくというエントリーを書かせていただいていた通りです。そうなるのかなと思っておられた方も少なくないようです。実はすでに先月途中から党公式サイトには私の情報は掲載されておりません。
10月1日より、完全なる無所属議員として活動させていただきます!
とは言え、実際には今までも自由気まま…好きにやらせていただきました。
昨年末の結党大会の挨拶からして、明らかに1人ヤバい奴いる…って感じでしたしね!
党メンバーでありながら、無所属同然の状態での言動を…言わば治外法権的に黙認してくれていたあたらしい党の面々には感謝しかありません。あたらしい党の関係者には今でも仲良くしてくれるメンバーもいるし、尊敬する人も、大好きな人もいます。
ま、実際のところ距離は問題でした。
関東圏、特に東京を中心とした地域政党に岡山県津山市というイナカマチから参加することの是非は、最初から地元の方々を中心に聞こえてきておりました。離党の遠因には、そうした地理的要素に起因するところもあると考えております。
まぁ、遠いのは最初からわかっていたことですし、世界一正直な市議会議員として凄まじく正直に告白すると…こういう結末もあり得るかなとは想定していた流れでした。こんなに早いとは考えていませんでしたから、やはり残念ではあります。
距離を置く宣言はしたものの、基本的に私は一般党員(オンラインサロン有料メンバー)として関わらせていただいていくつもりでした。
その姿勢はやや中途半端ではないのか、離れるならハッキリと離れた方が良いのではないか…そういったご指摘は津山市の皆さんのみならず、インターネットを介して全世界の皆さまから(?)届いておりました。
結果的には伊藤新宿区議のように、早い段階でそういった決断をした方が正しかったのかも知れません。しかし以前のエントリーでも書きましたように、今や参議院議員となった音喜多代表を中心に、あたらしい党という集団が掲げた理想、そしてその理想実現のための手段などは私にとって魅力的なものであり…何人もの、応援したい仲間たちが所属していることは事実でした。
いや、これは別に過去形ではないのです。
ただ、納得しかねる決定がなされたことで、私は党との関わり方を変えると宣言させていただいていた次第です。
結局のところ、その溝が埋まらなかったのが離党の原因です。
正直を言えば選挙戦の最中ですら、党に所属していることで違和感を覚えたことは何度もありました。
ただ100パーセント自分の思いが反映されるような集団には所属する意義がありませんし、そもそも多様性を一つのカラーにもしているあたらしい党です。その度に議論を重ね、1人だけズバ抜けて遠隔地から参加しているメンバーであり、地域事情が全く異なるという現実も重なり、ハッキリ言って選挙戦はほぼ党からのサポートを受けることなく戦ったというのが実際のところです。
あ、供託金も自身で払っております。
当然ながらコストパフォーマンスを考えれば、私への支援など後回しになって当然。その点は全く気にしていませんし、それは選挙を手伝ってくれた私の周囲のコアメンバーは皆、理解してくれていることでした。
当選できたから言える。
落っこちてたら恨み言の一つも言いたくなったのかも知れませんが、おかげさまで…こうして活動させていただいております。
音喜多代表が日本維新の会から参院選に出馬したことに違和感がなかったと言えば嘘になりますが、結局のところ政治家、議員は個人の判断で進むべき道を決めるべきだと考えています。それ自体は全く、離党原因には当たりません。
ただし参院選が全く無関係であったかと言えば…そうではありません。
私は思いっきり山田太郎さんを応援しました。
山本太郎さんじゃないよ…山田太郎さんです!
選挙や政治の世界は怖いもので…なぜか「三浦くんって山本太郎さんと知り合いで仲が良いんでしょ?津山に呼んでよ!」などという謎なお話をいただくこともあります。
申し訳ありませんが、全くご縁がありません。
ハッキリ言ってスゲェ人だなと素直に思っていますが…面識など一切ないにもかかわらず、そんな噂(?)が飛ぶのは…多分、山田太郎さんを応援しまくった影響かなと思っています。
ダブル太郎さん、全く関係ないところで巻き込んでスミマセン。
その山田太郎さんを応援しまくったという事実が、お気に召さなかった党のメンバーもおられたようです。
それというのも、山田太郎さんが出馬していた参院選の全国比例候補には、音喜多代表とほぼセット状態で選挙戦を戦っておられた都議時代からの盟友、日本維新の会の柳ヶ瀬さんがおられました。
空気読んだら柳ヶ瀬さんの応援しろって話なのは理解できますが…あたらしい党として誰1人として公認も推薦もしていない比例代表においては、誰を応援しても自由だろというのが私の考え。また自民党所属とはいえ山田太郎さんの政治スタンスは、あたらしい党のそれとも大きな乖離があるものではないと感じております。
ただ、それさえも離党要因としては小さな話です。しかしながら私が最も承服しかねたのは、ある意味ではさらに小さな話かもしれません。
それはお金の話!そう、みんな大好きお金の話です。
やはりお金に関しては特に…人は自分に甘くなるものです。もちろんこれは私自身もそうです。だからこそ、事実をありのままに公表して、その審判は皆さまに委ねたいところです。
あたらしい党の所属議員は(恐らくは全ての政党と同じように)、党へ党費を支払っています。
その金額を公表する許可はもらっていませんが、私自身は地域事情を考慮されて他の方よりも少ない、毎月1万円の支払いを求められました。
たった1万円だと思われるかもしれません。
政務活動費を使う選択肢もあると示されましたが、いずれにしても私としてはあり得ませんでした。
私が今、政治に携わらせていただいているのは津山市をより良くしていくためです。その目的に資すると思えない以上、市民の税金がベースとなっているお金をそこに費やすつもりはないというのが私の考えです。
当然ながら組織運営にはコスト…お金が掛かります。
しかしながら、それこそそんな当然の話は統一地方選挙前からわかりきっていたことです。少しでも経営に携わったことがあれば、そんな見通しで運営していくことは難しいことは自明。私としては、理想実現に向けて少しずつでも、できる範囲での運営をやっていくという方向性なのだろうと理解していました。
この話が降って湧いたのは統一地方選挙直後。
もともと音喜多代表個人の力…影響力や発信力、経済力に依存している面が強過ぎると感じていましたが…4月末の北区長選挙での落選で、党の未来に暗雲が立ち込めたことは事実です。
私はかなり長い間個人事業主として活動していたので、お金の話には非常にシビアです。
ってか、ケチです。
今回も相棒的存在のひらくマサポーターズ(みうらひらく後援会)事務局長からは「俺なら払う。」と言われました。でも…あたしゃ払わないという決断をして、辞めさせていただく流れになりました。
選挙前からそういう話だったのなら余裕で払います。相手が誰であれ、何であれ…おかしいと思ったことはおかしいと言う。
言いたいことを言えない時もあるのは、子どもでもわかっていること。
でもね。
言うべきことを言えないような政治家になるつもりはありません。
そんなわけで今月より名実ともにフリーになった、三浦ひらくの今後にますますご期待くださいませ!
あたらしい党の皆さん、ありがとうござました。そしてあたらしい党に所属していることで私を応援してくれた皆さま、ちょっとだけ申し訳ありません。
でも今後も大きな括りで考えたら見ている方向はきっと同じやで!
頑張っていきましょ。
津山市民の生活をより良くすることに繋がると思えるような活動には、ガンガンお金も使ってまいりますよ!
昨日の決算質問で言っていたことも、結局そーゆーこと。
減らすべき支出は減らして、使うべきところに使おう!
ツヤマノミライのために、自分の信じる道を、自分の信じる進み方で…真っ直ぐに、曲げることなく進み、精一杯尽力しますぜ!上の動画の最後の部分で…改めて決意を述べさせていただいた通りです。
今後もよろしくマ!
本日はこんなところで。また明日!