津山市のネット・ゲーム・スマホ規制に反対する全ての皆さまへ。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今月9日に行われた津山市議会3月定例会の議案質疑・一般質問の持ち時間を使って…私は津山市のインターネット関連施策の現状と今後について質しました。昨今政治の世界でキーワードの一つとして取り上げられているDX(デジタルトランスフォーメーション)、つまりはデジタル化による住民サービス向上のためのポジティブな変革についての質問をはじめ、様々な課題について津山市政に思いをぶつけました。

その中で、持ち時間30分のおよそ半分を費やしてまで集中的に質したのが、津山市教育委員会において行われている過度なネット・スマホ・ゲームへの過度な規制についてです。今までの私の全ての質問の中で、多くの人から色んな意味で最も高評価をいただいている今回のメインと言って良い内容でした。

ぜひ動画でご確認いただければと思います!

この件については…津山市教育委員会の答弁をご覧いただければ明らかなように、他の質問項目と異なり、明確に誤っている施策を行っていることを指摘しているにもかかわらず、回答が二転三転するどころか数字の水増しと言わざるを得ない説明まで飛び出すという非常に不誠実な印象を受ける内容でした。

厚生労働省や文部科学省が研究事例の存在すら承知していないとまで言い切ったデマ同然の言説が掲載されたチラシ類の頒布や、行わないと明言している制限は直ちにやめていただかねばならないわけですが…。

質問から10日が経過した今も公式サイトで相変わらず当該チラシが紹介されています。

また相関関係だけを根拠にまるで因果関係が証明されているかのような説明を、親学講座と称して主に子どもたちに対して授業として行うという…許されて良いはずがない行為が津山市の教育現場で実際に行われているにもかかわらず…。

来年度も引き続きこうした施策を繰り返し行っていくと言明しているのです。

まだ正式な議事録が出来上がっておらず…今私の手元にある先日開催された総務・文教委員会での本件に関して今後の対応について教育委員会から述べられた内容を紹介できないのが残念ですが、ともかく本日担当課に直接確認させていただいたところ、やはり間違いなく…非常に残念なことですが概ね、現在のままでより丁寧に趣旨説明をしながら事業を継続していくという方向性であるという旨を答えていただきました。

いやぁ…とても残念です。

また動画内でも厳しく指摘していますが、講座に親学というワードを用いるセンスも最悪…というか、政治的中立が求められる教育委員会の姿勢としても極めて不適切です。橋下徹さんがまだ政治の世界にいた頃に話題になったこともある有名な話として、親学の生みの親である方が「発達障害は教育で治る」という、発達障害などが親の責任だと言わんばかりの主張をしていたことなども広く知られています。これについては複数の当事者の方からも、ずっと違和感を覚えていたという悲痛な声をいただきました。議会質問で触れたことも合わせた幾つもの問題点をスルーして、それでもなお津山市教育委員会が過ちを認めずに、開き直って現在の問題だらけの施策を続けるというのであれば…極めて残念というか、失望しか残りませんが、それでも私は状況改善のために戦い続けるしかありません。ただ、この戦いは私一人でどうにかできるようなものではないのです。

そこで今日は、皆さまにお願いがあります。

実際に沢山の声を寄せてくださっている皆さまにも、本件にお力添えをいただきたいのです。

津山市民の方はもちろん…市外の方であっても必ず応援していただくことができます。

私の話した印象ではやはり…津山市教育委員会では本件に関しての意識があまりにも低く、大きな問題だと捉えていない感がとても強いと感じています。何しろ、皆さまから沢山の意見や質問をいただいているので、私の方でも答えるが直接声を届けたいというリクエストに対してはどう対応すべきかという問いかけに対して…電話してくれとの回答でした。

皆さまへのお願いはシンプルです。

それぞれの事情に応じて、津山市教育委員会あるいは津山市へと声を届けてやってください。

現在タイミング良く”津山市デジタル社会の推進に向けた取組方針(案)パブリックコメント”を実施しており…届けていただいたご意見は市の見解も含めて公開されますので、是非ご意見を寄せてやってください。ただし意見を提出できるのは、次のいずれかに該当する方に限られます。

  (1)市内に住所がある方
  (2)市内に事務所又は事業所を有する個人及び法人その他の団体の方
  (3)市内の事務所又は事業所に勤務する方
  (4)市内の学校に在学する方
  (5)意見募集の対象となっている事案に利害関係を有する方

(5)は解釈次第では相当広範囲まで広げることが可能だと思いますが…せっかくご回答いただいても無効になっては申し訳ないので、条件に合致しない場合は後に示す別の選択肢をご検討いただけると幸いです。

組織としては教育委員会は当然、首長から独立しているという建て付けではありますが…他にこうした窓口がなく、またデジタル化に対して明らかに逆行する施策ですので、本パブコメに送る意見として合致する内容であると思われます。

私以外の皆様の生の声を届けていただけることは有難く、心強い限りです。

津山市民の方はもちろん、条件に該当する他地域の方も是非ご協力をお願いいたします!

津山市民の方なら問題なくどなたでも送っていただけますが…市外から応援してくださっている方の場合で、パブコメ提出条件に合致しない場合は、次の選択肢があります。

・津山市教育委員会に電話で意見を伝える。

俗にいう電凸というやつであり、明らかに業務に支障をきたす可能性があるので…する側も普通はしないし、当然される側は最も嫌うであろう困る手法です。それを今回は何しろ津山市教育委員会が公式にそれを推奨してきたので驚いたわけですが、裏を返せばこういう可能性もあります。

いずれにしても、電凸をオススメするわけにはいかないのが正直なところですが…。

しかしもう止めはしません。

津山市教育委員会の担当課である学校教育課家庭・地域連携係は0868-32-2114です。学校教育課の他の番号でも構わないとのこと、就学事務係0868‐32‐2116、学力・徳育推進係0868‐32‐2115です。くれぐれも番号間違いにはお気を付けください。

私も途中から怒りまくっているテンションで質問しましたが…超怒りモードでご連絡くださった方もおられました。メールやパブコメ、あらゆる角度から攻めるべきだと考えています!

…というわけで次の選択肢をもう言っちゃったけど。

津山市教育委員会の担当課に直接メールで質問や意見を送る。

というものです。もちろん回答を求めていただいて構いません。住民ニーズに応えていくことは教育行政の現場でも公務に勤しむ者にとって当然に重視されることですから。相手の都合に合わせて回答できる上に、回答を緻密に練り上げることも可能なので、電凸よりも圧倒的に親切だと私は思います。

津山市教育委員会の学校教育課のアドレスはE-mail : gakkyou@city.tsuyama.lg.jp です。こちらもアドレスの入力間違いにはお気を付けくださいませ。

最後の選択肢です。

パブコメに参加する権利を得る。

理不尽に対抗する際でもルールは守らねばなりません。ただルールの範囲内で戦うことは認められるべきでしょう…つまり意見を提出できる資格を得れば良い。

例えば上記の(5)については最初、下記のようにも考えました。

ただ却下されては元も子もないので、(2)を狙いましょう。これならば簡単に条件に合う身分を得ることができます。

その手段とは、ひらくマサポーターズ(みうらひらく後援会)にご入会いただくことです。

そうすれば(2)、市内に事務所又は事業所を有する個人及び法人その他の団体の方の条件に合致します。いやぁ、足下を見た誘い方だなぁって思わなくもありませんが…そこまでして津山市のことで共に戦ってくださると言ってくださるのであれば!

間違いなくあなたは同志です。

津山市からこの世界をより良くしていくため…力を貸してやってください!津山市の現状が悪い事例として全国に恥をまき続けているこの大ピンチ…これをむしろ津山のようなイナカマチに日本中から注目が集まっているチャンスと捉えるべきです。

津山市でまずこうした施策にストップをかけることで、全国に点在する親学やネット・スマホ・ゲーム規制という誤った施策を修正した成功事例として、日本中の自治体を救う助けとなることができるように…今後も精一杯頑張っていきます!

色々と言いたいことが出てきて相当長くなった上に、昨日のエントリーで告知していた動画での議会活性化調査特別委員会の内容紹介をできずじまいになりました…ごめんなさい!

津山市議会議員は何人必要?委員会の内容こそ議事録公開すべし。

2021-03-17

本件はパブコメの締め切り日(3月22日17時必着)などもあり、大急ぎで触れないとならない内容だったもので優先させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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