三浦拓です。
今日も、公人としてではなく私人として…三浦愛來(あいく・愛称くーちゃん)の父親としてのエントリーです。
大変遅くなりましたが本日、娘の通夜・葬儀にご参列いただいた皆さまへの感謝を綴ったお礼状の送付が終わりました。恐らく…まだ後から幾つか送らねばならない先が出てくるかと思いますが、とりあえず一段落ついたかなというところです。
ほぼ全ての方への宛名書きは妻が担当し、全て手書きで心を込めて書いてくれました。
同封させていただいた印刷された手紙は、世界一言いたいことがあり過ぎる市議会議員男である私の考えた文章(例によって長い!)を、家庭用プリンタで刷ったものです。
テンプレ通りの、業者が用意した文言に名前だけ当てはめた礼状を送る気など全くありませんでした。
切手も全て手で貼るつもりでしたが、そもそも弔事用切手は封書に対応できるものは今はもう販売していないんですね…知りませんでした。需要はあるのではないかと思うけど何故なんでしょうね。
何が言いたいかと申しますと…妻も私も、娘だったらどうするだろうか…あの子だったらどうやって、皆さまにお礼を伝えるだろうかを精一杯考え、なるべく手作り対応させていただいたということです。
くーちゃんは絵や工作が得意で…手紙を書くのも大好きな子です。
私にも小さな頃よく「パパ、お手紙!」と言って書いてくれました。彼女が初めてくれた…まだ字が書けない頃に書いてくれた手紙を、もう何年も持ち歩いています。何を書いてくれたのか…何度も何度も説明してくれました。
内容は…くーちゃんと私だけの秘密です。
くーちゃんなら絶対に、自分のことを応援してくれた皆さま…一人ひとりにしっかりとお礼を伝えたはずです。
愛してくれた一人ひとりに、愛情をお返しするはずです…恩をもらったままにしない子です。それはあの子のことを誰よりも知っている私たち両親が、断言します。
大きくなってからは幼稚園の先生やお友達に手紙を書き…パパには見せてくれないこともしばしばありました。
ときに気まぐれに見せてくれたその文面からは、皆への、これでもかというほどの愛情が込められていることを感じ取れたものです。
そんな手紙好きのくーちゃんの思いに寄り添うため…特に娘を可愛がってくださった方には、メッセージも添えさせていただいております。有難うございました。
ただ闘病をキッカケに彼女を知ってくださった方もおられます。インターネット経由でも、多くの応援をいただきました。お守りを送ってくださった方や、何度も何度も応援メッセージをくださった方もおられました。
くーちゃんのため祈って欲しいという願いを皆さまが拡散してくださったおかげで、多くの方が実際に祈ってくださり…その願いに応えて娘は大変な頑張りを見せてくれました。すでに何度も当ブログでも触れてきた通り…感謝いたしております。
こんなご時世です…ご自愛ください。
怖いこと、苦しいこと、悲しいことがあっても…くーちゃんが応援してくれて、傍にいてくれるから大丈夫。
そして小さな5歳の女の子ですら…自分自身よりも他の人を思いやりながら精一杯生きた事実を知っていただきたいのです。
どう生きるかは自分次第。
人様の生き方に口を出せるような人間ではありませんが…せめて私自身は娘に恥ずかしくない生き方をします。
今まで以上に思いやりをもって生きていきます。
本日はこんなところで。また明日!