未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
土壇場で中止になりましたが、津山市消防団の操法大会がある予定だった本日。皆様ご存知のように新型コロナウイルス感染症の影響で、あらゆるイベントが中止や規模縮小等を余儀なくされています。もはや大きな企画の強行開催は世論が許さないでしょう。
操法大会も規模を縮小して開催すると発表されていたにもかかわらず…決定が覆りました。柔軟な対応が求められる団体の性格に鑑みても喜ばしいことではないかと感じています。
学校再開に際しても多くの声が届き…現在も様々なご意見をいただいております。
例えば。
あるタイミングからマスク着用を必須にしたいため、指定した期日までに”必ず”用意するように…という趣旨の案内が学校からあり、売っていない中で必須と言われても対応のしようがないという声などを頂戴しております。とんでもない高価格でのネット販売に手を出さざるを得ないという保護者の方や、ネットショッピングで購入したのは良いが中身が入っていなかった…などという話も。価格はある程度需要と供給のバランスで決まるべきだと考えますが…ただでさえ不安や不満が大きくならざるを得ない状況において、弱みにつけ込むようなやり方は正直やはりどうかと思う人が多いのではないでしょうか。詐欺行為はもってのほか…厳罰に処されるべきです。
今日はお世話になっている方が救急搬送される事態が発生。
新型コロナウイルス感染症について津山市で最も頼るべき男、藤田浩二先生が勤務されている津山中央病院へと行ってまいりました。この時期ですので当然ながら面会はできませんでしたが、ご家族とお話をさせていただくために伺った次第です。
おかげさまで大事には至らなかったのですが、改めて強く感じたのはやはり医療現場の皆さまの混乱を招くような事態を起こしてはならないということ。
通常の医療サービスを提供することにもいつも以上に気を遣って対応してくださっている皆さまに、できる限り快適な環境で仕事を続けていただけるように努めないと…場合によっては新型コロナウイルス感染症以外の、本来であれば救える命が失われてしまうことすらあり得ます。
2週間経った今でも信じられません。
不妊治療の末にできた待望の子供を出産するつもりで、妊娠38週の妻と一緒に産婦人科に行ったら妻と子供どちらも亡くなりました。
なんなんですかね。
これは。詳細はブログに書きました。
想像を絶する絶望です。https://t.co/yxR2r4Il1w
— 油井ジョージ ワンマンバンド (@yui_george) April 11, 2020
新型コロナウイルス感染症の影響であろうがなかろうが…悲しい思いをする人は、出しちゃいけないのです。
ゼロには出来なくても減らしていきましょう!
今日は他にも久しぶりに会う人から温かいお言葉をいただいたり…娘のことを知った、一度も会ったことがない津山市民の熱い方から激励のお電話をいただいたりしました。
会ったこともない娘と私とのために、電話口で泣いてくださった。そしてその上で”頑張れ”と言ってくださった。
津山市のことを頼みますと言ってくださった。もちろん、その方を含め…皆でより良くしようと一つにならないと、感染症対策同様に効果は上げられません。
もはや”誰かがやってくれるだろう”では無理だという現実を、これでもかと…今、私たちは突きつけられているのです。
特攻隊長はお任せください。政治の現場に斬り込んでいって、大いに声を上げます。そして現場の状況を報告します!
つらいことがあろうと、当事者として発信し続けます。当事者でなければわからないこと、当事者が言わなくては説得力がないことが世の中には厳然とあります。当事者の嘘のない心からの叫びは人の心に届きます。
743人感染12人死亡…連日数字で人の不幸が表現される。しかし自分自身あるいは身近な人がその数字に含まれるまでは対岸の火事。正直私もそうだった。#インフルエンザ脳症 で亡くなる人は年間10人程度だと説明されるまで。当事者に数字は何の意味もない。今の状況、誰がいつ当事者になるかわからない。
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) April 12, 2020
数字は判断の根拠になりますが、悲劇を数字に置き換えることは当事者にとっては何の意味もありません。
そして私たち全員が、とっくに当事者になっていることを忘れてはいけません。事態はかなり前から対岸の火事ではなく、全国民が明らかに何らかの影響を受けている。取り返しがつかない悲しい思いをする人が増えるのはもう沢山です…そうなってからでは遅いのです。
また新しい週が始まります。
冷静に粛々と…なすべきをなしていきましょう。
本日はこんなところで。また明日!