世界と君を少しだけハッピーにするため、誰にでもできる具体策。

三浦拓です。
少しだけ久しぶりの、私人としてのブログエントリーです。

愛娘・くーちゃんが通っていた幼稚園で本日、修了式がありました。新型コロナウイルス問題で世間が揺れる中…元気に次のステージに進む日本の未来そのものである子どもたちの姿を見て、少しだけ涙が出そうになりました。

皆と一緒に春には年長組になり、名実ともに幼稚園で一番の”お姉さん”になるはずだった4月生まれの彼女は、今はもういません。

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奇遇にも今日は、娘が亡くなってから四十九日にあたる日でした。岡山カトリック教会の皆さまにご無理を聞いていただき、キリスト教式で葬儀を行ったため…法要などは行いませんでしたが、一つの節目と感じられる日になりました。

祭壇には妻が握ったおにぎりマグロのお寿司いちごミルク先生や友達に囲まれた写真お手紙お気に入りのおもちゃ、あと幼稚園の制服も。

写真を撮って載せる気にはなれないのが正直なところですが…彼女はすぐそこで、数々の好物と大好きなお花に囲まれています。相変わらず世界一可愛い笑顔で私を見つめてくれています。

正直に告白しますと…まだまだ悲しみは癒えず、涙が溢れることもあります。娘の存在の大きさと、戻ってこない悔しさ、自分自身の不甲斐なさを噛みしめる日々が続いています。

しかしそれでも、最後の最後まで自分自身よりも人のために生きようとした彼女の思いに寄り添うためにも…この世界に残された者として、ご心配いただいている方々に改めて強く生きていく決意を表すとともに、くーちゃんに賜りました愛情に対して、今一度心よりお礼申し上げます。

有難うございました。

最近でもお花をいただいたりすることがあり、本当に感謝しております。

他の保護者の皆さまに気を使わせてしまうのが忍びなかったため、幼稚園には夕刻に少しだけお邪魔しました。そして…愛來がこの世界にいなくなってしまってからも今日までずっとそのままにしておいていてくれたシューズやバッグ、幼稚園で制作した作品の数々を持って帰りました。

担任、副担任の先生。そしてクラスの皆。クラスや学年は異なっても仲良く遊んでくれた友達。幼稚園の関係各位には本当にお世話になりました。本日お会いできなかった皆さまにも、心から感謝しています。

娘も親も幸せでした。

しんみりさせようと思ってこんな記事を書いているわけではありません。私は別に構ってほしいわけではないのです。

政治に携わる者として、無意味な施策ほど腹立たしいものはありません。パフォーマンスはポジティブな効果に繋がるなら手法として大歓迎ですが、無駄なパフォーマンスに公金を費やすことほど無益なことはないと考えています。

私が当ブログに書く記事やあらゆるSNSでの発信は…何かしらの意図や意義を持ってやるべきだと思っています(もちろん表現の自由を標榜する私としては、無意味に思える表現やナンセンスな作品を否定するわけではありませんむしろ好きですらあります)。

で…そんな私が今日、大声で言いたいことは何か?

あなたに大事な存在がいたとしましょう。いや、きっといるでしょう。

これは子どもでも、恋人でも、でもでも、でも、ジジババでも、もちろん自分自身でも…誰でも良いし、ペット無生物だって同じこと。大切な存在を思い浮かべてください。今から残酷だけど目を背けていてはきっと後悔する真実を突きつけます。

その誰か(何か)と、いつまでも一緒にいられるわけではない。

だから。

動画&写真撮っとけ!

録音しとけ!

作品取っとけ!

言いたいことはこの三つ。これは本当に強く思うところです。問題提起だけでなく…解決策まで提示してこそ、くーちゃんのパパとして胸を張れるのだ!

私は恐らく、世の中の多くのお父さんお母さんの中でも…相当多く、我が子の写真や動画を撮影していた人間だと思います。

でも、そのせいで自分自身と我が子の写真や動画が非常に少ないの…。

いっぱい写真撮っていたんだねって言われますが…正直、全然足りません。一億総カメラマン時代、今時いくらでも写真は撮れるし…動画撮影や録音も、スマホひとつあれば簡単な話です。

大好きな誰かとの思い出は、多くても絶対に困らないよ!

残しておいた方が良いと思う。

もし仮に、自分自身が大好きな誰かより先にこの世界からいなくなることになっても…思い出はきっと残された大切な相手の力になる。

毎日、くーちゃんから力をもらって頑張れています。

きっと誰も皆、大事な何かのために頑張っていると思うから…だから、皆が頑張り続けられるように、自分自身のためだけでなく、大事な誰かや何かのためにも、記録を残しておくべきです。

それは必ず…世界を少しでもより良く、幸せにしていくための助けになるはずです。

今日から、また頑張って毎日ブログを更新するようにします。

有難うございました。

くーちゃん、俺(まだ)もうちょっと髪あるやろ!

また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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