見直しは必須!津山市新型インフルエンザ等対策行動計画を斬る。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日、津山市議会では常任委員会が開催されました。当ブログでは何度か紹介していますが改めて津山市議会の4つの常任委員会を紹介いたします。

上の画像たちは津山市議会の公式サイトから拝借したが…なぜか、産業委員会だけ形が違う!

それはともかく、簡単に言えば…全28議員が4つの委員会のいずれかに所属し、その委員会が所管する分野の課題について、本会議の一般質問等で掘り下げきれなかった内容を深掘りしてくというのがこの常任委員会の役割です。

津山市政にかかる全ての課題は、いずれかの委員会が所管することになります。そういう意味では当然、全ての委員会で大切な話をしているはずです。

何しろ、常任委員会には当局側の担当部局の役職者がほとんど集まります。しかも本会議での質問&答弁と異なり、ガチンコでのやり取りが繰り広げられる、緊張感がある場(?)なのです。

上の図にあるように私の所属する厚生委員会では、環境福祉部・こども保健部の所管に関する事項を話し合うわけですが…この新型コロナウイルス感染症問題に揺れているタイミング、最も肝となっているとも言える大切な業務を担ってくださっている方々と議論を重ねました。

環境福祉部では10万円の特別定額給付金に関する業務、こども保健部では新型コロナウイルス感染症対策本部の事務局的業務を担ってくださっています。

皆さまお待ち金の特別定額給付金…かなり振り込みも進んでいるようです。

そろそろ俺も申請書送ろっと。

今日の私の発言の中で、自分としてのハイライトは…こども保健部さんとの話の中での、新型コロナウイルス感染症絡みの質問…かな。

津山市での新型コロナウイルス感染症についての対応指針となっている根拠は以下の行動計画に示されています。

津山市新型インフルエンザ等対策行動計画(PDFファイル)

国が制定している新型インフルエンザ等対策特別措置法、そして政府による行動計画…さらに岡山県が策定した行動計画を受けて…津山市でも、本市の実情に合わせた、より実効性の高い独自の行動計画を作成しているのです。

是非チェックしていただきたいと思いますが…2ページ目の最後の部分にはこう書いてあります。

市行動計画は、新型インフルエンザ等に関する最新の科学的な知見や、新型インフルエンザ等対策の検証等を通じて見直しを行い、また、政府行動計画及び県行動計画の見直しがあった場合には適時適切に変更を行うものとする。

検証等を通じた見直し、適時適切な変更が必要やで!それを言わせていただきました。

だって、やるって書いているし!

しかしな…細かいところまでチェックしてくださればわかると思いますが…正直、この見通しはやはり甘かったと言わざるを得ません。以下の画像はYahoo!の新型コロナウイルス感染症まとめより拝借したものです。

現在の国内の状況は…津山市新型インフルエンザ等対策行動計画の6ページで想定されている数字と比べれば、幸いなことにはるかに望ましい状態を保てています。

25名の感染者が全員無事退院している岡山県、そして2名の感染者が出ただけの津山市も、ここで想定されているような悪い事態には至っていないことは明らかです。それなのに!

日本中でマスクも、消毒液も足りなくなり…デマが飛び交い、パニックによる買い占めなどの混乱が見られた事実は皆さまご存知の通り。

もし!

感染症が津山市新型インフルエンザ等対策行動計画において想定しているような状況をもたらした場合。

私たちは対処できるのでしょうか?色んな意味で、見直さざるを得ない。

まぁコレ、どう考えても津山市だけが甘いってことじゃなくて…国も県も完全に甘過ぎたって話だと思います。

こういう大事なことを話し合っている常任委員会の審議の場でのやり取りの様子も公開すべきだというのが個人的な思いではあります。あと、自分が所属していない委員会の傍聴もしたいなぁ(基本的に同日同時刻開催)。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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