議員定数どうなる?議員報酬どうする?全ての行方は議員会議へ!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

一回書いていた記事のデータが何故かアップした瞬間に飛んでしまい…愕然としているところからのリスタートです。せっかく気合いを入れて書いていたのに、ふざけんじゃねぇぞコラって気持ちですが…まぁどうしようもないことをクヨクヨ言っていても仕方がない。

ここからどうにかするのが、三浦ひらく!

さて…そんなわけで本日は9時〜18時くらいまで、日中ほとんどの時間を津山市役所議会棟で過ごしました。津山市は突然豪雨が降ったり晴れたりで…なかなか忙しない天気でしたが、午前中のメインは何と言っても10時から1時間半ほどが費やされた議会活性化調査特別委員会でした。5月に改選があり、メンバーが数名入れ替わりましたが…私自身は前期の2年間に引き続いての所属で…新メンバーになって実質的には初めての開催(前回は委員長・副委員長を決めたのみ)でした。

ちなみに…改めて紹介しておくと委員は下記のような構成になっています。8人という構成人数は、それぞれの会派から一人ずつ代表が出ていることに由来します。

委員会 議会活性化調査特別委員会
定数 8人
委員長 松本義隆
副委員長 村上祐二
委員
(50音順)
河本英敏
西野修平
広谷桂子
美見みち子
三浦ひらく
森岡和雄
所管事務 議会活性化に関わる諸問題についての調査研究

皆さん60歳オーバーの大先輩ばかり!

年齢だけで判断するわけではありませんし…ぶっちゃけを言えば私の43歳という年齢も、胸を張って若いだろ最年少なんだぜ…ってドヤ顔カマせるような数字ではないことは自分自身が最も強く感じているところ。

ただ、現状では津山市議会に他に存在しない…若者、子育て世代の当事者を名乗ることができる唯一の現役議員として…期待されている、果たすべき役割はとても大きいと思っています。

だからこそ、今回もガンガンに発言してきました!

ゆーても、私としては空気を読んだというか…先を見据えた上での判断として遠慮した部分もありますが…かなり踏み込んだ発言も今回はさせていただき、結果的には良い方向に持っていけたような気もしているところです。

ちなみに、前期(2019年5月1日〜2021年5月11日)までの議会活性化調査特別委員会のメンバーは以下のようになっていました。

ツヤマノミライを共に立ち上げた田口議員が副委員長を務め、安東議員もメンバーに名を連ねており、つまりここでそれぞれの会派を代表して参加していた三人(私に関しては独りぼっちの無会派だったわけですけど…)が新しい会派を組んだということなのです。

以前にも書いたように…ツヤマノミライの三人は考え方はもちろん、政治活動・議員活動へのアプローチもぞれぞれに異なりますが、議会を活性化していく…津山市議会をより良くしていくという現状改善への強い意志だけは確実に共有しています。

無会派からの卒業。議会改革目指し、会派ツヤマノチカラを結成!

2021-05-11

お二人がどう考えられているのかを確認したわけではありませんが、私個人としてはこの議会活性化調査特別委員会での2年間のお二人の言動を見て…(この二人となら共闘できる)という確信を持って、今回の会派結成に至ったという経緯があります。

もちろん、他にも色々な要素が積み重ねってのそれぞれの決断だったわけですが、ともかく…前期には確実に、強い意志を持って議会を前に進める…今のままではいけないという危機感を持って議会を改善していくための仕事をしようとする人間が、この委員会に三人はいたわけです。

でも後期メンバーは、ちょっとどうかな…。

そんな正直な心の声(もちろん個人の感想です)が思わず漏れてしまうような、初回の委員会の展開でした。森岡委員は欠席でしたが、他の委員の皆さまの発言内容を聞いていて…(おお、これはなかなか強烈な2年間になりそうな予感しかしないぜ…!)という感想を始まって5分くらいで感じたのは、きっと私だけではなかった…ハズです。

本日話し合われた内容は以下のようなものでした。

私が強く述べたのは以下のようなポイントです。

議会報告会について

・昨年はコロナ対応で中止しアンケート調査に切り替えたが、今年は開催しなくてはならない。昨年も主張したが時期尚早とのことで見送ったオンラインでの開催を実現すべき。対面式の報告会も開催できるなら開催すれば良いが、オンラインでの実施には新たな層へのアプローチが期待できる点や、多くの方の発言が期待できる点など、コロナ対策以外にも、対面式では得られないメリットが多い。すでに導入したタブレット端末を最大限に活用していく姿勢を見せる意味でも、どうやったら実現できるのかを考え、確実に実施しておくべきだと考える。

タブレット端末導入後の効果検証

本日の会議にも端末を持ってきていない議員もおられ、議場へも全員が必ず持ち込んでいるわけではないこと…連絡ツールとしても十分に活用できているとは言えない現状がある点などに厳しく言及し、9月議会を目処に紙媒体による連絡を廃す方向で動いている以上、そこはやはり徹底すべきで、それまでに勉強会を実施するなどして、端末に触れてもらって、操作を主体的に学ぼうという姿勢を示すことが、税金ベースで運用している以上は最低限必要ではないか的な話をさせていただいた。元気なんだし…やれば必ずできるので、やってもらうのみ。

議会基本条例の見直しについて

・私が議会に入る直前に出来上がった、津山市議会基本条例この条例の必要性を訴えてベースをつくったのも、ツヤマノチカラの仲間である田口議員と安東議員。まぁ…かつて私が外からボロクソ言っていたことは以前にも書いたけど、その件は置いておいて…適宜、見直しは必要。実際にコロナ禍の中で議会BCP策定に伴って見直しが必要になり、昨年も条例改正を行っている。条例制定から2年が経過した今、私を含めて新しく議会に入った議員もいるわけで…改めて実状に応じた、時代に即した内容にアップデートしていくことが求められている。

まぁ今までの三つは比較的スムーズに運んだのですが…。

メインは議員定数、議員報酬、そして議員会議!

これについては参加議員が全員、やはり色々と言いたいこともあったようで…相当荒れました。まぁ前期も色々と揉め続けたからこそ、最後にあんなことになったわけですが。

私の反対討論から、前期のゴタゴタが垣間見えるかと思います…動画、未見の方は是非ご覧ください(私の発言シーンから始まります)!

ハッキリ言って、議員定数と議員報酬については議会活性化調査特別委員会で話しても無駄だと思っていますし、話し合うべきではないことだとも今となっては考えています。

ので!

議員会議という、全議員で話し合う場を設けることを前期から何度も強くお願いし続けてきたわけですが…。

その方向で動くことになりました!

より丁寧で、自由闊達な議論を行い…結論を導き出すことが私たちの責務です。結果的には良い方向に持っていけたような気もしている…と上の方で書いたのはこの件。全員に関係あることだからこそ、しっかりと皆で議論していくことが必要で、そのやり方等についても生意気ながら提案させていただきました。

来年の3月までになッ!

条例改正にはタイムリミットがあります。議員定数や議員報酬について、次期改選までになるべく早く決めねばならないことも当然です。

決められた期間の中で結論を出す。

当然の話ですが、前期は結局これが出来なかった。あたりまえのことをあたりまえに粛々と、やっていけるような議会活性化調査特別委員会にしていくべく、微力でも死力を尽くしてまいります。

とりあえず議員会議についてはある程度定期的に開くことなどを要望しておきました。他にもそういう声を上げてくださった方もいたけど、公開された形で進めるべき(現在の議員会議は非公開)です。

住民不在の政治は不要!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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