医療と法律の専門家が感染症対策を語る津山市主催講演会に参加!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は朝から晩までなかなかタイトなスケジュールで動きました。久しぶりの場所で街頭演説を行いましたが…車の窓を開けて「ホンマかそれ?」と大声でお尋ねくださるなど…少しは興味を持ってくださった方もおられたようで、やって良かったです。

クッソ暑くて汗ビショになったけどね!

街頭演説は気分が盛り上がって50分程度休憩なしで喋り続けましたが…終わった後に飲んだお茶が美味しかったこと!ビールだったらもっと美味しかったかもしれませんが、当然そういうわけにもいきません。

この夏は2回くらいしか飲んでないな…。

今夜はなぜか興味のある企画がいくつも重なったのですが、すでに予定が埋まっていたために参加できなかったものが多数。日中にも、もっと深いお話をしたかったのにスケジュールの都合で早めに切り上げざるを得なかった場面もあり残念な思いもしましたが、明日以降も元気で生きてりゃ機会はまた作れます。

前向きに生きていきます!

午前中は街頭演説の後、膀胱でも暴行でもなく…某校(そりゃさすがに変換一発では出てこないか)へと赴き、校長先生の貴重なお時間をいただき、様々なお話をさせていただきました。良い意見交換が出来たと思っていますが…何よりも特筆に値する素晴らしい話(後日必ず共有します!)を聞かせていただくなど、とても頼もしく有難く感じることがあり…メチャクチャ有意義な時間となりました。

そして午後からのメインはコレ!

繰り返しご案内させていただいておりました津山中央病院の感染症内科特任部長である藤田浩二先生と、飯綱浩二法律事務所の弁護士、河路崇宏先生がお話してくださった新型コロナウイルス感染症との向き合い方&風評被害・誹謗中傷の防止等についての講演会。

とても有意義な内容でした!

私は藤田先生のお話を伺う機会を何度かいただいていますが…個人的に圧倒的だなと感じている点は、しっかりと聞き手の層や反応に合わせて絶妙の表現をチョイスされるところ。同じ内容であっても、伝え方一つで全く効果が異なる…誰かに何かを伝える際のお手本のような話しの進め方をしてくださいます。

要するに超絶わかりやすい!

そういう意味においても、今回も非常に勉強になりました。

質問に対して逃げずに真摯に答えてくださる姿勢は、私たち政治家や議員が大いに見習わなくてはならない点です。

藤田先生のお話の内容は、語弊を恐れず言うと…今までにも紹介させていただいてきた内容の繰り返しがメインでした。

いつもおっしゃってくださっている基本を守ることで、絶対に突破されてはならない最終ライン…自分自身が感染しないため、なすべきをなせという論旨です。

どれだけ多くの感染者が確認されたなどと報道で知ったところで…私たちのなすべきことは何も変わりません。

会の終了後、参加されていた市民の方と実際にコミュニケーションを取らせていただきましたが「聞いたことがある話がほとんどだったわ。」とおっしゃっていました。

ただし!

その方はこう続けられました。「でもそれを、津山の偉い先生が責任持って言ってくれるんじゃけぇ、有難いことよな。」と。別の若い参加者も「超わかりやすかった。」と言っていて「来て良かった…不安が少し和らいだ。」との感想も聞くことが出来ました。そう言っていただければオススメした意味、誘った甲斐があったというものです。

そして河路先生は若い方でしたが、物腰の柔らかい方で…そのお話の内容からも優秀さが滲み出ていました。

弁護士にしても医師にしても、ある意味では優秀な方であることはわかりきっているわけですが…場所は法廷も病院でもありません。津山市としても今回は幅広い層の市民の皆さまに聞いていただきたいということで開いた会です。

聴衆の多くは全くと言って良いほどに法律の知識がない状況で、できる限り噛み砕いて説明しようと腐心してくださいました。それでもやはり、どうしても法律の専門用語が多くなってしまうテーマです。誤解なく皆に思いを伝えることはとても難しかっただろうと推察します。

河路先生のお話をさらに勝手にザックリまとめさせていただきますと…要は、当たり前の話ではありますが”誹謗中傷や風評被害に繋がるような言動はするな”ということでした。

たとえば!

気軽に行った一つのリツイートなどで、誹謗中傷や風評被害を拡散・助長する行為に加担したと見なされるケースがあります。

軽い気持ちで行った拡散行為や、ちょっとした興味由来で良かれと思って感染者の個人情報を掘り下げた行為などが、極めて望ましくない結果を招くことがあるのです。

つまり誰かの人生を狂わせることに繋がるだけでなく、自分自身の財産や将来を棒に振ることも起こり得ます。

慎重に考えて行動することが求められますが、端的にまとめると以下のような趣旨でした。

”行政が出した以上の感染者の個人情報を知ろうとするな…拡散もするな!”それでも万一、誹謗中傷や風評被害に遭った際にはどうすれば良いか…?

そういった状況に陥ることが心配で、感染が疑わしくても言い出せない人すら出てくるかもしれません…でも大丈夫!

河路先生、飯綱浩二法律事務所が力になってくださるはずで。一般人には大変ハードルが高い訴訟、裁判という選択肢も…弁護士というプロが付いていればまずは安心です。

抑止力として、もしもの際には訴えることを選択肢に入れる。

もちろん業務としてですが、津山市民が困った際にはお力添えいただけると力強くお約束いただきました。

わからないことも多い新種のウイルス…目に見えない恐怖・不安と向き合っていくことは簡単ではありません。

しかしながら今回の講演会は私たちが具体的に何をしていくべきか、どう動いていけば良いのか…そうした道筋をとても具体的に示してくださったという意味で、市民の皆さまそれぞれにとっての今後の道標…行動指針になります。

単なる安心材料以上の価値があったと確信しています。お二人の先生がたに心から感謝申し上げるとともに、開催に尽力くださった市役所の皆さまにも…津山市民の1人として、そして津山市議会議員としても、お礼申し上げます!

当ブログを見ていただくなどして…私の口車(?)に乗ってご参加いただいた方も何人もおられました。今回学んだことを是非、ご家族やご近所の皆さまなどとも共有していただきたいと願います。

正しい知識をもとに正しく恐れ、効果的な対策を取り、このコロナ禍を共に乗り越えていくことが目的です。

藤田先生の見通しでは、来春あたりまでは確実に同じような状況が続き、ワクチンも早くても実用化は2021年内といったところだとのお話でした。

引き続き頑張ってまいりましょう!そして最後に…超朗報!

本日の講演会の内容は後日、津山市のYouTubeチャンネルで公開されることが正式に決まりました。

また視聴可能になったタイミングで周知徹底のために告知させていただきます。

津山市外・岡山県外の方にも是非見ていただきたい有意義な内容津山市から発信できることを嬉しく思います!

アイキャッチ画像は本日の会場入り口付近に設置されていた出張図書コーナー!

津山市立図書館では新型コロナウイルス関連書籍を特設コーナーを用意して好評貸し出し中です。本日の動画が公開される前に、予習・復習しておくのも一興ではないでしょうか。

藤田先生が講演終了後に、参加者からの質問に回答された中で…無理なく気楽に(これを私は楽しみながらと拡大解釈していますが…)継続できる対策を講じていくことが肝要だという表現をされていました。

何事も、無理し過ぎには注意!

大切です。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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