津山市で新型コロナウイルスの感染者確認。一番不安なのは誰だ?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

津山市内で3例目となる新型コロナウイルスの感染者が確認されました。

津山市の皆さんだけなく、周辺自治体の皆さんにも不安や恐怖が広がっているところだと思います。4月24日…およそ4ヶ月前に、2名の感染者が確認されて以来の市内での新型コロナウイルスへの感染確認。

感染者出た…津山市はどうするの?コロナになんて津山は負けん!

2020-04-26

津山市内で感染者が確認された今、私たちが心得ておくべきこと。

2020-04-24

以前にも書いた通りです。

今日も心配過ぎてパニックに陥りそうに思えるような方からもご連絡をいただきました。不安なのは皆同じです…安心してください。

大丈夫です!

行政は大丈夫とは言わないものです…あの人たち(の多く)は何事も絶対に断言しない。それは組織を守るためでもあるでしょうし、前例踏襲主義や冒険できない体質に由来しますが…実は全員が全員、そういった人たちばかりではないことはもう、よくわかっています。

私は、そういう皆さまが本当に言いたいことを言えるような津山市にしたいのです…だから今日も、もう一回言います。

大丈夫です!

しっかりと皆がやるべきことを積み重ねていけば…大丈夫!

たとえ隣家で感染者が確認されたところで…私たちのすべきことは一切変わりません。

昨日のブログ記事でも書かせていただいた通りです。

医療と法律の専門家が感染症対策を語る津山市主催講演会に参加!

2020-08-21

今まで通り感染予防に努めること感染拡大防止に努めること。そしてその情報が誤っていようが真実であろうが…誰かの名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害するような情報を流布すること、拡散させることは決してしてはなりません。

たとえ誰にも伝えないにしても…そういう類の情報を求める好奇心それ自体が、この状況下では恥ずべき感情ではないでしょうか?内面の自由を侵害するつもりはありません。

しかし他人に悪影響を及ぼす考えは、表に出すことではないでしょう。

明日は我が身の感染症。

あなた自身はもちろん、あなたの大切な誰かを守るためにも頭を働かせて…慎重な行動をお願いします。想像力を働かせることが必要です。このエントリーの冒頭で、皆さんの中にも不安・恐怖が広がっているところだと思うと書きました。

想像してみてください。今…誰よりも不安で、誰よりも恐怖に震えているのが誰なのか?

あなたが軽率な言動で感染者の人権を蹂躙したり、差別や偏見を助長させる行為に及んだとしたら…ただでさえ非常に心細く肩身が狭く、そして何より命の危険すら感じているであろう大変な恐怖と不安の中にいる感染された方、そしてその家族の人生をメチャクチャにすることになるかもしれないのです。

責任が取れますか?

あなた自身の財産や社会的地位を失ってしまうことにも繋がるかもしれません。決してこうした”余計な不幸”が起こらないように…どうか落ち着いていただきたいと強く願います。

具体的には感染者の発生を知らなかった場合を想像していただき、いつものようにお過ごしいただきたいということ…これをお願いいたします!

行政が出している以上の情報を求めることで得をする者は、本来いないはずです。

好奇心につけ込む輩の悪意に翻弄されることがないように、冷静なご判断をお願いいたします。

繰り返しますが、やるべきことは変わりません!自分自身が感染しないように、最後の砦を突破されないように…感染予防に努めることです。

感染者が隣に座っていたとしても…それだけで感染するような病ではないのです!

正しい知識をもとに正しく恐れ、効果的な対策を取り、互いに助け合いながら…このコロナ禍を共に乗り越えること。

これが私の目的です。

こうした情報発信も全てはそのためです。

状況を改善していくために有用であるか?

想像力を働かせればわかると期待できることですが…残念ながら、その想像力が別の方向に向かう人もいるのが現実なのです。

抑止力となる制度構築は政治の役割。

当然ながら、私自身はそのために尽力していきます。

皆様方に考えていただきたいことは一つ。

何のための、誰のためのアクションなのか?

それが自信を持って(最悪、訴えられても構わないぜくらいに)状況改善に繋がるものだと断言できるものでないなら…一度、情報発信や拡散する前に立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。

削除しても、罪は消えないからね。

だからこそ、拡散については行政の公式情報をメインに考えるように努めていただきたいところです。

どこの誰が言い出したかも明らかでない情報を安易に拡散することで、状況が良くなることはあり得ません。

情報の真偽すら明らかでない…確かめようがない状況においては行政あるいは専門家、または私たち政治家や議員のように、当然にある程度の責任を持って発信している主体を信用していただきたいところです。

だからこそ、今回の岡山県の対応は不誠実です。

津山市については今回の対応はかなり改善されているとは感じましたが、問題点はまだまだあります。

9月の議会ではしっかりと質すべきを質し、改善に繋げていきます!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント