未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
津山市内で3例目となる新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
津山市の皆さんだけなく、周辺自治体の皆さんにも不安や恐怖が広がっているところだと思います。4月24日…およそ4ヶ月前に、2名の感染者が確認されて以来の市内での新型コロナウイルスへの感染確認。
以前にも書いた通りです。
たとえ隣家で感染者が確認されたところで…私たちのすべきことは一切変わりません。
昨日のブログ記事でも書かせていただいた通りです。
今まで通り感染予防に努めること、感染拡大防止に努めること。そしてその情報が誤っていようが真実であろうが…誰かの名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害するような情報を流布すること、拡散させることは決してしてはなりません。
たとえ誰にも伝えないにしても…そういう類の情報を求める好奇心それ自体が、この状況下では恥ずべき感情ではないでしょうか?内面の自由を侵害するつもりはありません。
しかし他人に悪影響を及ぼす考えは、表に出すことではないでしょう。
明日は我が身の感染症。
あなた自身はもちろん、あなたの大切な誰かを守るためにも頭を働かせて…慎重な行動をお願いします。想像力を働かせることが必要です。このエントリーの冒頭で、皆さんの中にも不安・恐怖が広がっているところだと思うと書きました。
想像してみてください。今…誰よりも不安で、誰よりも恐怖に震えているのが誰なのか?
あなたが軽率な言動で感染者の人権を蹂躙したり、差別や偏見を助長させる行為に及んだとしたら…ただでさえ非常に心細く肩身が狭く、そして何より命の危険すら感じているであろう大変な恐怖と不安の中にいる感染された方、そしてその家族の人生をメチャクチャにすることになるかもしれないのです。
責任が取れますか?
あなた自身の財産や社会的地位を失ってしまうことにも繋がるかもしれません。決してこうした”余計な不幸”が起こらないように…どうか落ち着いていただきたいと強く願います。
具体的には感染者の発生を知らなかった場合を想像していただき、いつものようにお過ごしいただきたいということ…これをお願いいたします!
行政が出している以上の情報を求めることで得をする者は、本来いないはずです。
好奇心につけ込む輩の悪意に翻弄されることがないように、冷静なご判断をお願いいたします。
繰り返しますが、やるべきことは変わりません!自分自身が感染しないように、最後の砦を突破されないように…感染予防に努めることです。
感染者が隣に座っていたとしても…それだけで感染するような病ではないのです!
正しい知識をもとに正しく恐れ、効果的な対策を取り、互いに助け合いながら…このコロナ禍を共に乗り越えること。
これが私の目的です。
こうした情報発信も全てはそのためです。
状況を改善していくために有用であるか?
想像力を働かせればわかると期待できることですが…残念ながら、その想像力が別の方向に向かう人もいるのが現実なのです。
抑止力となる制度構築は政治の役割。
当然ながら、私自身はそのために尽力していきます。
何のための、誰のためのアクションなのか?
それが自信を持って(最悪、訴えられても構わないぜくらいに)状況改善に繋がるものだと断言できるものでないなら…一度、情報発信や拡散する前に立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。
削除しても、罪は消えないからね。
だからこそ、拡散については行政の公式情報をメインに考えるように努めていただきたいところです。
どこの誰が言い出したかも明らかでない情報を安易に拡散することで、状況が良くなることはあり得ません。
情報の真偽すら明らかでない…確かめようがない状況においては行政あるいは専門家、または私たち政治家や議員のように、当然にある程度の責任を持って発信している主体を信用していただきたいところです。
だからこそ、今回の岡山県の対応は不誠実です。
こういう情報が出たにもかかわらず、県公式サイトの情報が更新されていないというのは大問題。誤った情報や不確かなデマに惑わされず行政公式発表をお待ちくださいと言うのであれば…どの報道機関よりも先に情報更新する、せめて同時に伝えることが住民に寄り添った対応だろう。改善を強く要望します。 https://t.co/TDi44m8LgY
— みうら⋈ひらく (津山市議会議員) (@miurahiraku) August 22, 2020
津山市については今回の対応はかなり改善されているとは感じましたが、問題点はまだまだあります。
9月の議会ではしっかりと質すべきを質し、改善に繋げていきます!
本日はこんなところで。また明日!