議場が大荒れ。津山市長VSトップ当選市議のバトルに、若輩弱小イロモノ議員が割って入った質問戦3日目。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山市議会の12月定例会の質問戦、3日目。昨日&一昨日同様に5名の同僚議員が登壇されたのですが…一味違う展開が待ち構えていました。

なかなか盛り上がりましたぞ、今日は!

もちろん、当然ながら議場には肉もビールも持ち込むわけにはいかないのですが…盛り上がったという意味では、ちょっとしたお祭り感はあった気がします。動画をご覧いただくのが最も手っ取り早いのですが…具体的には、トップバッターで質問された近藤議員の登壇での質問内容が終わった直後…谷口市長が反問権を行使され、その内容や表現によって、一時議場が騒然となる事態となったのでした。ちなみに反問とは、議員が行った質問や質疑の内容や背景、根拠などを確認するために、市長をはじめ市とした理事者側が、議員に質問することですが、津山市においては市長以外から反問がなされた事例を私は知りません。

うわ、めんどくさ…。

いや、自分で書いておいて、この表現自体もどうかと思いますが…実際にそう思ったのだから仕方ない、正直に書いておきましょう。

何しろ私は正直者なので!

そう言えば今回は定例会案内動画もシェアすらしていませんでしたが…私は現在、議会運営委員会という、議会を円滑に運営していくための重要な所管事務を担う委員会の副委員長を務めさせていただいています。

議会運営委員会(通称・議運)の所管する内容は議席、会期、会議日程、議事日程、議案、請願・陳情等の取り扱いや本会議の議事運営、一般質問及び緊急質問、議場の秩序維持、議会の会議規則、委員会に関する条例その他の法令、議長の諮問に関する事項という極めて多岐にわたるものです。議運の制度は地方自治法の第109条において所管事項を定められていて、設置は義務ではなく任意なのですが、多くの自治体議会において設置され、議運の委員長は議会においては議長に次いで権限も大きな重責と言っても良いと、個人的には思っています。

ただ今日は委員長、欠席だったのよね…。

それゆえ、議場が混乱するような万一の際には、副委員長の私が動かねばならんなとは開会時に少しだけ思っていました。

しかしまさか…実際に「議事進行!」と言わせていただき、議運を開く展開になろうとは…。

ま、良い経験をさせていただけたと前向きに受け止めています。いつも質問の紹介動画はそれぞれの登壇の最初の部分から始まるように設定していますが、近藤議員の動画に関しては、登壇質問が終わった後の、物議を醸した市長の反問シーンから再生されるように設定してありますので、興味がある方はチェックしてみてください。

谷口市長と近藤議員以外の発言はほぼ入っていませんが…一時、議場が騒然としました。

それでは本日も、登壇順に同僚議員5名の質問動画を紹介させていただきます!

 

近藤吉一郎議員

1.津山市の再生可能エネルギーについて
①太陽光建設(田邑、一宮)
②その他
2.津山市の福祉施設について
3.津山駅周辺整備について 
①駅周辺の渋滞について

 

末永 弘之議員

1.市長の基本姿勢 
①市民の開示請求への対応の在り方
②職員などの不祥事事件に対する対策
③歴史的資源の活用について
2.自然エネルギー活用問題 
①横山の最終処分場跡地利用問題
②田邑地域の課題解決について
3.教育問題 
①子どもたちの問題行動について
②学校規模との関係について

 

河村 美典議員

1.津山のまちづくり 
①小中学校の通学路安全対策とスポーツロッジ弥生荘
②20年目を迎える史跡美作国分寺跡整備
2.津山の教育環境整備 
①中学校部活動の地域移行
②VRを活用したICT教育
③美作大学が果たしてきた役割

 

河本 英敏議員

1.老々介護対策は充分か
2.早期退職の要因は
3.選挙における本人確認のあり方について

 

秋久 憲司議員

1.私学の現状と課題について 
①「美作大学の公有化に関する検討要望」について
②作陽学園跡地の環境保全と固定資産税の課税について
2.中心市街地再編構想について
①6月議会で質問したが、その後の協議検討状況について

 

昨日や一昨日のエントリーでも書いていますが、議員は議場において自由に発言することができるはずですが、その発言内容等には議員自身が責任を持たねばなりません。そしてそれは市長についても同じように言えることでしょう。

当然、嘘を吐くことなど許されません。

これはもちろん、誰かが嘘を吐いているとか、そういう意味ではないことは誤解ないようにハッキリ書いておかねばね。ただ一般論として当然に、議場では根拠のない噂話などをもとに議論を進めるべきではないと考えますし、EBPMの観点からも感情ベースの質問はもとより、その種のゆるふわ答弁も好ましいとは言えないと思っています。もちろん、感情を抜きにして市民の幸福追求や福祉向上などあり得ませんので、無視して良いということにはなりませんから、難しい面もありますけどね。

いずれにしても、谷口市長は津山市の顔と言える存在であるし、近藤議員は市長選挙にも挑まれ、昨年の津山市議会議員選挙にトップ当選された大先輩です。無論それぞれに対して自分のような若輩があーだこーだ言える立場にはありませんが、感想を述べる自由はあるはずですので、勝手に言わせていただいておくと…人間は感情の動物なので難しい面もありますが、津山市のため、なるべく気持ちの面の話は置いておいて、努めて冷静に、議場では公共の利益に繋がる議論をしていただきたいと願っています。

私自身も、そうあるべく努めていきます。

何しろ明日はワイの出番だしな!

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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