過ち認めぬ姿勢、隠蔽体質が組織を腐らせる。透明性を保つべし!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、本日の津山市議会では4つの常任委員会での審議がありました。

現在絶賛開会中の3月定例会に上程されている全ての議案等の審査が必ずいずれかの委員会へと付託され、委員会内で採決までして、本会議の場へと戻るのです。そして今議会最終日となる23日に各委員会の委員長から報告が行われた後、議場で最終的な採決がとられるという流れです。質問戦が終わってもまだまだこれからが本番と書いたのは、こういう展開がこの先に待っているからです。

まず議会より始めよ!二年に一度の綱引き合戦、まもなく始まる。

2021-03-14

昨日も触れたように4つの委員会を同日同時刻に開催しているため、私は自分が参加していた厚生委員会以外の内容は全く把握できないのが実情です。今回の質問をご覧いただいた方ならお分かりでしょうが、今議会での私の質問の主眼は教育委員会の施策に置かれていました。

DX…つまりデジタル化による変革という大きなテーマには今後、ますます進んでいくネット社会に対応するためにも津山市には当然に本腰を入れて取り組んでいただかねばなりません。ただ、この動画内で触れている津山市教育委員会の施策に関しては現在の内容が明確に誤りであり、子どもたちの未来に悪影響を及ぼすものだと確信しているからこそ、他の項目とは明らかに異なる姿勢で、怒りさえ持って質したというのが正直なところです。

そのため特に教育委員会の仕事を所管する総務文教委員会の内容にはメチャクチャ興味がありましたが…私の所属する厚生委員会はいつも以上に課題山積だったこともあり、本日は10時から19時過ぎまでみっちりと議論がなされ、終わったら他の委員会のメンバーはとっくにお帰りになられた後だったために傍聴もできずじまい。

やはり常任委員会の開催日はズラすべきだという認識を強くしました。この件については議会運営委員会でオブザーバーなのに無理やりに何度もお願いをさせていただいてきていますし…何人かは同じように考えくれている同僚議員もいるので、何とか少しでも状況改善するために今後も尽力していきます。

そしてこうした議会内部の改革について大きな影響力を持つのが、明後日開かれる議会活性化調査特別委員会です。この活性化委員会では私も本日同様に一人の委員としてしっかりと発言権を持っていますので、言うべきことを言い、なすべきことをなせるように効果的に動いていきます。

議会活性化調査特別委員会にしても、本日の常任委員会にしても…議事録が公開されないという点も改善すべきだと考えています。公開されないからこそ自由闊達な議論ができるという声も聞こえてきます。

でも、公開できないような議論って必要なくね?

公の話をしているわけですから。

公にできないような話なら、その場ですべきではないでしょう。そもそも公開されたらマズいような話をするってのが…普通に考えておかしくないですか?どうしても秘密裏にすべきような案件が出てきた場合には、秘密会にすれば良いだけのことです。

公務員である行政職員と、議員という公職に市民の皆さまの一票の積み重ねで就かせていただき、議会で議席を預からせていただいている市議会議員が議論する公務の場ですから。

手続きさえ踏めば実際に傍聴も可能なその場の議事録を公開しないという謎対応についても、変えていきたいと考えております。

透明性の確保がなぜに大切なのかというと…人はそんなに強くないからです。

私自身ももちろんそうです。

それを認めて…自分自身がそんなに大したことがない存在だという事実を受け容れて、謙虚に素直にならねば…結果的には自分自身が損するだけじゃなくて、周囲の皆さんや関係ない第三者にまで悪影響を及ぼすこと、迷惑を掛けることもあるという事実から、なぜ目を逸らすのでしょう?

子どもたちに物を教える立場だからこそ、教育現場の皆さまや教育委員会にはこうした”あたりまえ”のことを”あたりまえ”にやっていただきたいなと強く願うのです。

ま、議会の常識は世間の非常識なんて言われるわけで…議員に言われたくないかもしれませんが…そんな議会のままでいるつもりは微塵もありません。

議会も変える、行政も変える、津山市をより良い方向に変えていく!

そのために仕事させていただいているつもり。一人でできることじゃないので…今後もお力添えお願いいたします!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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