他自治体の動向を注視?判断を先延ばしする姿勢が津山を滅ぼす。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日…と言っても今この部分を書いている時点でもう午前2時前ですが、9月9日の津山市議会は質問戦4日目で、5人の議員が登壇しました。会派ツヤマノチカラの仲間である安東議員が自身の質問の中で、私が質問時間内でカバーしきれなかったポイントにも少し触れてくれました。こうした協力ができるようになったことは本当に大きく、前回よりは会派内で良い感じに連携協力できたと思いつつ、まだまだ今回も相談不足だったことを痛感しているので…次回以降は改善していきます。

私自身の質問はすでに一昨日の7日に終了しております。世界一わかりやすく、しかも詳しくまとめた昨日のエントリーを是非ご覧ください!

お願いしたこと全部OK?超良い答弁もいただけた9月議会質問!

2021-09-08

そして未見の方は動画も見てやってください。早口で聞き取りにくい部分や、数字のデータは気になる方もおられるかと思いますので…ご希望いただいた方には質問原稿データをお渡ししています。今回はトークテクニック的部分での反省点も多かったけど、内容はとても大切なことを言っているし、非常に建設的な提言もさせていただいていると思っていますので…是非ご確認いただきたいところ。

安東議員の動画も貼り付けておきます。後半、最後に近いあたりでオンライン授業だったり、端末持ち帰りのことなどに触れていただいています。

オンライン授業についてですが…少なくとも現時点においてオンライン授業の実施は目的ではなく、あくまでもコロナ禍の感染防止策・感染拡大予防策の一環であるはずです。

そうであるならば、インターネット環境が整っている家庭の希望する子どもたちのみがオンラインで授業を受ければ良く、教員は教室で授業を行ってそれを配信するわけですから…インターネット環境が整っていない児童生徒や、学校で授業を受けたい子どもたちについては教室で受ければ良い…つまりハイブリッド授業を行えば皆がハッピーになって、それだけで済む話なのです。

教室に集まる子どもの数が減ることで感染リスクも減少しますし…今できる形の、小さな規模でも構わないので、やってみないことには一歩も前に進まないのです。さも端末を持ち帰らせていると聞こえるような答弁でしたが、あくまでも非常時(つまり学校での感染が確認されるなどして学級閉鎖などの措置が取られた場合)についてのみであって、津山市の現状は通常時に端末の持ち帰りなど一度もしていない学校がほとんどです。

文部科学省の調査によると本年7月末の時点で、全国の公立小中学校や特別支援学校計約3万校のうち、64.3%が非常時に備えて端末を自宅に持ち帰れるよう準備済みとのことで、平常時でも持ち帰っている学校が25.3%、約4分の1あるのです。

都合の良いように「国や県、他自治体の動向を注視しながら…」などという文言を言い訳に使うことは許されません。

判断を先送りする姿勢が子どもたちから選択肢を奪い、可能性の芽を摘んでいるという事実に気づくべきです。

今回の定例会でも(まだ終わっていませんが)、教育委員会をはじめ幾つかの部局から、私への答弁以外にも納得できない対応が散見されました。少しずつでも変えていっていただかねばなりませんが、そのためには私自身はもちろん、複数の議員で継続的に取り組んでいくことが肝要だと考えています。そういう意味では今回の議会では情報発信の重要性に言及された同僚議員が相当数いたので、その点は心強く思っているところ。

引き続き…言うべきを言い、成すべきを成せるように精進してまいります!

あと全然関係ないけど、最後に一つ紹介しておきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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