歴史を守り、未来に生かす。おじいちゃん橋から考える明日の津山。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、津山市議会12月定例会は質問戦の4日目が終わりました。昨日も子どもに見せたくないような答弁をしちゃって大丈夫かと書いたばかりですが…今日は今日で(こんな展開アリなの?)と思うような時間帯が続く議会となりました。アリも何も…実際に進行されている以上は結局、それが全てだよなと思いつつ…現実的には、これはどうなんだろうと色々と思うところがありました。

何のため、誰のために時間を費やしているのかということです。

議会とは公益にかなう話をすべき場であります。視聴されていた方からの感想も届いています。当然ながら(?)あまりポジティブな内容ではありませんでした。リアルタイムでYouTube中継をご覧になっていた方の数を確認したところ、20名前後と特段多くはなかったようですが、これが中継されているのはどうなんだろうと感じるようなシーンもあり…暫時休会となる展開が続き、閉会は想定していたよりも1時間以上遅くなりました。

その後、テレビなどでの報道をご覧になった方もおられるかもしれませんが…ちょっとした話題になっていた場所の状況確認を目的に、翁橋(おきなばし)へ。

昨年12月23日に津山市内で2つ目(同一自治体内で2つ目は岡山県内初!)の重要伝統的建造物群保存地区に選定された城西地区。その非常に趣深い町並みが印象的なエリア内にある、渡ったことがある方も多いであろう…今も日常的に使われている橋。

そもそものキッカケは橋梁点検だったそうですが、橋面調査でちょっと掘ってみた結果…何だか貴重っぽいレンガが出てきたぞってことで、保存活用方法が現在も検討されているところなのです。

資料の写真と見比べると…また良いよね!

その名の通り、おじーちゃん感のある橋です。ただ今日もそれほど長い時間滞在していたわけではないものの、通行止めになっている関係で、多くの車が迂回していくシーンを目の当たりにしました。つまり現在も住民にとっては大切な地域交通の要衝でもあります。

上に貼り付けた重伝建選定前の報道発表資料にもありますが、歴史的価値を損なわないように、その上で生活に密着した橋としていつまでも元気に、保存・活用していけるように…関係各位には引き続き慎重な対応をお願いしたいところ。

ここに限らず津山にはそういう場所、多いですからね!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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