数年ぶりに教育長と二人きりの密談!津山の子どもたちのため、本当に必要な施策を進めるため大切なこと。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は市役所に登庁したのは夕刻でしたが…駐車場の車の数が心なしか、普段の同じ時間帯よりも相当に少なく感じられた気がします。先だって色々とありながらも12月議会も閉会しましたし…そろそろ本格的に年末ムードが漂ってきている感じですかね。

前代未聞は褒め言葉です。津山市議会12月定例会最終日、予算案否決の重みを15分近くの討論で訴える!

2023-12-19

12月29日から1月3日まで、市役所はお休みです。

令和5年12月号の広報津山より。

ただ私は24時間365日、いつでも相談受付は承っておりますので…いつでも何時でも、全然気にせずご連絡いただいて大丈夫です。

ただまぁ、それはメールフォームからのご連絡に限りますけどね!

どう考えたって緊急性のカケラもない、ググレカスじゃないけどちょっと調べたらわかるような件の質問だったり、全く議員の仕事ではないような個人的な案件、あるいは一切お会いしたこともお話ししたこともないのにメチャクチャ高圧的な内容だったり、単なる誹謗中傷の類などに関しては…完全にスルーさせていただいています。

マナーも何も言っている場合じゃないなんて時にはもちろん、気にせずに連絡いただいて構いませんが…人と人とがコミュニケーションをとる際、それが対面であろうと電話であろうと、メールやメッセージアプリを介したインターネット経由であろうと、最低限の礼儀やリテラシーは、当然に身に付けておく必要があるのではないかと考えています。

それも、教育の一つの役割ではないでしょうか。

そんなわけで…冒頭にも書いた通り、すでに19日の本会議で12月定例会は終わっているわけですし…一昨日に開催された教育総合会議と教育委員会定例会も終わったことで、少しは落ち着かれたのではないだろうかという安直な考えのもと…本日は津山市教育委員会の有本教育長に連絡させていただき、しっかりとアポを取らせていただいた上で、夕刻に教育長室にお邪魔しました。

二人きりでお話しするのは、メチャクチャ久しぶりのこと。

私が議員にならせていただいた際には、すでに有本教育長体制でした。現在6年間務められていまして…議員としてまだまだ駆け出しの頃には(そんな風に言えるほど長くさせていただいているわけでもない気はしますが…ゆーても5年目なので!)、私にとって最も関心の高い分野の一つである教育関連の課題の具体的な相談などをさせていただくために、何度か一人で教育長室にお邪魔したこともあったのです。

でもいつからか(本当はよ〜く覚えているけどね!)…教育委員会と敵対関係っぽくなっちゃった!

上にリンクを貼り付けましたが…2021年の3月議会での私の発言などが直接の引き金だったかなと思っています。それまでには色々と厳しいツッコミを入れさせていただくことはあっても、あそこまでブチかますことはなかったのですが…あの3月定例会の質問や討論を経て、一頃はちょっと修復不可能なんじゃないかと思うレベルで、津山市教育委員会と私個人との関係性が悪化した時期もあったように思います。

ただその間も今までずっと…ご存知のように教育関連の質問は欠かすことなく継続的に行ってきていましたし、何ならそのボリュームは増える一方と言って良いほどに、教育関係へと注力することが多くなってきているところでした。議場以外の場所でも、様々な角度から現状改善のためのアプローチを講じてはきていましたが、教育委員会と足並みを揃えて…という姿勢は正直、もはや私の中には皆無(議員にならせていただいた当初は当然に持っていいたにもかかわらず!)でした。そうなると当然に先方としても、歩み寄る姿勢など見せてくれるはずもありませんし…私が行う質問や提言に耳を貸してくれるはずもないことは明らかです。

委員会組織も人間の集合体。

もちろん教育長の部屋を訪れて一対一で話をすることなどなくなりましたし…チョイチョイ時間を取ってくださっていた教育次長とも気まずくなってしまい、何だったら教育委員会の皆さまとは議会でのやり取り以外、会合などでお会いしても挨拶するくらいしか話をしなくなってしまったのです。この状況は好ましくないなぁと、正直ずっと考えていました。

議場内外で何度も言い続けてきていることですが、本来は教育委員会や市長部局の職員の皆さまが目指す方向と、私たち議員が目指す方向は同じはず…津山の未来をより良くしていきたい、子どもたちの将来を希望が持てるものにしていきたいという同じ気持ちを持って、職務に取り組んでいるはずです。

それなのに、敵対しているかのような空気が漂っていること、議場での質問と答弁のやり取りに関しての協議においても全く噛み合わない状態が続いていること…これらは結局のところ、子どもたちにとって極めて好ましくないことであり…一番損をしている、迷惑を被っている、もっと言えば被害を受けているのは子どもたちとその家族であることには気づいていながら、そもそも間違ったことをしていないという気持ちもあり、引っ込みがつかなくなってしまっていた部分がありました。

ただ…藁にもすがる思いで私のような議員のところに教育関係の相談をしてくださる皆さまの気持ちに応えるためにも、このままではいけないとは、思い続けていたのです。

だから、今年の内に軌道修正を図ったのです。

私自身が、この12月議会の討論の中で述べたことですが…個人としてのイデオロギー、あるいは見栄やプライドなどによることなく、それぞれが託されたはずの一票の重みを、応援してくださっている周りの市民の皆さま、一人ひとりの顔を思い浮かべて、皆に恥じることなく胸を張れるような仕事をしていかねばならないと思っています。

教育長には思いが伝わったと信じています。

お忙しい中、しかも恐らくは少しお疲れでもあったと思いますが…たっぷり30分間、時間を取ってくださったことに感謝しております。久しぶりにざっくばらんに、胸襟を開いた話し合いができたのではないかと考えています。

少し話が逸れますが…実は、過日の津山市総合教育会議の中で少し気になったポイントがありました。あるテーマの中で教育委員の中から「声が小さい人が割と見受けられて、元気がないように感じる」という趣旨の発言があったのです。理解できる部分もなくはない発言ではありますが、私としては少し違和感がありました。

大きな声でコミュニケーションをとれる人ばかりではないからです。

正直言って(あ〜あ、ま〜た価値観の押し付け的な話になるのか…色んな人間がいるってことに思いを巡らせていただきたいものですなぁ…誰一人取り残さないとか謳うのであれば。)と傍聴席にいる私は思っていたのですが、そこで何と、まさに私が感じたような話を教育長がとても上手にしてくださったのです。

馴れ合うつもりはありません。

それはお互いにしっかりと確認もしました。ただ実際やっぱり、例えば教育長の学力向上を強く目指す思いなど、個々の取り組みの詳細な点等については、少し相容れないなと感じる部分もありました。だからこそ必要な議論を重ねながら、3ヶ月に1回しかない議場や委員会審査の場だけではなく、日常的にお互いの立場や考え方もできる限り尊重し合いながら適正な関係を保ちつつ、情報共有や意見交換についても十分できるような、そんな関係性を改めて構築していくことについても、思いを確認しました。

最後はガッチリ握手してくださり、良い時間になりました。

久々の密談を無駄にしないように…改めて、今まで以上に教育関係の課題に力を入れて取り組み、教育長をはじめとした教育委員会の皆さま、そして現場の先生方など教育関係者と力を合わせて、少しでも子どもたちの状況改善に繋がるような仕事を全力で継続していくことを約束いたします!

握手している写真でも撮らせていただけば良かったけど忘れていたので、本日のアイキャッチ画像は全く関係のない画像(鳥取の二十世紀梨記念館なしっこ館訪問時の一枚!)。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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