津山圏域ゴミ減量宣言発令!1億円以上が余分に使われているって本当?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

20日の津山市では16名、新たな新型コロナウイルスへの感染者が確認されました。このところの感染拡大を受けて、16時半からは第45回の津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれています。

傍聴議員はツヤマノチカラの安東議員と私だけでしたし、上記ツイートにも貼り付けている市長メッセージはまぁ改めて言うまでもない至極当然のことが並んでいるだけという印象ではあります。つい先日、14日にも会議は行われていますので特段に新しい情報としてお伝えしておくべきような点は、公式大会への参加以外は月末まで部活動を中止するという制限など以外には共有されていませんが、例によって資料は全て公開されています(PDFファイル)

さて本日は…津山圏域資源循環施設組合と鏡野町、勝央町、奈義町、美咲町、そして津山市とが共同で、下記のような『ごみ減量宣言』をとりまとめ、公表しています

難しく書いていますが…要は、皆さまへごみの減量を呼びかける内容です。

未だ続く新型コロナウイルス感染症の拡大。

冒頭で触れたように津山市内でも感染者の増加が続いており…年が明けてから市内でも弥生小学校、昨日は大崎小学校、本日は南小学校・林田小学校・みどりの丘保育所と、続々と児童生徒の感染も確認されているところです。

こうした状況から、私のところへも特に小さなお子さんがおられる保護者の方からの問い合わせなどが、またしても増加してきています。コロナ禍の始まった当初…もう2年近く前から議会でも議論し続けていることですが…学校名などの情報が公開される場合とされない場合があることで当局への不信感が募り、不安や恐怖がより大きくなり、余計な心労を覚えてしまっている方も少なくない印象です。

津山市教育委員会では、美作保健所による調査の結果を受けて感染拡大の恐れがあると判断される場合にのみ、学校名を公表しているとのこと。

改めて担当部局の方ともお話しましたが、これは例えば風しんや季節性インフルエンザなどの感染症流行時などに学級・学年閉鎖等の処置をとる場合と変わらない対応とのことで、校名の公表などの対応に通常と異なる特別な意図があるわけではないことを確認しています。

もちろん、新型コロナについては現時点では他の感染症と分けて考えないといけない部分もあります。 そして皆さまも実感されているように次から次へと新しい変異株が登場して、コロナ禍には終わりが見えていないのが現状ですが、とにかく私たち一人ひとりにできること、やるべきことはハッキリしているのです。

情報に関しては自治体などから発せられる行政公式情報をしっかりと受け止めていただき、ご理解いただいた上で効果的な対策を講じていただきたいと願います。

津山市として現時点で特に強くお願いしていることを、公式サイトのトップページから三つほど引っ張ってきました。

基本的な感染予防策・感染拡大防止策の徹底

ワクチンの積極的接種

ゴミの減量(分別・リサイクルの徹底)

「上の二つに関してはともかく、ゴミの減量…?」と思われた方もおられるのではないかと思います。 ただ、長引くコロナ禍の影響で外食機会の減少など、様々な要素が複合的に絡んだ結果…ともかく、家庭ゴミの量がとんでもないことになっているのです。 だからこそ、先に触れたように『ごみ減量宣言』を出さねばならない事態になっています。

ご存知ない方も少なくないと思いますが、昨年7月には可燃ゴミを貯留する施設の使用率が170%を超え、堆積ゴミの一部が崩落してゴミの投入扉全てを防ぐ事態も発生しています。

処理しきれない可燃ゴミの一部は津山圏域クリーンセンターから倉敷市の焼却施設に受け入れていただいている…つまり津山市から搬出して処理していただいている状況に陥っているのです。

そこには何と既に1億円以上の公金が費やされているのです!津山市にあるクリーンセンターで処理できるゴミ量であれば、必要なかった経費です。

この無駄な…本来は不要であったハズだけども、現時点では間違いなく必要な経費を削減するためには…ゴミの減量が必要不可欠です。そしてゴミの減量という目的達成のためには、確実に誰にでもそれぞれにできることがあるのです! 

例えば、多少の手間を惜しまずに正しく分別すること。

特に雑紙・段ボールの類が通信販売・ネットショッピング利用の増加の影響等もあって増えているそうで…これらを減らしてリサイクルに回すことは税金の無駄遣いを減らすだけでなく、環境保全の観点からもポジティブに働きます。是非取り組んでいただきたいところです。

また生ゴミの水切りをすることはゴミそのものの減量に直結&焼却の際の効率アップに繋がる、とても効果的なアクションです。 ペットボトルや弁当・惣菜の容器などを一手間かけて洗うことで可燃ゴミとして処理せずに済むため、そのあたりも周知徹底していただければと担当部局の方からも伺っています。

これはコロナ禍以前からの傾向ですが…プラスチック製容器包装ゴミは減ってきており、可燃ゴミに入れてしまう人が増えてきていることはデータ上からも推計されています。

津山圏域クリーンセンターでは2月には点検のために炉を止める予定もあるそうです。

つまり今こそ、私たち一人ひとりがそれぞれにゴミ減量に協力できることを積み重ねていくタイミングです!

これもまた、私たちにできる立派な新型コロナ対策。

必要な事業に適切に公金が使われていくようにするためにも…できることを少しずつでもやっていくことが、結局は自分たち自身の暮らしを守ることになるのです。

正しい情報をもとに、一人ひとりが本当にすべきことをしていきましょう!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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