子どもに言われてオンライン授業を検討する学校で大丈夫?あるべき姿勢とは。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は夕刻まではオンラインでの予定が詰まっていました。アイキャッチ画像に使っているのは先日のエントリーでも取り上げた子どもの事故予防地方議員連盟の勉強会終了後の一コマ。

思いを届けて!津山市教育振興基本計画へのパブコメは来年1月17日から。

2021-12-23

参議院会館で議連のメンバーを対象に講師をお招きし「子どもの医薬品誤飲事故を防ぐために」というテーマでハイブリッド開催された会には、オンラインでも何人もの議員が参加していました。拡大するとボケボケだけど…毎度のハイテンションな様子で、後ろに映っている私を見つけていただけましたでしょうか。

ひらくマのバーチャル背景は目立つ!

ちなみに上に引用したエントリーの中で触れているオンライン監査を可能にする児童福祉法施行令の一部改正についてのパブリックコメント本日の23時59分が受付締め切りとなっています。準備してくださっている方は、お送り忘れなさいませんように!

ところで本日は、市民の皆さまからの陳情に類するご連絡が沢山ありました。市内で20人の新規陽性者が確認された新型コロナ関連の連絡も複数ありましたが、コロナ禍そのものというよりも、それに伴う学校の対応などについての保護者の皆さまからのご連絡が多くなってきている状況です。

中には即時対応しなくてはならないと感じるような差し迫った内容もあります。

遠慮などせず、いつでもご連絡いただければと思います。

もちろん、色々と考えて言うに言えなかったという事情があることも理解していますが…それでも、中にはもっと早く言っていただければ良かったのにと感じるような事例があることも確かです。我慢させている状況、社会、現実自体が問題であり、そこを改善していくことこそが私たち政治に携わる者の使命だと考えています。

議員なんて使ってもらってナンボです!

本日もそうしたケースがあったことで何とも言えない感情を覚えたところですが…そんな中でも、とても頼もしく感じる話も聞きました。この状況に最も理不尽に振り回されていると言えるであろう、子どもたち自身についての話です。

年が明けてから弥生小学校、大崎小学校と児童の新型コロナウイルス感染が続き…昨日は南小学校・林田小学校・みどりの丘保育所、本日は一宮小学校・佐良山小学校でも感染者が出たと発表がありました。感染が確認された場合、当該児童の在籍するクラスや学年が学級閉鎖・学年閉鎖になるなどの措置がとられています。

ある小学校のあるクラスでは、児童から「今こそオンライン授業をするタイミングじゃない?」という声が上がったと聞いています。

様々な方とコロナ禍についての話をしますが…何故かわかりませんが、何の根拠もなく、しかも全くの素人が「2月になれば落ち着くだろう」などと希望的観測を口にしているのを見聞きします。もちろん個人が何を思おうと何を言おうと自由ではありますが…全く科学的根拠も何もない勝手な思い込みや予感(?)めいたもので公の施策を決定するわけにはいかないことは当然です。

”刑事の勘”みたいなものでも働いてるの?

思わずそう伝えてしまった相手もいたくらいに、自分自身の考え方に固執してしまう傾向が強い方もおられることも確かです。ただ政治に求められるのは状況対応能力…わかりやすく換言すれば臨機応変な迅速な対応であり…何らかの前提を設けるのであれば、どう考えても、コロナ禍が落ち着く前提ではなく…続いていく前提、あるいはさらに悪い状況になっていく場合の想定ではないでしょうか?

それが危機管理や防災の基本中の基本。

子どもたちに言われて初めてオンライン授業の練習をするような状態で、どうやってICTを活用して教育の質を向上させ、すべての児童生徒の可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実現していくと言うのでしょうか?

理想めいた実現不可能な内容と理不尽な規制の香りが漂っているような印象を持っている、「津山市教育振興基本計画(第3期)」(案)に関する意見の募集(パブリックコメント)も現在実施中です。

これで良いのか津山市教育振興基本計画。皆さまのご意見をお届けください!

2022-01-18

ぜひ、皆さまの率直な声を寄せてやってください!冒頭に紹介した勉強会の中で、顧問の先生が同様の趣旨の発言をしてくださったのですが…現在のコロナ禍では何かをやらない言い訳、中止にする理由はいくらでも用意できる。

ただ、そんな中でもやる気がある人たちは現に取り組んでいる。

結局のところ全てはやるかやらないか…それに尽きる話やらなくてはならないことは、どんな状況下でもやれる方法を考えなくてはならないわけです。また、やらなくていいことであれば当然、無理してやる必要はないのです。

SDGsだ何だとどれだけ聞こえが良い言葉で言い繕ってみたところで、現に取り残されている子どもたちが存在するし、先進自治体と比べて津山市が遅れている面は多々ある。

どう改善していくか、それだけです。

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント