知らなかったけど知ったこと。節分前だからこそ多くの人に知ってもらいたい話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は市内を回る中で、某所にて餅つきの話になりました。未だに毎年臼と杵で蒸した餅米を使って餅つきをされているとのことで、聞いているだけで食べたくなるような話でしたが…今年のお正月には餅の誤嚥には気を付けましょうエントリーを書いています。

お餅は殺人兵器?問題解決のために我々が本当に講じるべき対策は何なのか?

2022-01-02

豆まきの季節…節分が近くなったので、今回はその中でも触れた昨年12月の津山市議会定例会での質問について改めて書いておきます。お正月の雑煮の餅の数も、小学生の頃などに年齢の数だけ食べてやると意気込んでいた記憶がありますが…節分の豆まきでも、炒った大豆を歳の数だけ、あるいは歳の数より一つ多く食べるなどといった風習が残っている地域は少なくないのではないでしょうか?

それ、危険かも。

12月定例会での一般質問内で明らかになりましたが、津山市内の保育園・幼稚園等の中には昔ながらの豆まき、炒った大豆を撒いてそのまま食べるというような豆まきを実施している園もありました。しっかりと注意喚起する情報の周知徹底をお願いしたところですが今まで事故がなかったのは幸運だったからとも言えるのです。

硬い豆やナッツ類等を5歳以下の子どもに食べさせることは危険だからです。

注意喚起する情報は実際には出ています。上の質問動画内では思いっきり間違えて昨年3月って言っちゃっていますが…昨年の1月、つまり昨年の節分の前には消費者庁からは食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は 5歳以下の子どもには食べさせないで―という注意喚起が出されているのです。

…にもかかわらず、実際の現場には情報が共有されておらず、危険な状況が改善されないままになっていたことが大きな問題です。

今年の節分時には公立私立全園に改めて、保護者への案内を含めて周知徹底を図っていただくことで、事故を未然に防ぐために尽力していただきたい旨はお願いしてありますが…極めて大切なこと。何度も何度繰り返し、それが当たり前になるまで情報発信し続けていかねばならないことです。

先日来、保育園・幼稚園等対策委員会の副委員長を務めさせていただいている子どもの事故予防地方議員連盟節分豆に関する要請行動が、Yahoo!ニュースに掲載されました。

知らなかったことかもしれませんが…今日、知ってくださったことです。大人たちの無知や怠慢が原因で子どもたちの命が危険に晒されることがないように…何卒お願いいたします。

防げる事故は防いでいきましょう!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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