未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日、最高裁判所において在外邦人が国民審査に投票できない法律を「違憲」と結論付ける判決が出たことは、各種報道などでご存知の方もおられるかと思います…多くはないのが現実なんだとは思いますが。
これは「結論」ですから…本件についてこの先、司法の場で論じられることはありません。立法の場、国会へとステージを移し…在外邦人の投票を制限している国民審査法の改正を進めていく流れとなります。
当ブログでも以前も書きましたように…選挙権を行使していただくことと同様に、国民審査も、国民主権の観点からとても重要な意義を持つプロセスです。政治が正しく機能していくためにも…行政権、立法権と抑制し合いながらバランスを保ち、国民の権利と自由を守っていくためにも…司法権のトップである最高裁判所裁判官の国民審査の持つ意義は非常に大きいのです。
最高裁判所の判断には実際に生活を変える力があります。下に紹介する記事によると…アメリカでは連邦最高裁の判事に就く人が銃規制や人工妊娠中絶など…つまり社会的に争点になっている大きなテーマにいかなる意見を持っているのかについて、多くの国民が注視しているようです。
「国民審査、生かすも殺すも国民次第」 最高裁動かした原告の思い
皆さまにも、国政や地方自治における首長や議員などの考え方に関心を持っていただくとともに、国の将来、私たちの生活に直結してくる判断を下す立場にある最高裁判所の裁判官についても、しっかりと精査していただく機会を無駄にしないでいただけたら…と願うところです。
まさしく上記記事のタイトル通り生かすも殺すも私たち自身…一人ひとりの判断の積み重ねなのですから。
最初は声を上げるところからスタートするのです!
本日は軽めのエントリーですが、こんなところで。また明日!