ツヤマノチカラ会派視察。歴史友好都市である岐阜県可児市。議会改革の旗手、川上議員から薫陶を受ける。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

ツヤマノチカラ会派視察。日本一大きな市、岐阜県高山市訪問!重伝建保存地区の過去と現在、未来を学ぶ。

2024-02-06

昨日は高山市を訪問させていただいたエントリーを書いていますが…本日も田口浩二議員、白石まこと議員と岐阜県を訪れているツヤマノチカラの会派視察の報告的な内容です。2日目の今日は津山市とは歴史友好都市の関係にある可児市を訪問させていただきました。

可児駅は昨日訪れた高山駅に比べるとかなりこぢんまりとした印象。しかしながら可児市は津山市よりも人口が多く、2月1日時点で100,150人。名古屋をはじめとしたまちのベッドタウンとして未だ10万人を維持しており、人口減少段階には入っているものの、津山市とはスピードが圧倒的に異なっています。そのあたりも学びたいポイントの一つではありますが…今回の視察の最大の目的は、実はそこではありませんでした。

駅周辺の駐車場利用料金なども津山市と同程度の印象でした。都市部の皆さまからしたら「激安やんけ!」って金額かもしれませんが…だからこそなのか、特に津山市の少ない人が駐車場料金に関しては非常にケチケチしている印象があります。車という交通手段にも維持管理にはもちろん、ランニングコストとしてもガソリン以外にも相応の費用が掛かることを忘れてはいけませんね。

相互の交歓を基に友好と親善を深め、地域の発展と住民福祉の向上を期することを目的として都市縁組を結んでいる可児市と津山市は、歴史的に関係が深く…要は、津山城を築城した初代津山藩主の森忠政は、そもそも美濃国金山(つまり現在の可児市!)の生まれであるってことなんです。

織田信長の小姓として高名な森蘭丸(本人も蘭ではなく乱の字を使っており、学術的には正しくは森”乱丸”と書くべきだと…今回の視察でも熱い思いをご案内くださった職員の方から伺ったところ!)などを兄に持つ森家において、10人きょうだいの末弟として誕生した忠正が様々な経緯の果てに家督を継ぎ、美濃国から皆さまご存知のはずの(?)美作国(津山市を含む現在の10市町村にわたる岡山県北エリア)にやってきたという歴史それ自体が、極めてドラマチックで奇跡的な出来事だなということ…そしてその事実がなければもしかしたら、津山市の現状自体が今とは全く異なるものになっていたかもしれない、ひょっとすると自分自身が今ここにいなかったかもしれないな…などと妄想を膨らませながら、市役所を訪れました。

可児市役所は高山市役所に比べると津山市役所寄りと言うか…より機能的でシンプルなつくりという印象の、立派な建物でした。アイキャッチ画像は市役所内での座学タイム終了後に、可児市議会事務局職員の方に撮影いただいたものですが…手の位置が何とも中途半端な瞬間を切り取られてしまいました。確認すれば良かったけど、移動用のタクシーに待っていただいていたため大急ぎでしたので仕方ナシ。

つか私、ホグワーツの生徒みたいですな!

ホグワーツってのはあの有名な魔法使いが登場する作品の重要な舞台である魔法魔術学校のこと。映画を観たことがある方なら確かに…って思ってもらえるのでは?私…魔法でも使おうとしているかのようなポーズをとっていますので、もう一度トップの画像をご確認ください。ダブり過ぎ太り過ぎのこんな生徒はいませんが…。

今回は仕入れたてのこのコートを着て行った甲斐がありました。

何人かにはカッコイイですねとか、どこで買うんですかとか突っ込んでいただけたのでね…さて、どこかで皆さまにも直接見ていただける機会があるかな?

話が逸れるところでしたが…。

可児市では議会改革を学ぶことが最大の目的!

もちろんそれだけでなく、歴史友好都市としての結びつきを議会の方から深めていくという狙いや、美濃金山城の跡地などを訪れて津山城跡の保存そして活用についての参考とさせていただくことなど…津山にポジティブな効果をもたらすことに繋がると期待できる多岐にわたる項目について、知見を得るための視察でした。

ただツヤマノチカラは、津山市議会のどの会派よりも本気で、議会をより良くしていくことにこだわっている会派だと自認しています。それぞれ考え方も感じ方も、属性やバックグラウンドも全く異なる田口、白石、三浦が集まって活動している最大の目的は…一人で動くよりも、三人で動いた方が、津山市議会をより良くするために効果的だからに他なりません。

津山をより良くしていくためには、まず議会をより良くしていかねばならない。

これはまだ白石議員が議会に入ってくてくださる以前…安東議員と田口議員と共に会派を立ち上げた時から変わらぬ姿勢であり、その実現のために絶対に訪れなくてはならないまち、学ばなくてはならない議会の一つが、可児市議会でした。

可児市議会では事務局の皆さまと共に澤野議長、当選13回で最年長の林議員、そして現在は監査役を務めておられる議会改革の旗手、川上議員にご対応いただきました。昨日に引き続き、会派代表として僭越ながら私が冒頭に挨拶をさせていただきました。

林議員は視察開始前にお時間を取ってくださり、可児と津山との結びつき、ご自身と津山市の諸先輩との縁などについてお話を伺いました。澤野議長からは研修スタートにあたってご挨拶を賜った後、公務のために離席されましたが、最後にお見送りくださいました。そして、川上議員の熱過ぎるプレゼン、とゆーか講義がスタート!珍しく田口議員も質問しまくって(いつもは白石・三浦に優先的に質問させてくれると言う意味!)、予定されていた1時間半なんてリアルに「アッ!」と言う間に終わってしまった印象です。


川上議員には、私淑してきたと言って良いレベルで勉強させていただいてきています。

先だって当ブログでも紹介させていただいた日本最大の政策コンテストであるマニフェスト大賞の特別企画であるManifesto Awards Collection(通称マニコレ)等の企画にも、その中心でタクトを振る存在の一人として関わっておられます。

マニコレ2日目!全国の議会や自治体の先進事例が集まるイベントで、津山市議会議員の俺氏が司会…だと?

2024-02-01

津山市議会の公式行事をパスしてまで参加…?Manifesto Awards Collection!

2024-01-31

議会としてコンセンサスを得て、本当に市民にとって有意義な改革を進めていくためにどのように動いてきたのか…ざっくばらんにご説明いただきながら、津山市の現状についてもご理解いただき、現状改善のためのアドバイスを頂戴するなど、参考になる話を沢山伺いました。ただ、とっさに振られた津山・津山市議会に関する質問に誰も答えられないこともあるなど…我々3人もそれぞれ頑張っているつもりですが、そんなの当たり前過ぎる話で…情けないことではありますが、うちの会派もまだまだ日本のトップランナーと比べると甘過ぎることを痛感させられた時間でもありました。

精進します!

おかげさまで津山市議会で講じていくべきアプローチ、具体的改善策を幾つか思い付きましたし…もちろん田口・白石両名も思うところは少なくなかったはずですので、しっかりと現状改善に役立てていきます。

その後は戦国山城ミュージアムと観光交流館、そして美濃金山城跡へ。

見る人が見たらメチャクチャ懐かしいであろう津山市の写真なども拝見!

展示説明中にも”津山”の文字が随所で見られました。

観光交流館では甲冑を着て城跡に登ることが出来るという興味深過ぎる体験も行っています!挑戦したかった!

可児市、また訪れたいです。

川上議員をはじめ関係各位、有難うございました!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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