近道などない。思い込みや偏見、誤った理解を正していくためのたった一つの方法。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

臓器移植の現場に一石を投じる独白。44歳の誕生日に亡き娘の偉業を発表。

2022-05-18

沢山の方から温かい声を頂戴している上記のエントリー…44歳の誕生日に行った発信以降、TwitterFacebookのプロフィールを少し変えています。

臓器提供意思表示推奨という文言を追加しました。

もちろん、表示しないという選択肢もありますし…どういう判断も否定されるものではありません。ただ、私としてはかねてから議会でも主張し続けているように…このテーマが誰にとっても大切な、いつ誰の身に降りかかってくるかわからない非常に重要な問題で、なおかつ当事者となった際に普段通りの精神状態で冷静な判断をすることはほとんど不可能で、ゆっくりと考える時間もないからこそ…平常時に考えていただくキッカケとなればという思いでいるのです。

臓器提供という選択肢をチョイスしたある家族、個人の現実を知っていただければという思いがあるのです。それが世界を少し改善すること、今よりも少し優しい世界の実現に寄与していくと信じているからこそのアクションです。

昨日は県外から講演依頼がありました。

先だっての学会での講演を聞いてくださった方から「医療現場の関係者にこそ聞いてほしい内容でした!」と言っていただきました。

様々な考え方、様々な感じ方があるはずのテーマです。

だからこそ、大切な問題だからこそ、しっかりと丁寧な議論をしていく過程が必要なのです。私のこの姿勢は、例えば議員定数の削減案に本心では賛成しているが現時点では反対だという討論をブチかまし物議を醸した際など…今までの議会活動の中でも示し続けてきたものです。

意見が異なったとしても、話をしていくことが大切です。

誤った理解や思い込み、偏見などが広まっていかないようにするためにも…事実を丁寧にわかりやすく、そして繰り返ししっかりと、発信していき、ディスカッションすること。この過程が極めて重要であると…議員としてだけではなく、社会を構成する一市民、一人の人間として、私は考えています。

そんなこと言っていても…青だから男の子って、どこかで刷り込まれて思い込んでいたのだ!

男だろうが女だろうが、どんな色が好きだって良いし…どんな色も好きでなくたって構わないし、そもそも男だの女だのって話だって、別にどうでも良いことと言えばそうなんだよね。

そもそも俺、色のことはあまりわからないんだったわッ!

そうは言っても…思い込みも偏見も、誤った理解も…なかなか簡単にはなくならないから現状のようになっているわけです。私の仕事は極論すればその現状改善であると思っています。

ちなみに本日のアイキャッチ画像はぱくたそさんより…『頑固な老人と対話する介護士の女性の写真素材』です。この写真自体にも偏見が込められている、アイロニーたっぷりのタイトル付けが実にぱくたそさんらしいと感じる一枚ですが、世代や性別や立場や考え方などの違いを超えて、個人を超越した意思形成していくためには、話をしていくプロセスがとても重要なのです。

どうやってもわかり合えない相手もいるけどねッ!頑張ろっと!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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