未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
2月22日ということでニャンニャンニャンとニンニンニン…猫の日&忍者の日だった本日は結構な距離動き回りました。情けない話ではあるのですが、私が全くと言って良いほど知らない分野…林業関係の勉強を大先輩の案内で朝からさせていただき…訪れた先で数年ぶりとなる方との思いもよらない再会があったのも嬉しく、新しい知見を得ることはとても良い刺激になりました。あくまでも議員としてお邪魔している中で、津山市に対しての要望なども伺いましたので…今後もしっかり学んで、活動範囲を広げ、フォローできる分野を広げていかないとならないなと強く感じたところです。
この地球上に同じ人は一人としていないように、津山市議会でも議員はそれぞれ異なる人間であり、バックグラウンドが全く別物であるわけですから考え方や感じ方が異なるのと同様に、それぞれの得意分野や関心の高い分野、質問でよく触れる分野なども違うわけです。私自身で言えば、教育や子育て関連、デジタル関連の施策はもちろん、情報の受発信や観光振興関連の取り組み、心と体の健康に関わる施策や生きづらさを抱えている方々への対応、防災対応や事故予防をはじめとした安心・安全な暮らしを守るための施策に関する分野にかかる課題などについて、積極的に取り組んできています。
しかしながら、市民の皆さまから寄せられるご意見・ご要望、困りごとは多種多様です。自分が対応するよりも目的達成への近道であると思われる場合など、私自身よりも適任だと思われる別の津山市議会議員を紹介してご対応いただいたこともあります。
スペシャリストの議員がいてももちろん構わないと思っていますが、残念ながら私は基本的に何の専門家でもありません。ある道を極められるような才能も持ち合わせていなかったし、たゆまぬ努力をしてこなかったことは他ならぬ私自身の不徳の致すところで情けない話ではあるのですが…それでも、できることはあると勝手に自己肯定しています。
私の理想とする議員像は、スペシャリストよりもゼネラリストなのです。
ゼネラリストとは、広い範囲にわたって知識や経験、あるいは技術などを持つ人のことです。広く浅くと言うよりは、言葉の持つ本来の意味としては”万能人”に近いのかもしれませんね。ただ当然ながら何もかも一人で対応することは、どんな専門家にもできないように、どんなゼネラリストにもできないことです。一人の人間の持つチカラに(可能性は無限にあると思っていますが)マンパワーとして考えたときにどうしても限界があるのは当然のことです。
だからこそ、求められるのは臨機応変さや柔軟さ…引き出しの多さだと考えています。
自分一人で対応できるなら対応するし、繋ぐべき相手がいるなら繋ぐし、誰かに協力を求めて共に対応するのが最善であるならそうするし…それこそ、場合によっては対応しないという選択が最も最善であると考えられる(例えば極めて個人的な利害に関わるような内容で、公人として関わるべきではないと考えられるようなケース)際には”何もしない”という選択(もちろんその旨は伝えますが)もできるような議員であることを目指しているのです。
ハッキリ言ってしまえば、それなりの割合で、極めて個人的な相談を受けます。その場合には助言等を含め、津山市や津山市議会議員としてどうこうできる内容ではないこと、そういった対応が望ましくないと考える理由を含めて説明しますが…まぁ当然ながら相談者にはあまり良い顔はされません。
ただ、ここは曲げてはいけないところだと考えています。
公人であること、議員であることを利用して私利私欲を満たすようなこと、個人的な利益追求に繋がるような動きをするのであれば…それは完全なる背任行為。難しい決断を迫られるシーンもないとは言えませんが…それでも決して、選んでくださった皆さまと自分自身に嘘をつくような道を選びとるような決断をしないことこそが、結局は目指す議員への唯一にして最短のルートになるのだと、そう信じています。
今日もある方とそんな話をしましたが…正直者が馬鹿を見ることがないような、そして少しでも優しいまちになるように、津山市をより良くしていくたいと思います。
アイキャッチ画像は忍者の日ということで、今年は規模をかなり縮小して参加人数を限定し開かれた、毎年参加しているある団体の総会時の一コマ。
地域を盛り上げる手法、自治体を元気にしていく手段は無限にあります。
それが効果を期待できる内容である限り…あらゆるアプローチを応援していきます。
猫の日と言えば、下記エントリーで紹介した保護猫だったチビニャンコも元気に大きくなりました。むしろ元気すぎ(?)いたずらっ子に成長して、毎日飼い主さんを困らせつつも楽しませてくれているようです。
本日はこんなところで。また明日!