津山の子どもたちの給食、どのように作られて届けられている?津山市草加部の学校食育センターを視察。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山市議会の総務文教委員会による草加部学校食育センターの視察がありました。アイキャッチ画像は視察に参加した同委員会所属の同僚議員との一枚。津山市では小学校27校、中学校8校において完全給食を実施しており、米飯は市内35校分の全てをこの草加部学校食育センターで炊飯し提供しています。

子どもたちの口に入る給食が料理されている現場のリアルを、夏休み中の稼働していないタイミングではありますが…だからこそ時間を掛けてじっくりと拝見するとともに、丁寧な説明を津山市教育委員会の教育次長、保健給食課長、そしてセンター長から伺うことができた、興味深い内容の視察になりました。

個人情報が掲載されているものも沢山あったので公開は差し控えますが、子どもたちからの感謝の手紙なども数多く寄せられており、児童生徒にとって非常に大切な場所であることを再認識するとともに、大量調理が可能な市内に二つしかない給食センター(あと一つは戸島学校食育センター)として、災害時の対策や、真っ最中である長期休業中のあり方などに思いを巡らせつつ話を聞きました。


何度も書いてきましたが…津山市議会には4つの常任委員会(常に設置されている委員会で、津山市行政におけるあらゆる課題がいずれかの委員会の所管事務の中に含まれる)があり、全ての議員が必ずいずれかの常任委員会に所属することになっています。以下は特別委員会も含めた、現在の津山市議会議員の委員会所属の状況です。

なお、全ての委員会では基本的に審議の様子を傍聴することが可能(要申し込み)ではあるのですが、実際には平日の日中に傍聴可能な方々は多くありませんし…会議録はどの会議でも作成されているにもかかわらず公開されていない上に…本会議と異なり、YouTube等での中継や録画公開もされていない状況です。まずはそこを変えていきたいとずっと思っており、現在も議会活性化調査特別委員会において取り組んでいます。

常任委員会 (令和5年5月12日現在)

委員会名 総務文教委員会
定数 7人
委員長 金田稔久
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
末永弘之
寺坂典子
中島完一
広谷桂子
三浦ひらく
所管事務 企画財政部、総務部、税務部、地域振興部、出納室、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会及び監査委員の所管に属する事項、他の常任委員会の所管に属さない事項

 

委員会名 厚生委員会
定数 6人
委員長 髙橋寿治
副委員長 ほかぞの千晶
委員
(50音順)
秋久憲司
勝浦正樹
近藤吉一郎
田口浩二
所管事務 環境福祉部、こども保健部の所管に属する事項

 

委員会名 産業委員会
定数 6人
委員長 森岡和雄
副委員長 政岡大介
委員
(50音順)
上山はるうみ
白石まこと
松本義隆
丸尾 勝
所管事務 産業経済部、観光文化部、農林部及び農業委員会の所管に属する事項

 

委員会名 建設水道委員会
定数 6人
委員長 岡田康弘
副委員長 政岡哲弘
委員
(50音順)
河本英敏
津本辰己
原 行則
吉田耕造
所管事務 都市建設部及び水道局の所管に属する事項

 

議会運営委員会・特別委員会 (令和5年6月12日現在)

委員会 議会運営委員会
定数 6人
委員長 政岡哲弘
副委員長 三浦ひらく
委員
(50音順)
勝浦正樹
近藤吉一郎
広谷桂子
政岡大介
所管事務 議席、会期、会議日程、議事日程、議案、請願・陳情等の取扱、本会議の議事運営、一般質問及び緊急質問、議場の秩序維持、議会の会議規則、委員会に関する条例その他の法令、議長の諮問に関する事項

 

委員会 広報調査特別委員会
定数 7人
委員長 吉田耕造
副委員長 寺坂典子
委員
(50音順)
岡田康弘
白石まこと
津本辰己
原 行則
丸尾 勝
所管事務 市議会広報、広報紙の編集方針・編集内容等についての調査研究

 

委員会 議会活性化調査特別委員会
定数 8人
委員長 三浦ひらく
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
金田稔久
末永弘之
髙橋寿治
ほかぞの千晶
松本義隆
森岡和雄
所管事務 議会活性化に関わる諸問題についての調査研究

常任委員会に関しては、前任期の4年間はずっと厚生委員会で勉強させていただきました(所属委員会は2年ごとに決定します)が…2期目の最初の2年間は、ある意味では最も多くの分野について所管していると言って良い総務文教委員会(他のどの委員会の所管にも当てはまらない事項は総務文教委員会の所管に属すことになる)への所属させていただいています。厚生委員会で所管している事務もまだまだ勉強しつつ、意見を直接届けていく仕事をしたいなと思うところではありましたが…議員としての活動と知識、経験の幅をさらに広げていく意味でも、そして私自身の最も重要視するポイントの一つである教育委員会に関する事務を所管する総務文教委員会への所属は、希望した結果として認められたもので、現在は委員として、本会議では触れられないような深く細かいところまで委員会審議の場において議論しているところです。

視察させていただく中で、大変に厳重な安全対策と衛生管理が講じられた上で、業務に当たっておられることが確認できました。ただそれでも、ある意味ではどうしようもない現実として…異物混入などが発生してしまうリスクをゼロにすることはできないわけです。万一が起こってしまった際にはしっかりと原因分析や再発防止の取り組みを行なってくださってきているわけです。実際に拝見しましたが…そうした事実を外部に広報していくための動画を、すでに何年前だかわからないくらい以前に作っておられ、しかもその動画を(どういう形でかは聞きそびれましたが…)全小中学校に配布しているとのことでした。

公開要請しておきました。

しっかりとやってくださっているわけですから…特に保護者の皆さまに対してしっかりと発信し、安心・安全な給食を提供できるように努めていると伝えていくことで理解を広げる過程は、誰にとっても必要なプロセスと言えるはず。当然ながら動画の作成にもコストが費やされ、原資は税金であるわけですから…ある意味では子どもたち以上に当事者であると言えるかもしれない保護者の皆さまに対して、その取り組み内容をわかりやすく丁寧に説明し、届けていくことは絶対に外せない取り組みであると考えます。

進展があれば即時共有します!

とても細かく、そしてわかりやすく…ルールや情報の共有がしやすい環境が整えられていました。現場で調理に従事される方々とは今回はお話をしていませんが、職務に真摯に向き合ってくださっていることが伝わってくる環境でした。だからこそ、この場で働いている方々の仕事の様子が伝わる内容だった動画の公開がなされていないことは残念でしたし、改善されることを期待しています。

それは子どもたち、保護者の皆さまはもちろん…津山市にとっても、プラスに働くことだと確信しています。

13時半からの視察でしたがやっぱりどうしても、給食を食べたい気持ちになってしまいました。私自身は中学校・高校は基本的にお弁当でしたが…給食は小学校生活の中で最もテンションが上がる時間の一つでした。ただ、この時間が苦痛になるような子どもたちがいることも把握していますので、そのあたりには配慮が必要だと考えています。

世代や地域の違いでメニューなども含めてギャップがあるのもまた、楽しいっちゃ楽しい。

私が一番好きだったのは…みんな大好き、カレーライスなんですけどね!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント