大村市に学ぶ。地元の方と触れ合いまくったコドジコ視察で優しさに包まれる。やはり目指すは優しい世界!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

武雄市図書館を視察&樋渡元市長と懇談。子どもの事故予防の聖地、大村市にてコドジコメンバーで勉強会!

2024-04-11

子どもの事故予防地方議員連盟(通称コドジコ)の有志メンバーによる視察研修…佐賀県の有名すぎて楽しすぎる武雄図書館を訪れ、コドジコにとって聖地中の聖地とも言える長崎県大村市でリスペクトしまくっている出口貴美子先生に直接お会いした大興奮の昨日については上記エントリーをご参照いただきたいところですが、本日も引き続き…一泊二日の強行軍出張の二日目でありました。

諸事情によりネットカフェからの出陣でしたが、津山市同様に乗り損ねると一時間以上待たないといけない時間帯もあるバスに揺られながら…誰よりも早く朝の集合場所である大村市役所に集合(9時40分集合なのに9時には到着していた感じ)。

幸運なことに、車内で”あのボタン”を押すことができたので大満足でした!

ところで今回は、今年設立から5年目になる子どもの事故予防地方議員連盟の活動の一環として、初めての宿泊を伴う視察研修だったわけですが…何しろ今年5年目ということはほとんどコロナ禍と重なっていたわけです。私自身はオンラインの勉強会やミーティング等にはできる限り積極的に参加させていただいていたものの、実は多くのメンバーと初対面でした。

「え?ひらくさん初対面だっけ?」

何人もの方に同じことを言われました。ある意味ではそれだけzoom等でコミュニケーションが濃密にとれていたという証ですし、もしかしたら当ブログ等もそう感じていただく一助になっているかもしれないので喜ぶべきことなのかもしれません。オンラインでは様々な機会でお顔を拝見したことがありましたが…子どもの安全管理士の資格を出口先生と共に認定してくださった園田裕史大村市長にも、今回初めてリアル対面できるなど、多くの新しいご縁を頂戴できたことに感謝しています。

市長だけでなく副議長にもご挨拶をいただきました。また有難いことに大変お忙しい中、市長には私たちからの様々な質問等にもお答えいただきました。コドジコとしての、大村市の取り組みをもっと多くの皆さまに知っていただくため…つまり全国区にしていくための取り組みの充実のお願いや具体的手法の提案という、普通に考えると結構な行き過ぎ感もある無茶なリクエストに対しても、とても好意的にお答えくださったことに感謝です。

こども未来部長をはじめ、職員の皆さまからも子どもの事故予防をはじめとした大村市の様々な取り組みについてのレクチャーをいただくなど、非常に丁寧にご対応いただいた印象です。諸々段取ってくださった地元・大村市議会議員で前議長の、子どもの事故予防地方議員連盟のメンバーでもある村崎浩史議員のお骨折り…その完璧なアテンドは、感謝を超えて感動レベルでした。

余談ですが、大村市こども未来部では大村市としての公式発信とはまた別に、こども未来部独自にFacebookとInstagramでアカウントを運用しておられます。発信に力を入れていること、メインターゲットとなる層の市民が本当に求めている発信手段が何なのか、しっかりと考えられた素晴らしい姿勢だと感じます。よその自治体議員が大挙してきて市政に対してリクエストされても…って話だとは思うのですが、我々の声に真摯に耳を傾けてくださった見習うべきスタンスだけでなく、市長ご自身が日常的に市民の声に向き合う姿勢を持っておられることは、市役所正面玄関を入ってすぐに理解できました。

大村市役所での行程を終えるところまでが、今回のコドジコの視察のメインスケジュールでした。

その後は議連メンバーの多くはオプションツアーとして、先だっても各紙で大きく報じられていましたが4年連続で全国の24の競艇場の中での売り上げがトップ…2023年度に開催したレースの売上金は1,746億6千万円にも達したという、大村市の大きな魅力の一つでもある競艇場、そしてボートレース場の複合施設化事業の一環として生まれた、子どもたちの健全育成や世代間交流の場所となっているコミュニティパーク グルーンおおむら(2022年11月25日オープン)を視察するプランに参加、当初はせっかくなので私も参加する方向でした。

その後に一人でトコトコと、これまた大村市の魅力の一つ、図書館好きとして絶対にスルーできない場所…県立図書館であると同時に市立図書館でもある、202万冊収蔵可能で現時点でも130万冊超を収蔵している”みらいon図書館”を見に行くつもりだったのですが…村崎議員が館長によるガイドを段取ってくださったので、ボート組と別れ、神薗麻智子議員中村豪志議員という大都会渋谷のお二人と共に別行動をとることに。

議員それぞれ視点も異なりますし…興味関心対象も異なることは当然です。言うまでもなく自治体それぞれが抱える事情も違うわけで、ぶっちゃけ私が公営ギャンブルを見に行っても、津山市に落とし込めることには限りがあるなとは思っていたので…絶対楽しいやつだから後ろ髪を引かれる思いもありましたが、みらいonの広い館内を、図書館長と歴史資料館長お二人の解説付きでバックヤードまで見せていただける機会を優先させていただいたわけです。

歴史資料館のシアターでは現在、天正遣欧少年使節の旅を紹介する約8分間の映像を上映しています。全編を視聴させていただきましたが、メチャクチャ引き込まれました。そしてその作品上映後には、南蛮屏風の映像の中の人物や動物を触ることで様々な反応が楽しめる、あのチームラボによるデジタルコンテンツ「南蛮屏風図 天正遣欧少年使節」を楽しむこともできます。こちらは専用アプリを入れることで、オリジナルの4少年を南蛮屏風の世界に投げ込むこともできるそうなのですが、それを楽しむ時間は取れず…やってみたかったので残念!

ランチ(せっかくなので、併設レストランで長崎グルメとして有名なトルコライスを…ここのトルコライスはトンカツではなく唐揚げですが美味しかったです!)を食べている際にも話したのですが、昨日の武雄市図書館同様に、こうした施設の存在はそこに住む理由になるほど価値があると…少なくとも私たち3人は感じました。もちろん図書館も資料館も、市外の私たちでも楽しむことはできます。

渋谷区のお二人とは視察後に帰りの便の都合で別れ、当初は二十数人での視察でしたが最終的に私一人で行動する感じになりました。グルーンおおむらに行った皆が共有してくれた写真を見て「やっぱり絶対楽しいやつじゃん!」となり…行こうかなとも思ったのですが…諸事情により断念。

ところで、狙って撮られたわけではないと思うのですが…コドジコメンバーが共有してくれた昨日の写真の中に、非常に興味深い連続写真があったので載せておきます。言い訳をしておくとこれでも話はキチンと聞いているんですよ!

ただ、一人だけ全然違うところを見ているのがよくワカル…。

ま、そんなわけで…その後も独自の視点で一人でウロチョロしたおかげで(?)、観光コンベンション協会の方とご縁をいただきアイキャッチ画像の写真を撮っていただくなど…大村市を最後まで満喫させていただきました。津山市到着は22時半を回っておりましたが、充実した良い一日になりましたので改めて、お会いした全ての皆さまにお礼を申し上げます。

有難うございました!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント