未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日に引き続き、全国市町村国際文化研修所(通称JIAM)での研修がメインの一日でした。
議員だけでなく職員の皆さま方とも色々とお話する機会をいただけたり、研修内容そのものの多くが有意義だったことは言うまでもなく、様々な意味で実りのある、非常に充実した時間になったと感じています。
沢山のご縁をいただけたことが最大の成果。
アイキャッチ画像は、例によって事務局の皆さまにもご無理を聞き届けていただきまして…最後の講義終了後に、講師を務めてくださった株式会社CARTAの代表取締役、矢田部美里さんに、お忙しい中を研修参加メンバー有志との記念撮影に応じていただいたものです。
矢田部先生からはいかに商品価値を創造していくか、自社製品をもとにして極めて具体的にプロセスをご説明いただけたことで、改めてデザインの重要性などを再認識することができました。熱心な当ブログ読者の皆さまならよくご存知のように…デザインにこだわる私としては、メチャクチャ興味深いお話でした。
研修中に実際に私たちの席に回してくださった唯一無二の”プロダクト”の存在感は、どう考えてもメイン購買層に当てはまらない私でも(これ、何か欲しいな…。)と感じてしまうほどでした。有田焼に分類される肥前吉田焼の容器(木製の蓋でがまた良い感じ!)、そして喜界島の天然珊瑚のみで構成されるディフューザー、そして文字でどんな形容詞を用いて表現したところで伝えにくい香りと、こだわりが詰まったフレグランスオイルを、ほとんどECで売ってしまうという魅力を計画的に生み出していったプロセスには、ご説明くださった以上の労苦があったはずですし、試行錯誤の積み重ねがあったのだろうなと感じました。
一緒に目的を達成していくための仲間、チームと心を一つにするための大事なこととして…情熱と具体性を挙げられていたことも心に残りました。
仲間と言えば…今回は津山市議会からは5人が参加していたのに、皆で一緒に来たわけではなかったので5人一緒に記念撮影しようと思っていたのにすっかり忘れていました(仲が悪いわけではありませんよ!)が…最後の最後に会派ツヤマノチカラの3人では写真を撮りました。
本日の研修では、一コマ目の講義を担当してくださった秋田大学教育文化学部准教授の益満環先生のお話も「地域マーケティングによる戦略的なまちづくり」と題されてはいましたが、ブランディングの観点からも非常に参考になる話で、なおかつ、矢田部先生のお話同様にモノだけではなくコトにも転用可能だと感じられる哲学、考え方を可能性として大いに感じさせてくれる内容でした。
取り組みに周囲の人を巻き込んでいくにあたっての唯一の条件は、未来志向であること。
これができない、あれができないと最初から否定的なことを言うような人たちは必要ないと、ハッキリ言い切ってくださったことは清々しく、まさしくその通りだと思うところでもありました。大学生という、かなり若い層の皆さまを中心に諸々の課題に取り組んでいるにもかかわらず…と言うよりはむしろ”だからこそ”なのだろうなとも感じたのですが、志と目的を共有し続けるために月に一回は基本的にリアルで(コロナ禍の中でもリアル開催していたと伺っています!)全員で集まるようにしているとのことでした。
お二人のお話は政治や議会、そして社会をより良く変えていくためのヒントに満ちていたように思っています。
研修終了後もあれこれと動いているうちにどっぷりと日が暮れてしまいまして…よほどもう一泊して帰ろうかと思ったのですが…翌日の仕事の関係もあり、結局は深夜になりましたが何とか日付変更前に帰宅。
今回の研修、特に二日目の本日は議会議員としても価値ある話を聞けました。ブランディングやマーケティングの観点からも得たものは、6月議会はもちろん、個人的な発信をはじめとした普段の生活の中や、議員としての活動以外の場でも活用していくつもりです。
二日間でお会いした皆さま…改めて、本当に有難うございました!
本日はこんなところで。また明日!