メタバースで不登校支援の実例に学ぶレノボ・ジャパンのセミナー&現職教職員と語り合う校則議連の研修。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

4時起きの始発便スタートで、東京に来ております。

天気が良くなることは把握していたけど…こんなに暑くなるなんてって感じ!

朝晩はまだまだ冷え込む岡山のイナカマチからやってきたイロモノ議員…この人、何でこのクソ暑いのにコートなんて着ているのって感じで半袖の若者に怪しい目で見られ(被害妄想)、肩身の狭い思いに耐えきれず(単に暑かっただけ)、コロコロ引いているスーツケースの中に仕舞い込みながら、なぜ荷物が増えるだけなのに着てきてしまったのかと悔いていました。ちなみにスーツ自体もまだ冬用を着ている衣替えの遅いボクちゃんなのです。

日中の予定のメインは秋葉原にて。

ご存じの方も多いであろうPCメーカー…レノボ・ジャパンさんが主催されたイベントに参加することでした。

東京都で昨年9月から取り組まれているVLP(Virtual Learning Platform)事業において、すでにメタバース空間を活用した不登校支援などに取り組んできている墨田区、渋谷区の教育委員会の先生方の実例ベースの話なども伺うことができてました。実際に子どもたちが使っている端末を用いてメタバース空間の体験もさせていただくなど、2時間弱と決して長くはなかったものの、非常に参考になる点が多い時間となりました。

実際に現場で中心になって取り組まれている先生方から、メタバースはあくまでも選択肢の一つ、手段の一つに過ぎず、この事業を行ったからといって劇的な改善が見込まれるものではなくハマる子とハマらない子がいるが、これまで有効な支援の手段がなかった子どもたちの少なくとも何%かに対しては、間違いなく望まれていたアプローチになり得るものだという話が伺えたこと。そしてまずは人と関わるキッカケづくりになるのだと言い切っていただけたことを伺えたのは非常に心強かったです。

メタバース何それ美味しいの的な津山市の多くの現場においても、こうしたアプローチは今後必ず求められていくものであり、本当のことを言えば今も確実に求められているものです。そういう声があることを把握しているからこそ書いていますし、当事者支援に長く携わっている身としても、現状改善のため議会でも取り上げ続けていくつもりでいます。

定員60名の会でして、各地から教育委員会の面々を中心に多くの先生方が参加されていましたが、議員の参加は私だけのようでした。都市部と地方部における先進的な技術を活用したアプローチには、一般論としては圧倒的に差がありますが、首長や教育長というトップのやる気次第では、大きく状況が変わる可能性があるりわけです。そうした実例は地方部にでもいくらでも転がっていますし、その件については、その後、日が暮れた後にオンラインで開催された校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟の研修において、学校現場の先生方との意見交換の中で大いに盛り上がった点の一つでした。

アイキャッチ画像はその際の一枚ですが、昨日の勉強会でもオンラインで顔を合わせたメンバーとも再会。まずは津山市議会においても私が取り上げ続けている、子どもたちの意見表明権や自己決定権などにしっかりと配慮した上でのルールメイキングのあり方について、NPO法人カタリバの取り組みについてご説明いただきました。

最初の話だけでも具体的改善案として提案することを思いつくキッカケなども含め、多くの気づきと学びをいただけましたが…最もエキサイティングかつ有用だったのは、ブレイクアウトルーム(参加者がいくつかの部屋に分かれてグループで話すことができるzoomの機能)を活用した、グループ討議とも呼ぶべき時間で、それぞれの部屋に教育現場の先生方と議員がほぼ半々ずつに割り振りされて、概ね15分×3セットの、とても闊達な意見交換ができたことでしょう。

もちろん私は、自分自身が参加させていただいたグループで話し合われた内容しか直接的には把握できていないわけですが…最後にはそれぞれのグループが話し合った内容の共有タイムがありました。我々のグループで話し合ったことについては私の方から説明させていただきましたが、何しろ先生&議員と言えば…それこそ、話せと言われればいくらでも喋り続けることができる人が多い職種と言えるわけで、促すまでもなく皆さま、話す話す。

まぁ、お前が言うなと言われるでしょうが…今回は結構マジで、聞き役に回ったのよ!

先生方のお話がメチャクチャ面白かったし、非常に参考になったからです。

自分自身のやりたいこと、思いを実現していくためにどのように周囲を巻き込んでいくのかといった話から…上でも少し触れた、トップに納得してもらって進めていくために心がけていることや具体的手法など、ここには書けないようなことも含めて、大変に興味深いお話を聞かせていただきました。自分自身がアピールするような場ではありませんし、現場の声をしかも複数同時に聞ける貴重なチャンスを存分に活用させていただいた次第です。

うちのグループでは耳だけ参加(聞くこと専門で発言はしないという意味)予定だった方も我慢できずに(?)お話されてしまうくらいに盛り上がったので、”教員と議員の思いを繋ぐ場”として…今後もこの会を継続的に開催していただきたいというリクエストを、我々の総意として最後に述べたほどでした。

日中のメタバースの件、そして昨日の勉強会同様に、不登校対策にも繋がる盛り沢山の学びが得られた充実した研修になりました。

どうする?待ったなしの不登校対策。数年先の改善では今の子たちは救われぬ!学びの多様化学校のあり方。

2024-04-24

関係各位に感謝しています!

研修終了後にラーメンを食べに行ったら、お目当てのお店は終わってましたけどね…。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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